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封鎖された札幌民が教える!「損をしない買い置き法」と一週間5000円で乗り切った食費節約術

OTONA SALONE / 2020年4月6日 10時0分

いよいよ緊急事態宣言が出るようですね。買い物の制限はされないようですが、不要不急の外出は極力控えたいもの。

ただ、自宅ごもりが続き、食費が圧迫されているご家庭も多いのではないでしょうか。

私が暮らす北海道は、全国に先駆けて一斉休校、外出自粛要請がでたため外食できない日が続きました。野菜ソムリエ資格をもつFPとして一週間5000円で乗り切た「損をしない買い置き」を紹介します。

 

■封鎖された札幌で困ったこと

なぜか「流通がとまる」とデマが流れ、マスクはもちろん紙類が店頭から消えました。トイレットペーパー、キッチンペーパー、ウエットティッシュは買える個数制限があります。

 

除菌スプレーや除菌液も売り切れているため、除菌○○とつくファブリーズ系商品も品薄になりました。

 

日ごろのストックの大切さを痛感しました。これからいつまでと先が見えない自粛モード。突然の緊急事態宣言に備え、

 

トイレットペーパー

生理用品

缶詰

麺類

レトルトカレー

袋めん

赤ちゃんのいる家庭は、オムツ・子供用ミルク

 

など、防災としてイメージできるものを在庫があるうちに少しずつストックしておくことをおすすめします。欲しい時に売っていても値上がりする傾向があります。(マスクでもうご承知ですよね)

 

■食費を節約するコツは?

食費を節約するコツは、食材を安く買うことよりも食品ロスを減らすことです。

 

例えば、チラシを比較して底値で50円安くマヨネーズを買うとかなりやりくりした気持ちになりますね。しかし、冷凍庫で干物のようになった底値で買った200円の豚の切り落とし肉があったらいかがでしょう? 冷蔵庫にある食材はもちろんストックしてある缶詰や乾物・乾麺を使い切ると普段の食費を節約できます。

 

■札幌民のリアルな「買い出し」状況は

もともと北海道は冬場の積雪が厳しいので冷蔵庫・冷凍庫が大きく、封鎖仕様だったとも言えます。道民ならではの買い物の傾向は「日持ちの見極め」です。

●肉・魚は大きな単位で
・鶏モモ肉 1キロ 1000円
・豚ひき肉 1キロ 900円
・塩サケ 5切れ 750円

●豆加工品もたっぷり
・納豆 3パック×3 300円
・豆腐 5庁 500円
・卵 3パック 450円

●野菜は基本のものだけに
・もやし 5袋 150円
・ほうれん草 2わ 300円
・キャベツ 1玉 150円
・ごぼう 2本 200円

●乳製品は買いだめはせず
・牛乳 200円
・ヨーグルト 100円

合計 5000円

■最初に作ると便利!「作り置き」の例

・ひき肉 400gで肉そぼろ
・ほうれん草少し残して 胡麻和え
・もやし 2袋で ナムル
・キャベツ 4分の1で マスタード和え
・ごぼう1本と在庫のニンジン きんぴらごぼう

 

細かいレシピは割愛しますが、食費を節約していかに楽に準備するかは、ストックの活用とおかずのリメイク。肉そぼろをドライカレーやミートソースにしたり、ポテトサラダを翌日コロッケにするなど工夫すると一から作るより、ずっと楽になります。

 

■道民はこう使い切っていく!封鎖時の使いまわし例

鮭5切れ …… 3切れは焼き魚。2切れはほぐして鮭フレーク。おにぎりやふりかけとして

キャベツ1玉の3/4 …… 1/4蒸し焼きにしてマスタード和えや胡麻和えなど。1/4キャベツのお味噌汁、野菜炒め。

豆腐5丁 …… 焼き豆腐、残ったそぼろで麻婆豆腐、味噌汁、揚げ出し豆腐

卵3パック …… 煮卵、卵焼き、在庫のジャガイモを使ってスパニッシュオムレツ、オムライス(チキンソテーの一部のお肉とストックのタマネギでチキンライスを作る)

食費を節約するにはもやし・卵・豆腐の「食費節約の3神・白食材」を活用するのがポイントです。

 

■まとめ

外出自粛モードで外食を楽しむことも、お出かけを楽しむのも少し辛抱が必要です。自宅で食事を摂るための準備が辛くなるとストレスになり、免疫力も下がってしまいます。普段は来店のみのお店でデリバリーサービスを始めるところもでてきました。そのようなお店から配達してもらったり、栄養バランスのよいものをストック食材を使ったりリメイクメニューでちょっと楽をしながらコロナを乗り切りましょう。

 

稲村優貴子
ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー。

 

≪ファイナンシャルプランナー(CFP🄬) 稲村優貴子さんの他の記事をチェック!≫

 

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