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【40代編集長の婚活記#199】50歳・医師が女性に求めるナゾの条件

OTONA SALONE / 2020年5月27日 17時0分

40代の婚活は悲喜こもごも。婚活を始めて3年半以上になるOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)、いままであらゆる婚活を経験してきた。

現在、登録している婚活アプリでは、50歳の眼科医・レンズさんとマッチング。初回から本音トークで会話する。彼の発言に、大人の婚活に対する新たな発見もあって……。この物語は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

「年齢」なんて気にしない人もいる

婚活中の男性が女性に求めるのは、まず「若さ」だと思っていた。実際、年齢を理由に断られたこともある。もちろん、そういう男性がいることは事実だけれど、そうじゃない男性もいる。眼科医のレンズさんとのメッセージで、ハッとさせられた。

年齢なんて、気にしなくていいんだ!

そして、おそらく年収が高いであろう眼科医という職業の男性が、女性に「経済力」を求めることにも驚いた。でも男性の立場に立って考えてみたら、とても合点がいった。変化の激しい時代、いつ誰がどんな状況になるかわからない。男性が家庭の経済の中心を担うとはかぎらないよね。私自身の中にも実はどこか「昭和な考え方」がはびこっていたことにも気づかされた。

つまり、女性に求めるものは人それぞれ! 一般的にいわれるモテとかウケなんて、気にしなくていいんだ!

 

再び、レンズさんからメッセージ

翌日の夜、またレンズさんからメッセージが届いた。

レンズ「こんばんは。お元気ですか? 僕は今日、仕事で横浜へ行ってきました。久しぶりに車を運転して気持ちよかったです。アサミさんは車の運転はなさいますか?」

アサミ「こんばんは。はい、元気にしております。車の運転免許証は持っているのですが、完全にペーパードライバーで。いまはまったく運転していません」

レンズ「そうですか。でも免許を持ってるのであれば、運転はできますよね」

アサミ「いま都内で生活している分には車に乗る必要性は感じませんが、もし今後、地元で暮らすようなことがあったら、車がないと生活できないですね。でもそのためには一度講習を受けないと! レンズさんは車の運転、お好きなんですか」

話題は「車の運転」へ

久しぶりの運転が気持ちよかったって、ドライブがお好きなのかしら。

レンズ「たまに遠出するのは気分転換になっていいのですね。アサミさん、免許を持っているのは素晴らしい。都内に住んでいる女性は持っていないかたが多い印象です」

アサミ「あまり興味はなかったのですが、大学生のとき母に“若いうちに免許を取っておいたほうがいい”と言われて。夏休みに地元の教習所で取りました。でも、全然運転していませんけれど」

レンズ「実は僕、車の免許を持っている女性が希望なんです」

アサミ「そうなんですか! 意外です。どうしてですか?」

 

運転免許アリが条件?

車の運転ができる女性を求めている? これまためずらしい発言だな。

レンズ「車でないと行きにくい場所へ、仕事で行くこともあるんですよ。今日の横浜も電車で行くとちょっとめんどくさい場所で」

アサミ「横浜も広いですからね」

レンズ「都内で車を運転するのは、実はあまり好きじゃなくて」

アサミ「混んでますものね」

レンズ「渋滞が苦手で。しかも駐車場を探すのに一苦労したりして、時間がもったいない」

 

タクシーじゃダメなんですか?

だったらタクシー使えばいいじゃないかと、思わなくもない。いまは言わないけど。

アサミ「確かに、駐車場探しに時間がかかったりしますよね」

レンズ「なので、パートナーのかたに運転してもらえたらいいなと」

アサミ「なるほど……」

え、それって運転手を探しているってこと?

レンズ「もちろん僕も運転しますけど、経済面だけじゃなく、そういう点でも対等な関係が気づける人が希望なんです」

「対等」ってそういうこと?

恋愛や結婚において、対等な関係っていうのは大切だけれど、車の運転も「対等」条件に入るの? ちょっと独特な考え方をする人だな。

アサミ「ユニークなお考えですね」

レンズ「僕だっていつ、何があるかわからないじゃないですか。そういうとき、僕を車に乗せてくれる女性だったら、頼もしいなと」

アサミ「都内ならタクシーで移動したほうがいいこともありますけど」

レンズ「それは一理あります。でも都内じゃない場所で生活する可能性もあると考えたら、必要なスキルですよね」

 

都内じゃないところ?

あれ? レンズさんはいま都内に住まいだけれど……?

アサミ「都内じゃない場所にお住まいの予定があるのですか?」

レンズ「住むわけじゃないんですけどね。年内に開業するクリニックは都内ですが、来年には横浜でも開業したいと考えています」

アサミ「そうなんですか。すごいですね」

レンズ「車での移動が増えると思うんです。だから運転できる女性がいいなと」

ふーん。やっぱり運転手を雇えばいいんじゃないか? と思わなくもないけれど。

 

運転手を雇えばいいような…

レンズ「若いうちに運転免許の取得をすすめたお母さまの判断は的確ですね」

アサミ「そうですね。いま思えば取っておいてよかったと思います。身分証明書としても使えますし」

レンズ「素晴らしいなぁ。老舗の会社に勤めていて、キャリアを積んでいて、運転免許証も持っている。自立していらっしゃいますね」

まぁ、自立はしているけど……。車の運転免許を持っていることが条件なんて、なんだか車で営業することが多い企業へ就活してるみたいだわ(苦笑)。

レンズさんの女性観というか、求める条件ってなんだか独特……。

その後も、メッセージは続いた

レンズさんとのメッセージは、しばらく毎日続いた。

本の話、音楽の話、映画の話……好みはそれほど一致しなかったけれど(笑)、レンズさんが選ぶものも、面白そうだとは思った。

趣味が一致したのはゴルフ。それについてもレンズさんは「素晴らしい」と言ってきた。

レンズ「ある程度の立場になると、ゴルフは単なる社交だけじゃなく、ビジネスに生かせますからね。一緒にゴルフが出来る女性は、頼もしいです」

ゴルフをすることが頼もしい? 下手くそゴルファーだから真逆だと思うけれど。レンズさんの発言はところどころ謎だった。

 

3週間、メッセージ交換は続く

毎日のメッセージが続いて3週間。だいぶお互いに質問し合ったところで、こんなメッセージが届いた。

レンズ「こんばんは。今度ご一緒にゴルフの打ちっぱなしに行きませんか?」

お誘いが来た。3週間じっくり時間をかけてメッセージを続けたせいか、彼の人となりもわかってきたし、こちらのこともある程度わかってくれたと思う。だから、そのお誘いに抵抗はなかった。

それにゴルフの打ちっぱなしという選択も悪くない。前回マッチングしたシリコンさんは、いきなり「僕の家に猫を見に来ませんか?」だったので断ったけれど。

アサミ「いいですね! 最近、まったくラウンドに出ていないので下手ですけど」

こうして、眼科医レンズさんとの打ちっぱなしデートが決定した。初めてリアルで会うレンズさんに、期待と不安をいだきながら……。

 

書籍「恋みつ」が発売します!

連載「40代編集長の婚活記」をまとめた本・第2弾を発売します!

本のタイトルちょっと長いのですが、略して『恋みつ』。

『恋ができない40代が運命の人をみつける17の方法 LOVE RULES 』になりました(実はちょっとだけ変更)。

WEB未公開の書き下ろしももちろんあります。Amazonでの予約が始まりましたので、ぜひ、ぜひ、よろしくお願いいたします!

5月29日(金)「インスタ読書会」します!

 

毎週ほぼ金曜! 編集長アサミのインスタライブ、5/29(金)20時30分~の予定です。内容は『ざんねんな婚活』の読書会。今回は「ホワイトさんを振り返るの巻」。課題図書はコチラ。

『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』

ライブ中、ぜひ質問や感想をお寄せください! 書けなかったウラ話も話しちゃうかも⁉

アカウントは otona_salone ご覧いただける方はフォローお願いします!

 

 

【次回は6/3(水)17時の更新。お楽しみに!】

【前回はコチラ】

【40代編集長の婚活記#198】誰も教えてくれなかった! 大人の婚活に大切な条件

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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