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【クイズ】Gメンって何の略だか言える?意外に知らない!

OTONA SALONE / 2020年7月7日 12時0分

テレビなどで時々その仕事ぶりを見ることができる「万引きGメン」や「麻薬Gメン」。

 

「Gメン」は何の略でしょう。

 

もともとは「役人」のことなんです

答えは「Government Men」です。

 

「Gメン」は英語の「Government Men」の略で、元は「Government Man」と単数形。日本語では「政府の役人」という意味です。

そもそもはアメリカの連邦捜査局(FBI) 特別捜査官の通称で、すべての政府役人を指す俗語でした。GメンがFBI捜査官を指すものに変わったきっかけは諸説ありますが、1930年代の半ばごろから定着していったようです。

日本では、警察官ではない特別司法警察職員・民間の警備員や「麻薬Gメン」「公害Gメン」「万引きGメン」などが存在しています。主に民間警備員や地方採用の公務員などをGメンと呼ぶため、本来の意味である「政府役人(ガバメント・マン)」とは大きく異なる存在です。

日本で「Gメン」という言葉が広く知られるようになったのは、やはり1975年から放送されたドラマ「Gメン’75」の影響が大きいでしょう。警視庁庁舎から独立した特別潜入捜査班「Gメン」(正式部署名は「警視庁Gメン本部」)が国内犯罪から国際犯罪まで様々な事件を解決していくドラマで、主演の丹波哲郎さんを中心にGメンたちが飛行場の滑走路を歩くシーンが有名でした。

昨今、テレビのドキュメント番組で取り上げられる「万引きGメン」は、いわゆる民間警備員で、警察官のように公的な資格を持つ保安員ではありません。万引き犯をつかまえて店舗の事務所内に連行、店舗の責任者等に知らせるのが役目です。

また、「麻薬Gメン」と呼ばれる麻薬取締官は厚生労働省の職員。麻薬取締や薬物の不正ルートの解明などの薬物犯罪の捜査等を行うのが職務で、「マトリ」とも呼ばれます。

本来の意味とは離れ、さまざまな職務を遂行する日本のGメン。街の治安を守るためにひそかに活躍している人々だと言えるでしょう。

 

★これも解ける?

>>>答えはこちら!

 

≪著述者 近藤 ともさんの他の記事をチェック!≫

 

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