無理過ぎる!40代独女が見た「彼氏の正体」とは
OTONA SALONE / 2020年6月25日 22時0分
片想いしていたときは、相手のおかしな言動にも目をつぶることができても、いざお付き合いがはじまるとそうはいきません。
また、付き合うまで”本性”をあらわさない男性もいて、交際がスタートした段階で「実はダメンズ」の正体がわかる、なんてこともあります。
一番盛り上がるときだからこそ落胆も人一倍大きくなる、”付き合いはじめ”で40代独女が見た彼氏のダメっぷりとは、どんなものだったのでしょうか。
”亭主関白”を当然とする男
「サークルで知り合って仲良くなり、趣味が同じで電話では何時間でも話せるような男性。
”付き合えたらな”と思っていたら相手もそう感じていたらしく、告白してくれました。
うれしくて舞い上がり、はじめて私の部屋に招待したときのこと。
トイレやお風呂をきれいに掃除してスタンバイ、彼の好物を聞いて一生懸命ご飯も作りました。
『美味しいよ』と言いながら笑顔で食べてくれたのは良かったのですが、食事が終わってもお皿を下げないし、私がひとりで片付けをしていても手伝おうとはしない彼。
”何とも思わないのかな?”と少しモヤっとしたものの黙ってコーヒーを淹れていたら、
『あ、俺はコーヒーよりお茶がいいな。
あと、爪楊枝ない?』
とリビングから声が飛んできて、聞いた瞬間に”亭主関白”って言葉が頭に浮かびました。
『えーと、こっちにあるけど?』
と何とか言葉を返すと『うん』とだけ返事があるだけでこちらに来ることはなく、これは”持ってこい”ってことなのかな、と思ったら途端に好意が萎えてしまって。
夜はお布団を別にして寝て、次の日の朝そうそうに帰ってもらいました」(42歳/薬剤師)
★ 「うわ、いまだにそんな男いたんだ!」と素で驚いたのがこちらのケース。
自分はもてなされて当然、女性が動くのが当たり前と思っている男性は、そんな自分を恥じることがないので最初からこんな態度が取れます。
「今までは外で会うことばかりでこんな場面がなくて、気づかなかったの。でも、そういえば一度もおごってもらったことがない……」と女性はため息をついていました。
普段のデートでも、女性がクルマを出し給油するときに「ガソリン代は俺が払うよ」などの気遣いはなかったそうです。
でも、「気になったけど、好きだから言えなかった」のが彼女の気持ちで、男性はますます自分のおかしさに気が付かないのですね。
部屋に呼んだ一回目で正体がわかったのは、彼女にとって幸運だったと今はしみじみ思います。
”いびき”を指摘したら逆ギレする男
「後輩の男性を好きになり、思い切って告白したらOKをくれました。
清潔感があって誰にでも節度のある態度を取る誠実さに惹かれたと思っていたのですが、付き合ってみたらとんでもなかったです。
はじめて彼の部屋に泊まった夜、幸せな時間を過ごしてさぁ寝ようとしたら、彼のいびきがすごいんですね。
音もうるさいし途中で呼吸が止まるような感じも怖いし、その夜は全然眠れませんでした。
次の日、おそるおそる『昨日、いびきかいてたよ』とだけ言ってみたら、『え? そうなんだ、ごめん』と謝ってくれたものの、
『今まで言われたことがないからわからない』
『眠れないほどうるさいわけじゃないでしょ?』
と言い訳が続き、思わず『うるさくて昨日は一睡もしていないの』と答えたら
『そんなこと言われても、出るものは仕方ないだろ!』
と突然の逆ギレ。
まるで指摘した私が悪い、みたいな流れになって、そのまま彼とは別れました。
逆の立場だったらこの人どうするんだろう……」(36歳/サービス)
★ 自分ではなかなか自覚できない”いびき”ですが、他人に指摘されたのならまず何とかしようと思いませんか?
かくこと自体も良くありませんが、それを相手に我慢しろ、と押し付けるのがダメンズの本音。
こちらの男性は「俺は恥をかかされた」のような言い方をしたそうですが、一睡もできなかったという彼女の大変さは考えないのでしょうか。
「電話の取り次ぎはいつも丁寧で、外で食事するときも店員さんに礼儀正しく振る舞っていた」彼に魅力を感じていましたが、自分の欠点を指摘されてキレる姿にこそ、本当の人間性が出るといえます。
外からではわからないこんな”本性”は、早めに知ることができて良かったと考えるのが吉。
好きだからと耐えても幸せな交際はできない現実を、きちんと見る姿勢が自分を守ることにつながります。
外ではどれだけ取りつくろっていても、いざふたりきりになると素の人間性が顔を出します。
相手のおかしな姿を見ても愛情に負けてしまうと、結局は自分がつらい気持ちを味わうことになり、良い結果にはなりません。
好意があったとしても、違和感を無視しないことが肝心です。
付き合いはじめですぐ知ることができてラッキー、と気持ちを切り替えたいですね。
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