「あのニオイ」がしだしたら、オバサン決定!周囲が引くオバサン臭ってどんなニオイ?
OTONA SALONE / 2020年7月3日 22時0分
服装、しゃべり方、持ち物など、オバサンを感じてしまう要素は多々あるのですが、これからの季節に特にありがちなのが……鼻から感じるオバサン。ニオイです。
季節を問わず鼻に突き刺さるオバサン臭に、強い日差しを感じるこの時期ならではのエッセンスが加わり大打撃! うまい回避方法も含めて、周囲が心の中で「うわぁ……」と思ってしまうオバサン臭について考えていきましょう。
オバサン臭1:香水がキッツイ!
代表的オバサン臭は、やはり香水です。香水そのものが悪いわけではありません。使い方の問題です。
つけるべきポジションをよく理解して、少量をまさに忍ばせるようにつけるのが上品ですよね。動いたときにさりげなくふわっと香るくらいのほうが、女性らしさを感じます。
オバサンは、つけかたを間違えているのです。バシャバシャと、それ美容液か何か? っていうくらいたっぷり浴びてしまっているのでしょう。当然、キッツイ香りが漂う……をこえて襲ってきます。
つけなおさなきゃ消えちゃうかな……くらいが本当にちょうどいいのではないでしょうか。夜、あまり香水をつけていきたくないお店でのお食事に誘われるなど、香水の香りが時間経過で消えてしまうほうが好都合な場合もあります。
オバサン臭2:香りの柔軟剤を入れすぎ!
海外の柔軟剤が流行したことを皮切りに、日本のメーカーで作られる柔軟剤も香りを売りにするものが増え、そして今では当たり前になりました。気分によって使い分けるために、数種類お持ちの方も多いのではないでしょうか。
これも、香水と一緒です。ほどよく使うならいいんです。オバサンたち……どうして……どうして規定の量をこえてダバダバと入れるんですかっ!? 大丈夫ですから……そんなに入れなくても香ってますから!
実際、筆者がスメルハラスメントという言葉をよく耳にするようになったのは、香りの柔軟剤が流行した後です。香りの柔軟剤の使いすぎが、仕事や生活に支障が出るレベルになってしまったということが実際に起こっています。商品や使い方によっては、香水以上にきつい香りが、長時間漂い続けるのです。近くにいると、頭痛が始まってしまうくらい本当にきついものです……。
オバサン臭3:まったくケアなしも考えもの
香水や柔軟剤が悪いわけではなく、用法用量を間違えるのがまずいのです。ならば香りのアイテムは一切使わず、無臭でいればいいのか……というと、実はそうでもないんです。
制汗剤や汗拭きシートなどのケアも一切なしというのは、別の意味でキツくなってしまう場合があります。……そうです、汗のニオイです。人にもよるのですが、例えば夏場に制汗剤ナシで外回りから帰って来た直後はキツいものがありますね。そして実は冬場も、厚着と暖房でかなり汗をかいているといいます。汗は誰もがかきますし、仕事やスポーツを頑張った証拠でもあるので責める意図はないのですが、その後のケアはマナーではないでしょうか。さっぱりしますしね。
さらにまずいのが、香水は使っているけど汗のケアは一切していないというケース。近くにいるとお花畑が見えてきます。だからといって、汗のニオイがわからなくなるくらい香水を足すのは、前述の通りそれはそれでキツイ。
さらにさらにまずいケースがあります。体のニオイが気になる夏と冬は、冷房と暖房の効率からあまり換気をしない時期でもあります。そこで汗などのニオイがこもるのは……地獄でしかありません。
香りが苦手な場合は無香料の制汗剤を使ったり、お手洗いで汗拭きシートを使ったりするなど、香りをまとわず無臭でいるためのケアが必要ですよね。
過剰な香水や柔軟剤、そして汗。ニオイの問題というのはデリケートなもので、なかなか直接言えないものですよね。「あなたのために」というニュアンスで意を決して言うか、全体の問題として上司に報告する……といった対策があると思います。本人も、つけかたを誤っているとはいえ香水をマナーのつもりで使っているなど、悪気は一切ないケースがほとんどだと思いますので、傷つけないように解決を目指したいものです。
また、今はコロナ対策として頻繁な換気が推奨されています。辛いなぁと思ったら「コロナ対策で換気しますね~」と言って窓を開け放てば、さりげなく外の空気を吸うことができます。根本解決ではありませんが、この理由であれば1時間に1度くらいは換気ができるはずですので、具合が悪くなる前にやってみてくださいね。
≪ライター/シナリオライター/会社経営者 信濃川あずきさんの他の記事をチェック!≫
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