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菊池桃子よ、そのエリート官僚は「よい選択」なのか?モテ女に見るオトコ選びの謎

OTONA SALONE / 2019年11月15日 21時0分

菊池桃子、再婚。交際報道がなかっただけに驚きましたが、もっともビックリしたのは、お相手の職業ではないでしょうか。

 

東大卒の年上の官僚で相手は初婚。失礼ながら、クセ強めと言っていいでしょう。

 

政治家と有名人女性の結婚というのは、よくあります。ホットなところだと、小泉進次郎と滝川クリステル、後藤田正純と水野真紀が思い浮かびます。

 

選挙のときに、美しい妻が「主人をお願いいたします」と頭を下げれば、選挙民はいちころでしょう。

 

そういえば、後藤田議員に不倫報道が出たとき、水野真紀は支持者の家を一軒一軒訪問し、「私がいたらないもので、このようなことになってしまい」と耐える妻プレイをし、株を上げたと「週刊文春」(文藝春秋)で読みましたっけ。

 

選挙に行く年齢層の女性で、男性に浮気された経験のある人ほど、「そんなことないよ」と声をかけるのではないでしょうか。

 

同じタイプの男女は相性がいいのか、悪いのか?

有名人女性と政治家というのは、パワーカップルとしてお互いメリットがあります。しかし、官僚と女優というのは、あまり聞いたことがありません。これは偶然というより、あまり相性がよくないからではないでしょうか。

凹凸という言葉があるように、カップルは違うものを組み合わせたほうがうまくいくのではないかと思います。

 

たとえば、案外相性が悪いなと思うのが、料理好きな男女のカップル。二人でおいしいものを作って食べればいいじゃないと言う人もいるでしょうが、料理が好きな人は概して「おいしい」と言われたいので、他人の料理は食べたくないことがあるものなのです。

 

人気の芸能人男性が、元芸能人(つまり売れなかった)の一般人女性と結婚したり、人気の女性芸能人がマネージャーと結婚するのも同じ理屈で、華やかな芸能人と、そういう人をイヤイヤでなく、支えることが自分の喜びだといえる人が、カップルになるといいのではないでしょうか。

 

菊池桃子といえば、80年代のトップアイドル。あの時代のアイドルはちょっとドジだったり、トロかったりするのがいいとされていた時代です。ゆっくりとしたしゃべり方の桃子を「おっとりしている」と見る人もいるでしょう。

 

しかし、かわいいだけでは務まらないのがアイドルという仕事。

 

かつて、酒井法子がイケないお薬を使い、警察のお世話になったことがあります。

 

裁判では「芸能界を引退して、介護の仕事がしたい」と「人生やり直し」をアピールした酒井ですが、裁判所を出るときに、マネージャーか付き人らしき女性に、傘をさしてもらっていたことがあります。

 

傲慢だとか、自分で傘も差さない人に介護ができるのかといった意見がネットでみられましたが、アイドルとは「いついかなる時も、傘をさしかけてもらうことに疑いを持たない人」がなる職業ではないかと思うのです。で、こういう人は当然のことながら、裏方の仕事はできません。酒井も介護の仕事はしなかったようです。

 

官僚を転がすには、あの人を見習え!

菊池桃子は2015年の「一億総活躍国民会議」に民間議員として選ばれ、それを支えたのが現在の夫だそうです。政治経験のない桃子には誰かの助けが必要でしょうし、政府も有名人である桃子に活躍してもらって、成果をアピールしたい。

 

当然、桃子を支えた官僚には、昇進などなんらかのご褒美があるでしょう。こういうふうにみんなの思惑が一致すればいいのですが、政治家と官僚というのは、そもそもがキツネと狸の化かしあい的な微妙な関係ではないでしょか。

 

官僚と政治家といって思い出されるのが、田中角栄です。

 

貧しさのために苦学しながら、ついには総理大臣にまで上りつめた昭和の秀吉が、東大卒のザ・エリートを使うわけです。

 

官僚の中には角栄をバカにしていた人もいると思います。フツウなら、俺は大臣だという力でねじふせるところでしょうが、角栄は官僚の名前を覚え、自分の部屋に招き入れ、意見を歓迎したそうです。

 

これまでモノのように扱われてきた官僚さんは、これに大感激。失礼ながら、人身掌握術にたけた苦労人・角栄にとって、エリートさんの気持ちをつかむのは、赤子の手をひねるようなものだったことでしょう。

 

桃子の夫は、パワハラタイプといわれるほどの猛烈な仕事人。エリート意識が強い人でしょうが、桃子とて、順調にキャリアを積み重ねたトップアイドルだったわけです。

 

角栄のようにうまく転がせといっても無理ではないでしょうか。仮に桃子が政治家に立候補するとなった場合、政治家(桃子)>官僚(自分)という力関係を受け入れるのでしょうか。

 

そもそもからして、桃子にはこんな予兆が見られていた…?次ページ

桃子が「変わったオトコ」を選ぶワケ

そもそも、桃子は初婚時から少し変わっていました。アイドルとした行き詰った桃子は女優に転向して高い評価を受け、人気ドラマに多数出演します。CM契約もたくさんありました。

 

まだまだ伸び盛りというときに、プロゴルファー・西川哲と婚約します。交際歴も浅く、また西川が活躍している選手とは言いがたかったですが、婚約を発表した桃子は幸せそうだった。

 

しかし、芸能プロダクションを経営している西川のお父さんが、「今のままでは結婚させない」と言い出します。自分の息子が格下扱いされることが納得いかなかったのかもしれません。

 

奮起した西川が優勝し、ようやく結婚にこぎつけます。しかし、その後はいい成績を残せないまま引退します。不倫報道もちらほらありました。

 

桃子は「いい人」だから、ダメなオトコを見捨てない。そんな願望をこめた週刊誌の記事を読みましたが、私が勝手に「なるほど」と納得したことがあったのです。

 

森口博子がトーク番組で、菊池桃子のことを「すごく強い」と言っていたことがあります。ディレクターに怒られると、森口は夜も眠れなくなってしまうほど気にしてしまう。しかし、菊池はまったく気にしない、もしくは「一晩寝たら、忘れるタイプ」なのだそうです。気にしないから、周囲に「なんで?」と思われる人と結婚できるわけですよ。

 

「愛される才能」とは、将来性を見極めたり、関係性を長く続けることでなく、「気にしないこと」なのかもしれません。

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

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