ジャガー横田、勝ち組婚から「パワハラ男の妻」にいきなり転落した理由

OTONA SALONE / 2019年12月27日 21時0分

プロレスラー・ジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏が、准看護師の男性にパワハラを働いたとして訴えられました。

 

木下氏と言えば、ジャガー横田をわざと怒らせるようなことを言い、ビンタされたりプロレス技をかけられて「ごめんなさい、許して」と謝る寸劇を繰り広げていたため、恐妻の尻に敷かれる優しい夫というイメージを持っている人も多いことでしょう。

 

その木下氏がパワハラとは驚きですが、「週刊文春デジタル」では、木下氏の“恫喝”が配信されています。一部抜粋するとこんな感じです。

 

ジャガー横田の夫は気弱でなく、パワハラ気質?

准看護師の男性Aさんが車のドアを閉めたところ、開閉音が大きいことが気に入らなかった木下氏。

 

木下氏「そういうふうに閉めたら、耳おかしくなるだろ、お前。考えろ」

Aさん「はい、すいません」

木下氏「『はい』って言ってるけどな、鼓膜敗れたらお前払えんのか?医者の給料なんぼだと思っているんだよ。お前、払えると思ってんのか慰謝料」

 

といった具合に、高圧的。この後も「週刊文春デジタル」で夫妻がイメージキャラクターを務める医療法人にお車代を要求したとか、ジャガーが病院の上層部をビンタしたとか、よろしくない話が出てきてしまった。

 

当初は「パワハラは事実無根」と表明した木下氏ですが、イメージ低下を恐れたのでしょうが、木下氏はパワハラ発言を謝罪し、Aさんとは弁護士をまじえて調停中だと文書で説明しました。

 

「やらかすヤツは繰り返す」、みんなが忘れているこの話

木下氏が「事実無根だ」と発言するのは、今回が初めてではありません。2014年に「フライデー」(講談社)に掲載された木下氏の不倫騒動。

 

当時、木下氏は沖縄のクリニックで雇われ院長をしており、夜の仕事をしていたシングルマザーと交際していました。彼女に仕事を辞めさせる代わりに、クリニックから“お手当”を振込み、男の子を産んで医者にしてくれと頼んでいたそうです。

 

女性とのLINEのやりとりや、お金が振り込まれた通帳まで掲載されていましたから、印象としては限りなくクロ。

 

しかし、木下氏は「事実無根」と突っぱね、「女性がキレるので、話を合わせていた」「メッセージを一部だけ抜き出して物語を作っており、一部は木下氏が書いていない」となんだか意味のわからない釈明。

 

え、じゃ、誰が書いたの?という疑問はさておき、恐妻家キャラらしく、ジャガーはいつものようにマスコミの前で木下氏の首を絞めることをするかと思いきや、「主人を信じています」としおらしくコメントしたのでした。

 

こうして見てみると、ジャガーはかなり従順な妻ですが、これは今に始まったものではないように感じています。

 

私が感じた「横田・木下夫妻の違和感」とは

新婚時に夫妻に密着した番組を見たことがありますが、夕飯の焼き魚の骨を取ってあげないと食べなかったり、ジャガーが骨折していても家事をやらなかったり。

 

そこでジャガーが姉さん女房らしく「この人ったら、何にもできないんだから。ハート」という感じであればよかったのですが、耐えているように見えないこともなかった。

 

当時はモラハラという言葉が浸透しておらず、こういう夫は“亭主関白”と呼ばれていましたし、夫を亭主関白にするのは、いい妻であるという考えもありました。なので、この人たち、なんか変だぞと思っても、その違和感をどう説明すればいいのかわかりませんでした。

 

ジャガーがもともと従順な性格なのかもしれませんが、反抗しにくい理由もあるのかもしれません。

 

横田が反抗できない「たったひとつの理由」とは?

ジャガー横田が結婚した際、週刊誌は「究極の勝ち組婚」と書きました。

 

女性芸能人と医師という組み合わせは珍しくありませんが、女子アナや女優というきれいどころの女性の話。しかし、ジャガーは中学を卒業すると家計を助けるためにプロレスの世界に飛び込んだレスラーで年上。

 

マスコミは「いい話」が好きですから、当然、こういう格差のある夫婦に注目が集まります。特にアラフォー、もしくはもっと上は「自分より、社会的なポジションが上の男性と結婚するのが勝ち」と刷り込まれていますから、夫妻に憧れたり、いいイメージを持つ人も多かったと思います。夫妻は2007年にナイスカップル賞を受賞しています。

 

が、本当にそうでしょうか。こんな時に思い出してしまうのが、「不動産と縁談に出物なし」という言葉なのです。

 

これは文字通り、不動産と縁談にお買い得品はなく、高い(安い)にはそれなりの理由があるものだという昔の人の話ですが、年を取ると本当にそうだなぁと思えるのです。

 

カップルは名誉を分かち合いますから、自分より「上の人」と結婚すれば、当然自分の地位も上がります。しかし、それは相手を失うと、自分の地位が失墜することを意味します。

 

ジャガーの場合、プロレスという肉体を使った仕事ですから、いつまでも第一線で活躍することは厳しいでしょう。そこに木下氏が現れ、医師の妻となり、マスコミ仕事も増えた。そうなると、夫を失いたくないので、つい言うことを聞いてしまうのではないでしょうか。加えて、この二人の間には学歴の格差がある。

 

「格上すぎるオトコ」との結婚に潜むこれだけのリスク

木下氏は自身のブログで「ジャガーと知り合うまでの自分は、学歴をとても重要視してきた気がします」「中卒のジャガーから、学ぶべきことが多く、人生の道しるべを与えてもらったように思えます」と書いています。

 

ジャガーと出会って考えが変わった「いい話」と思う人もいるかもしれませんが、私には自分の妻を「中卒」という侮蔑に似た言葉でくくる夫は「中卒」の女性と「結婚してあげた」自分に酔っているだけに感じられました。

 

地主のオトコと貧しい小作の娘のラブロマンスが世界中に存在する通り、格差というのは男女間においては甘美な要素になりえます。しかし、一歩間違うと序列になり、格下のほうは言うことを聞かざるを得ない。それが思いやりとして機能しているうちはいいのですが、一歩間違うとモラハラになります。モラハラを呼び込む一環境的要因は、収入の違いではないでしょうか。

 

ジャガーのお父さんはアルコール依存症で、両親の離婚を経験していますが、こういう機能不全家庭に育った人は、モラハラされても「私が悪いんだ」「しょうがないんだ」と受け止めてしまう精神的土壌を持っているので、なかなか抜け出せません。

 

誰かに打ち明けられればいいのですが、聞こえのいい夫に対する愚痴というものは、嫉妬もあいまって「そんなら、離婚すればいいじゃん」の一言で終わってしまうので、余計に追い詰められるかもしれません。

 

私は婚活中の女性に「同じ世界の人で、ちょっと上か下の人」をお勧めするのですが、「夢がない」と嫌がられることもあります。

 

もちろん、その気持ちは尊重しますが、結婚相手は実用品ですから〝映え“はいりませんし、「同じくらい」であることは、モラハラの防止策として有効ではないかと思うのです。

 

日本では、女性が男性を立てればすべてうまくいくと刷り込まれますが、その見せかけの従順さがおかしなオトコをひきよせる可能性があることも知っておいていいのではないでしょうか。

 

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