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西川史子「ああ見えて実は〇〇なオンナ」の再婚はどうなる?

OTONA SALONE / 2020年3月27日 21時0分

人気商売は最初にやった人の価値です。一人が成功すると、その人と似たような人が出てくることはありますが、往々にして最初の人をしのぐことはありません。それほど「初めての人」になることは重要なのであります。

 

今はお医者さんがタレントや芸人としてテレビに出ていることはそう珍しくありませんが、その道のパイオニアは西川センセイこと西川史子と言えるでしょう。

 

医師タレントの先駆け、西川センセイの来し方を振り返る

医師が医療番組以外に出ることがほとんどなかった時代に、「ミス日本」コンテストでフォトジェニック賞に輝いた美貌を武器に芸能界入り。「結婚相手に望む年収は4000万」「ブスは生きている価値がない」等、燃えやすい発言をして注目を集めます。

 

「人の命を救うべき医師が、生きている価値がないと発言することは何事か」「女医の品位を下げる」と女医さんの団体が抗議したという記事を週刊誌で読みましたが、キャラが立たなければテレビでは使ってもらえないので、「芸能人としては」正しい行為だったでしょう。

 

毒舌、かみつきキャラをしっかり演じていた西川センセイに異変が訪れたのは、結婚してから。

 

センセイの御著書「女盛りは、賞味期限を過ぎてから」(マガジンハウス)によると、根がまじめなため、料理を作るにも5冊くらいの本を買い込んで研究してしまうと書いていましたが、その努力は実らなかったようです。「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、「夫が家を出て行ってしまった」ことを明かすなど、ごたごたがあった末に離婚します。

 

開業医家庭の宿命でしょうが、小さいころからお母さんに医師になるように誘導されてきた西川センセイ。お母さんの“指導”は勉強はもちろん、「女は裏切るから、友達は作らなくていい」「リスクヘッジのために、六股をかけろ」など、独特な理論を娘にふきこみ、娘はその教えを忠実に守ってきたとバラエティー番組で話していました。

 

離婚後に、西川センセイは結婚について「人生で初めて自分で決断して、失敗した」と話していましたが、離婚がセンセイの心の傷になったことは間違いないでしょう。

 

激やせしたり、番組中に急に怒り出したり、泣いたこともあります。「サンデー・ジャポン」で、「(結婚という)みんなができることを、どうして自分だけができないのか」と自分を責めていたこともありました。

 

ちなみに、この発言は物事を極端化して解釈する拡大解釈と言えるでしょう。女性がみんな結婚しているわけではありませんし、離婚をしている人もたくさんいます。拡大解釈は女性のメンタルをむしばむ原因となるので、「みんなが〇〇なのに、私だけ・・・」という考えが浮かんだら、拡大解釈と覚えていただきたいと思います。

 

その西川センセイが昨年に医師業に力を入れることをSNSで発表し、15年出演していた「サンデー・ジャポン」を卒業しました。引退するわけではないので、今後もテレビで姿を見ることはあるでしょう。

 

離婚後の西川センセイと言えば、2018年3月11日放送の「サンデー・ジャポン」で、「重いって言ってフラれた」、2019年10月にはハリー・ウィンストンに指輪を見に行った関係の男性にフラれたことを告白していました。モテるので、交際相手には事欠かないけれど、続かないのかもしれません。

 

タモリが説く「好き」よりも大事なこと

再婚願望があるであろう、西川センセイが医師業をメインにしたことは、いい決断だと思うのです。

 

その昔、「笑っていいとも!」(フジテレビ系)という番組がありましたが、タモリが定期的に会う女性がいることを明かしていました。

 

相手は日本航空のキャビンアテンダントさんで、タモリの憧れの人だったそうです。しかし、いざその女性と会うと、タモリは緊張して何もしゃべれなくなってしまうと言っていましたが、「好きなんだけど、合わないんだよね」と言っていたのが印象的でした。

 

恋人と続かないとか、連続してフラれたりすると、たいてい人は「何が悪かったのか」を探します。もちろん、実際に相手を疲れさせる行動が原因なこともあるでしょうが、だいたいはタモリの言うとおりに「合わない」だけだと思うのです。

 

西川センセイを例にとって、考えてみましょう。「女盛りは、賞味期限を過ぎてから」によると、「結婚相手に望む年収4000万」と公言したことで、センセイにはうさんくさい男が寄ってくるようになったと言っています。同じ医師でも年収4000万稼げる人はほとんどいないでしょうから、こうなると「一発当てた人」が多くなる。

 

西川センセイはか実業家としてかけだしの頃のホリエモンこと堀江貴史氏と合コンして親しくしていたそうですし、元夫も元区議会議員の実業家という「一発当たればデカい職」です。

 

離婚後、「有吉ジャポン」(TBS系)で、ヒルズ族の男性とお見合いしたものの、「若い子が好き」とフラれていました。同番組で、芸能事務所タイタンの太田光代社長が、「西川センセイは男性に引っ張っていってほしいのよね」と言っていましたが、オレについてこい的な「時代の寵児」に魅力を感じるのかもしれません。

 

でも、成り上がりみたいな人と、西川センセイは合わないと思うのです。

 

〇〇できないと、結婚生活は続かない

言うまでもなく、お医者さんになることは大変です。国家試験を受けてから、一人前になるまで仕事と勉強漬けの毎日でしょう。つらいこともたくさんあるでしょうが、医師免許を得た瞬間から、センセイと周囲から呼ばれます。あえて失礼な言い方をしますが、頭を下げなくても務まる商売と言えるでしょう。

 

しかし、成り上がりは新参者であるという意味を含んでいます。ビジネスの世界は実績を信用とみなしますから、相手に魅力を感じても、それが即仕事につながるとは限らない。人の二倍くやしい思いもしたでしょうし、頭を下げた時代もあると思うのです。それだけに他人の非礼に敏感な部分もあるでしょうし、相手に頭を下げさせないと気が済まない部分もあるかもしれません。

 

苦労した経験をバネに自分が今の地位を築いたのは、自分にセンスがあるからだという自負のある成り上がりと、恵まれて育ち、センセイ稼業で人に頭を下げられるのがフツウの西川センセイ。どちらも謝れないタイプでしょうから、何かあった時の溝がどんどん深くなる。こういう二人は「合わない」のではないでしょうか?

 

ちなみに、離婚危機にあると言われているゆうこりんこと小倉優子と、歯科医の夫も相性が悪いと私は思います。

 

「有吉反省会スペシャル」(日本テレビ系)で、ゆうこりんは遅刻をしたギャル曽根を一日無視したことを打ち明けましたが、歌を歌っているわけでもない、女優でもないのに芸能界を生きぬいてきたのですから、どれだけ強いかは想像がつくというもの。

 

対する歯科医師の夫はセンセイ稼業ですから、周囲や、もしかしたら親にも強く物を言われることはなかったかもしれません。怒りすぎるくらい怒る(そして許さない)女と、怒られなれていない男がうまくいくとは思えないのです。

 

二人で生活すると、謝ったりゆずらないといけない場面はあります。その時にどうしたら、遺恨なく謝れるかというと、相手の行動が理解できることだと思うのです。「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、育ってきた環境や働く場所が一緒のほうが、理解はスムーズでしょう。

 

医師の世界に戻った西川センセイが、自分と環境の近い男性と再婚する日は、かなり近いのではないでしょうか。

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

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