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ゴム1本なのに「オバサンぽくない」40代の3分まとめ髪!

OTONA SALONE / 2020年8月19日 8時0分

「今日は30度か、ちょっと涼しいな」と感覚がおかしくなっている今日この頃。暑い暑いと言っていても気温が下がるわけではないので、いかに暑さをしのぐかを考えるようになりました。

さらさらのロングヘアをなびかせて颯爽と歩ければいいのですが、ボリューム不足、うねり、ほわほわ毛などでそうもいかないのが現実。

難アリ髪こそまとめてスッキリとさせれば、首に髪がまとわりついて不快な思いをすることなく涼しく過ごせます。

でも、ひとつ結びじゃ味気ないし、今っぽさも欲しいのが40代。そこで、アイロンなしでも決まるおだんごヘアをご紹介します。

 

生え際が気にならないゆるっと感がカギ

スッキリとしたおだんごヘアというと、タイトにまとめるイメージがありますが、ピシッとまとめると気になるのが「生え際」。

地肌が透けて見える、白髪がひょっこり現れるなど問題アリの生え際は隠したいものです。

カバーするためには、髪をたるませて耳にかけること。難しいことはなし、これだけで生え際問題は解決!

ひとつに結ぶときに髪をたるませておくのがポイントに。前髪なしの人でも、これならできます。

次からはプロセスを細かく紹介していきます。

 

■仕込み:トップの根元を立ち上げふんわりさせて

ボリュームがなくトップがさみしい、生え際が気になる人ほど仕込みが大切です。アイロンで巻く必要はありませんが、結ぶまでにいくつか手間をかけてあげましょう。

若々しく見せるためのポイントはトップと生え際。前髪がある人でも境目がパックリと割れてしまうと薄さが目立ってオバ見えに!

頭頂部のふくらみと生え際(前髪と後ろの髪との境目)に注意したい。

解消するためのプロセスはこちら!

1.前髪を左右へ流す

水かブロー用スプレーを前髪とトップの根元に吹きかけてよくなじませておきます。前髪とこめかみまでの髪を中央に寄せるように手ぐしで流し、根元にドライヤーの温風を当てます。逆サイドからも流して同様に。

 

2.トップの根元を立ち上げる

指を開いて頭頂部の髪の中に手を入れます。髪をつかむようにして根元を起こし、ドライヤーの温風をあてます。最後に冷風をあてるとキープ力がアップ。

 

3.前髪はカーラーで巻く

ペタンとしがちな前髪はカーラーで巻いておくとふわっと決まります。そのまま2~3分放置しておいてもクセはつきますが、ドライヤーの熱をあてるとすぐにクセづけでき時短になります。

 

4.髪をとかすようにワックスをつける

ワックスもしくはオイルを手のひらにのばします。指の間と、指の腹にしっかりとのばしてください。ベタっと頭頂部からなでつけるのはNG! 指を軽く開いて手ぐしを通すようにワックスをなじませるのがポイントです。

顔まわりは指を立てるようにして入れて、根元から毛先までなじませてください。

手は熊手のようにするといいですね。束感が出れば成功です。

手に残った少量のワックスは前髪につけましょう。

使用するワックスやオイルはツヤが出るものがいいのですが、髪質に合ったものを選びましょう。使用量も長さや髪質によって異なるので、美容師さんに聞いてみるといいでしょう。

 

仕込みだけでこれだけやらないといけないの?とすでに面倒と思われているかもしれませんが、ナチュラルメイクが手抜きメイクではないように、おだんごヘアもそう簡単にはいかないのです。

 

■仕上げ:毛先を抜き切らずに結んでおだんごに

さて、いよいよおだんごづくりです。ねじって丸めてピンで留めて……という定番のおだんごもありますが、最近は毛束を輪にして結ぶ方法が主流。

簡単というだけでなく、安定感がありくずれにくいという利点も。

ゴム1本、ピン2本を用意してスタートです。

 

5.顔まわりをたるませてまとめる

手ぐしで髪をひとつにまとめます。顔まわりの髪は耳にかぶせるようにたるませておくのがポイントです。耳の上部が隠れるくらいが目安です。

結んでから引き出すこともできますが、くずし過ぎてしまったときは結び直さないといけないので、先に耳にかぶせておくのがいいでしょう。

 

6.結ぶ前に頭頂部の髪も引き出す

耳の高さくらいに髪をひとまとめにしたら、頭頂部の髪を引き出してふくらみをつくります。引き出す範囲はハチ上が目安。少しずつ引き出してください。

結んでからでもいいのですが、やはり髪を引き出し過ぎた!というときも修正がしやすいので、結ぶ前に行って。

 

7.毛先を抜き切らずに結ぶ

顔まわりを耳にかぶせ、トップを引き出したらゴムで結びます。最後は毛先を抜き切らず、毛束の輪っかをつくるように結ぶのがポイントです。

輪っかになった部分から少しずつ毛束を引き出し崩します。

 

8.毛先を巻きつけピンで留める

残しておいた毛先部分をねじってゴムを隠すように巻きつけます。アイロンで巻いていない分、まとまりにくいので、ねじるのがポイントです。

地肌側の髪とねじった髪を合わせるようにピンで留めてください。

ピン1本で留まらないときは2本使ってももちろんOK。あとからクリップなどヘアアクセをつけて補強するのも手。

 

9.おだんごを広げてピンで留める

隠しきれなかったゴム部分に髪がかぶさるようにおだんごを広げてピンで留めます。

髪が長い人は、余った毛先をぐるぐると巻きつければゴムが見えなくなるので、この工程はなしで大丈夫。おだんごが小さくつぶれていたら、広げてくずしてください。

 

完成!!

くずし過ぎないので40代らしい落ち着きもありつつ、夏にぴったりの涼しげヘアになりました。

短い毛が出てきても、仕込みの段階でワックスをしっかりとなじませておいたのでツヤとまとまりがあり、だらしない印象にはなりません。

まとまりきらず髪が多少飛び出ても、自然な無造作感が出るので気にしないでください。

もみあげのところにひと束おくれ毛を出していますが、これも自然に出てきた髪の毛。お疲れ顔にしないためには、ワックスでまとまりとツヤを出しておくことが大切です。ここで仕込みがいきてきます。

前髪との境目も隠れているので、髪が減ってきたという人もごまかせますね。

 

後れ毛ヘアの極意! 後れ毛は前髪、もしくはサイドに作る

後れ毛という言葉の通り、ついついえり足などの後ろ毛に結ばない髪を作り、後れ毛にしてしまう人が多いのでは? これがそもそもの間違い。

若い子の場合は無邪気な感じになって可愛く仕上がるのですが、アラフォー女性の場合は絶対ダメ! ハリがなく、ツヤを失った髪がダラリと落ちてると、見苦しいヘアになること間違いなし。

後れ毛は前髪、もしくはサイドに設定するのが基本。どうしても後ろに設定したい場合は、サイドの毛束を耳にかけて作るのがベター。

Stylist:WAKO(ANTI)全体の髪を1本結びにして、センターパートの前髪で後れ毛を演出。耳周りをすっきりさせるのがポイント。

 

Stylist:野口由香(◆at’LAV ◆by Belle)サイドの毛束を耳にかけてた後れ毛。長すぎず、顔まわりに密着するのでだらしない印象は皆無。

 

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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