外出自粛中に「ぽっこり下腹」を撃退!1分でできる2つのこと
OTONA SALONE / 2020年4月2日 11時0分
首都圏ではリモートワークも進み、外出を控える人が増えたそうですね。ウォーキングスタイリストの私、櫻田千晶は、普段は仙台でスタジオレッスンを行っていますが、仙台エリアでもちょっと緊張が走っています。
さて、家にいる時間が伸びると必然的に筋力が衰え、身体のたるみが気になると思います。今週あたり、急に下腹がぽっこり出てきて、慌てている人もいるのではないでしょうか。
お腹が出てくると、食事制限などの努力で「ダイエットしなくっちゃ!」と考える方が多いと思います。でも、その前に家の中で簡単に試せる、しかも効果が早く出る方法があるのです。
意外に知られていない!ぽっこりお腹の原因2つ
女性はお腹が出るとすぐ「太ったから」、つまり肥満が原因と考えてしまうのですが、実はそれ以外の原因もたくさんあります。
ほとんどの人がこの2つのどちらか、または両方に当てはまります。
1・猫背、背骨のゆがみ
お腹周りには骨がありません。特に女性は腹筋が少なく、猫背になりがち。猫背で背を丸めると胃など内臓や脂肪を体表側に押されます。結果的に下腹の出たぽっこりシルエットになってしまいます。
2・骨盤のゆがみ
猫背は上からお腹を押してきますが、骨盤の歪みは下からお腹を突き上げてしまいます。上記の猫背と組み合わせると、圧力は倍になり、更にぽっこりとしたお腹に。
つまり、「出てしまっている」のではなく、「自分で余計に出してしまっている」のが原因なのです。
その他にも
・お腹周りの筋力の低下
・便秘による影響
・内臓脂肪の蓄積
などが原因に。
そんな方にオススメなのが以下の2つの行動です。順番に説明しますね。
まずは1分ぐーんと「180度のびる」だけ!
「下腹ぽっこり」にいちばん簡単に対策できるのがこの「のび」。
立った状態で手が一周伸ばせる程度の広さがあればOK!
ぽっこり下腹の原因である「身体を丸めたり縮めたりしたこと」の逆をしてあげるだけ、というシンプルさです。
では、方法を見てみましょう。
1.両足を骨盤の幅くらいにして立ちます
2.手のひらを上に向け頭の上で指を組みます
3.身体をまっすぐ伸ばします
(かかとは床につけたまま、もっとも身長が高い状態を目指して)
4.その状態で左右にゆっくり倒してストレッチ
(ポイントは深く倒して脇から骨盤までが伸びるように、呼吸は倒す時に吐いて上に戻る時に吸う)
左と右を1回づつ倒したら1とカウントし、
10カウントを目標に無理せずおこなってください
終わったら、腕をゆっくりと下ろしますが腕以外の身体は伸ばしたままですよ
家の中でもできる!1分ウォーキング
もう1つのオススメは1分ウォーキング。
テレビを見ながらできるので、「7時のニュースが始まったら1分」など、自分の生活の中でルーチン化してください。
方法は…
1.両足を骨盤の幅くらいにして立ちます
2.かかとを床に着けたまま背筋や首をまっすぐ伸ばします
(もっとも身長が高い状態を目指して)
3.その状態でつま先立ちになります
ここからは最後までかかとは床につけません
4.その場で足踏みしてください
ヒザがおへその高さになるくらいまで上げ、腕も目線の高さくらい上げて大きく振るのがポイントです、。
左と右を1回づつ上げたら1とカウントし、1分で45回を目標に無理せずおこなってください。
ウォーキングの動作を身体を伸ばした状態でおこなってお腹周りを刺激し、骨格に伸びた状態を記憶させるイメージです。
やり方の動画はこちらです。
動かしておくべき筋肉が効率的に動かせる
この2つは私のレッスンにも取り入れてます。つま先立ちでおこなうことで、足の裏の筋肉も鍛えられ、太ももを高く上げることで、人の体の中でも1番大きな太ももの筋肉も鍛えられ、たくさん運動をしたと脳は感じてくれます。
いつまでも自分の足で歩き続けるためにも、この筋肉はしっかり動かしておきたい部分でもあります。
腕を大きく振る事で、普段は動かしにくい背中側までたくさん動かすことができます。
そして、お腹周りから腕の先まで伸ばして本来の身体の状態や姿勢を思い出させてください。
そうすることでぽっこりお腹は出ていたのではなく、出していたことも原因だったことが実感できるはずです。
現代人は疲れているから体を動かしたくなくなり、運動不足に陥ります。この悪循環からは抜け出すのが難しいのですが、しかし放置しておくとさまざまな不調を引き起こす場合も。
なので、最近よく言われる「スモールステップ」、小さくてすぐ達成できるほんの少しの運動でいいですから、できることを少しずつおこなってください。
疲れて休みたい時、不安な時、寂しい時など辛い時は無意識に身体が内側に丸まってしまうもので、それがぽっこりお腹の原因になってる方も多いと思います。
今の危機を乗り越えたら安心して手を上げたり胸を張ろう!と考えがちですが、まず習慣的に身体を動かしてあげることでポジティブな思考になってスムーズに乗り越えられることもあります。
運動は字の通りに「運」を「動」かします!
私の経験からの考えではありますが、肩こりや腰痛、頭痛やメンタルの悩みなど病院に行くほどではなかったり、病名や原因がはっきりしない、いわゆる「未病」のようなものは自分の肉体からの抗議のメッセージであることが多いと感じています。
一人ひとり違いはありますが身体や精神のどこかを
*使いすぎる
*使わなすぎる
*間違った使い方をしてる
など思い当たることはありませんか?
このような状態を放置すると免疫力が低下してしまったり、病名が付くような状態に悪化したり、ダメージを蓄積して大きな痛みに成長してしまうので未来の自分や大切な人のためにぜひお試しくださいね!
≪airseaウォーキングスタジオ主宰 ウォーキングスタイリスト 櫻田千晶さんの他の記事をチェック!≫
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