【40代編集長の婚活記#171】ギャップ萌えと偶然の一致に、40代独女「決意」する!
OTONA SALONE / 2019年11月13日 17時0分
紆余曲折ありまくりの40代の婚活。44歳から始めて3年以上が経過した、OTONA SALONE編集長・アサミ(47歳)の婚活。やっとのことでお付き合いする男性ができるも、たった3カ月でフラれる。
失恋直後、知人Y嬢から誘われた飲み会でバツイチ男性のゲームさん(48歳)と出会う。ゲームさんが好意を持ってくれているらしいし、直接連絡も取っているのに、なぜかY嬢含めて3人で会うことになり……⁉ この物語は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
3人で会うことになった理由
なんで2人じゃなく、3人での食事なのだろう……? そんな疑問をかかえたままだったが、Y嬢の発言でその理由がわかった。
Y嬢「今日は3人での食事ってことで不思議に思われたかもしれないんですけど。アサミさんとゲームさん、お二人で行かれたらと提案したんですけど、ゲームさんが緊張するから一緒に来てくれっておっしゃるんです」
ゲーム「いきなりバラすんだ(苦笑)」
そうなんだ……。ゲームさんったら意外とシャイなの。ちょっとかわいい、かもしれない。
アサミ「照れ屋さん(笑)。そんな風にお見受けしなかったです」
Y嬢「ですよね! それがまたギャップ萌えポイントではあるんですけど」
ゲーム「いいから、もう。よけい恥ずかしい(苦笑)」
少しホッとした。メッセージのやりとりをしているうちに、私に対してガッカリした点でもあって2人では会いたくないのかもと勝手に思っていたから。
またもや起こった「偶然」
再会するまでは「もしかして嫌われたかな」と思って少しドキドキしていた。けれど、最初の会話で一気にその緊張がほぐれた。
そこからは、前回会ったときと変わらない和やかな雰囲気になった。
ゲーム「アサミさん、知り合いに山本△子っているでしょ?」
アサミ「山本△子って、PR会社のですよね? 大学時代からの友達です。ゲームさん、知り合いなんですか?」
ゲーム「うん。仕事でつながりがあって。あとさ、鈴木〇子も知り合いでしょ?」
アサミ「え、鈴木〇子って、広告代理店に勤めている〇子さんのこと? 仕事で何度か会ってます」
ゲーム「そうそう。オレも知り合いなんだよね」
そのあともゲームさんの口から続々出てくる出てくる、共通の友人や知人の名前。その数、ざっと10人近くにのぼった。え、まさかそんな偶然が!!
共通の知り合いの多いこと!
Y嬢「めっちゃ多くないですか、共通のお知り合い!」
アサミ「びっくりしました……。年齢が近いのもあるのかもですけど、こんなにカブっているとは!」
ゲーム「うん、オレも驚いたんだよね」
びっくりした。1歳違いだし、共通して好きな音楽があることまでは“世代”なのかなと思っていたけれど、共通の知人がこんなにいるなんて。
ゲーム「話をしていて親近感があるなぁと思ったけど、実際に近いところに知り合いがたくさんいたんだ」
アサミ「そうなんですね……。むしろ今まで会わなかったことが不思議なくらいですね」
Y嬢「でも逆に、それだけ共通のお知り合いがいても、会わないものなんですねぇ!」
「出会いのチャンス」を広げる方法
なるほど、Y嬢の指摘はもっともだ。
確かにこれだけ共通の知り合いがいても、出会わない相手っているのかもしれない。近いところにいながら出会うチャンスがない人。その中に、実は気が合う人はいたりするのかもしれない。
ゲームさんだって、Y嬢がたまたま私の婚活話をしてくれたから出会ったわけで……。私が婚活をやっていなかったら、やっていたとしてもこっそりやっていたら、ゲームさんを紹介されることはなかった。
そう思うと「婚活をやっている」とオープンに言うことは、やっぱり出会いのチャンスを広げる大事なことかもしれない。
俄然、興味がわいてきた
ゲームさんとY嬢と私の3人での食事会は、共通の話題がさらに増えたことはもちろん、食事やお酒が美味しかったこともあり、かなり盛り上がった。
一気にゲームさんとの距離感が近くなった気がした。俄然、彼に興味が出たのでいろいろと質問をした。仕事のこと、休みの過ごし方、ハマっていること……そして以前の結婚のことも、失礼かなと思いつつも聞いてみた。
アサミ「バツイチだっておっしゃってましたけど、何歳くらいのときに結婚されたんですか?」
ゲーム「38のときだったかなぁ」
アサミ「じゃ、10年くらい前なんですね。元奥さんとはどちらで出会ったんですか?」
ゲーム「知り合いの紹介だよ」
答えにくいかもしれない質問にも、淡々と答えてくれた。
離婚問題にもつっこんでみる
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盛り上がった勢いで、離婚のことも聞いてみた。
アサミ「ご結婚してから何年くらいで離婚されたんですか?」
ゲーム「短かったよ、2年とか、そんなくらい」
Y嬢「そうなんですよ。結婚されたというウワサを聞いて、そんな経たないうちに離婚したらしいって聞きましたよ」
ゲーム「結婚したこと自体、あんまり周りに言わなかったから、離婚のこともタイミング逃した」
アサミ「じゃ、いまだに結婚も離婚も知らない人もいるんですか?」
ゲーム「学生のときの友達とか、ずっと独身でいると思ってるんじゃない?」
アサミ「言いにくいかもですけど……離婚の原因はどんなことだったんですか?」
ゲーム「まぁ、いろいろだよね」
バツイチになった経緯って?
Y嬢「離婚するときって、そういうもんなんですか」
ゲーム「まぁ、知り合ってから結婚まで短かったから、なんかあんまりお互いのことわからないまま結婚して、一緒に暮らしているうちになんかズレを感じていったというか」
アサミ「これっていう理由はないんですか?」
ゲーム「オレが仕事ばっかりで家に帰らないこともあったんだと思うよ」
Y嬢「あ、奥様からのお申し出だったんですか?」
ゲーム「まぁ、なんとなくお互いにだった気もするし」
アサミ「ふーん……。結婚生活って難しいんですね……」
Y嬢「アサミさん、そんなことないです! ウチ、楽しいですから! 結婚、いいものですよ!」
2人でナゾの「意気投合」
だいぶお酒が進んだ勢いもあって、ゲームさんのことを根ほり葉ほり聞いてしまった。まったく嫌がるそぶりもなく、ずっと淡々とお酒を飲みながら、淡々と答えてくれたゲームさん。
ゲーム「なんか、いろいろ聞いてもらえてよかった。オレはさ、アサミさんの婚活記の記事を読んだから、なんとなくアサミさんのこと理解してきたつもりでさ。なんか似てるなぁとか思ってたんだよね」
アサミ「どの辺が似てます?」
ゲーム「一人の時間が欲しいとか、他人と住む自信がないとか、マイペースがあるとことか」
アサミ「あ、もしかして結婚不適合者?」
ゲーム「うん。そんな気がしてる」
そこから先は、どういうときに“早く一人になりたい”と思ったかの話で盛り上がった。それもまたびっくりするくらい共通の感覚があった。ナゾの意気投合(笑)。似たもの同士なのかしら、ゲームさんと私って。Y嬢だけが不思議そうにポカンとした顔をしていた。
40代の独女、決意する
楽しい時間はあっという間に過ぎ、「また今度飲みましょう!」という会話でその日はお開きとなった。
帰り際にY嬢が耳打ちをしてきた。
Y嬢「ゲームさんがこんなに何でも答えてくれたこと、ないですよ! いつもはわりとはぐらかすんです。アサミさんだからオープンに答えたんだと思います!」
そうか……。共通の知人が多かったり、似てるって思ってくれたり。ゲームさん、心を開いてくれてるんだ。そうか、そうだよね。トキメキみたいなものは……だけど、縁がある人ってこういう相手のことを言うのかもしれない。
まだ別れてしまったジェントルさんのことを完全には忘れられていない。でも失恋で傷ついた心を一番早く修復していく方法は、きっと新しい恋愛なのだろう。
ゲームさんのことはいい人だと思う。楽しいと思う。まだ“好き”という気持ちにまではなれていないけれど、ゲームさんと新しい恋愛ができるよう、私なりに頑張ってみよう。そう決意した夜だった。
【前回はコチラ】
【40代編集長の婚活記#170】イヤな予感!「2人では会わない」理由って?
【続きは11月13日(水)17時公開。お楽しみに!】
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