40代、体の変化を感じて。コロナ禍の免疫対策に【はちみつ】を美容ジャーナリストが取り入れる理由
OTONA SALONE / 2020年9月2日 8時0分
40代は肌や体、髪などにさまざまなエイジングサインを感じる年齢でもあります。無理はしたくないけれど「ステキに年を重ねたい」。そう思っている女性も多いのではないでしょうか。
美容ジャーナリストとして活躍する鵜飼香子さん(44歳)。輝くようなツヤ肌の持ち主ですが、アラフォーくらいから肌や体力、免疫力に変化を感じたのだとか。コロナ禍の免疫対策としていま話題の【はちみつ】。以前から、健康と美容のために上手にはちみつやミツバチ産品を取り入れている美容ジャーナリスト鵜飼香子さんに、はちみつについて教えていただきました。
アラフォーになって「やめたこと」
「30代後半くらいから、とにかく体力がなくなりましたね。徹夜できなくなりました。若い頃は深夜まで仕事して、そのあと飲みに行く……なんてこともありましたけれど」
──20代、30代は美容専門誌の編集部に在籍し、かなり不規則な生活だったとか。
「徹夜できなくなったので、生活や食事は規則正しくなりましたね。朝・昼・晩と規則正しく食事をするようになったからか、太らなくはなりました。以前は変な時間に食事をしていたり、ごはんじゃなくてクッキーやチョコなどのお菓子でお腹を満たしていたりしましたから(苦笑)。40代になって、お菓子をごはん替わりにすることは、さすがにやめましたね。
体力面でいえば、あんまり根気よく長く続けられなくなったかもしれません。仕事だったり、読書だったりも、集中力が続かなくなったっていうのはありますね」
肌や心、ホルモンバランスの変化も
「以前より、イライラするようになったかもしれないです。もともとは周りから穏やかなほうだって言われていたんですけど……。ホルモンバランスの変化もあると思います。美容ジャーナリススト先輩に紹介していただいて、漢方クリニックに行ったり、マイ婦人科を探してみたりしています」
──肌の変化はいかがだったでしょうか?
「見た目に関しては、年齢を重ねるとタイプが分かれると思うんですけど、私はそげちゃうというか、肌の質感が変わってきたというか。よく言えば肌がやわらかくなったのですけれど、肌にハリがなくなったと感じるようになりました」
はちみつを取り入れ始めたきっかけ
──健康と美容のためにはちみつを取り入れている鵜飼さん。そのきっかけは?
「子供の頃からはちみつは、身近な存在でした。家のキッチンには必ずはちみつがあって、はちみつ漬けのレモンやはちみつ漬けの梅とかを食べていましたね。
出産してから食事を1日3食作るようになって、料理にたくさん砂糖を使うのがどうなのかなと思うようになったんです。もともとスイーツが大好きでお酒も好きなので、糖分を多く摂り過ぎちゃうとよくないかなと思って。低カロリーにもできますし。
それでお料理にはお砂糖の代わりに、はちみつを使うようにしたんです。煮込みものとか照りがでたり、和食も色がキレイに出たりするんですよ。パプリカのピクルスつくるときも、お酢と塩とはちみつにしていますね」
──はちみつは、子供の頃から慣れ親しんでいたのですね。
「自然の恵みだから体にいいという印象はありましたね。妊娠中に頭が痛くて風邪っぽいけど薬を飲みたくなかったときは、スーパーで購入したローヤルゼリー入りはちみつをスプーン一杯飲んでいました。私にはそれが合ってたみたいで、はちみつってやっぱりいいんだなと思いましたね。最近飲んでいるローヤルゼリー入りはちみつは『ローヤルハネムーン』です」
鵜飼さん愛用のはちみつと食べ方
──いま鵜飼さんが愛用しているはちみつを教えてください。
「はちみつって植物や採取地によっても味や香りが違うので、ちょこちょこ買っています。いまは10種類以上のはちみつが家にはあって、用途によって使い分けていますね。いろんな味を試してみたいなら山田養蜂場の「スティックハニーセット」がおすすめです」
「のどが痛いときにはちみつを入れるとまろやかにのどがうるおいコートされます。毎日飲む紅茶にはちみつを入れるとまた違った味わいに。はちみつの種類によって、さわやかになったりこくがでたりするので、いろいろな飲み方が楽しめます」
「パンに塗るときはHACCIの『ホワイトクローバー』。とてもクリーミーでパンと合うんです。サラダには山田養蜂場の『パクチー蜂蜜』。パクチーの香りがほんのりするんです。これにクルミやチーズ、オリーブオイルなどをまぜてサラダにかけると、香りがよくて食が進みます」
「抗菌効果が高いと言われているマヌカハニーは、山田養蜂場の『クリームマヌカ蜂蜜MG250+』がお気に入りです。マヌカハニーってクセのある味のものも多いんですけど、これはマイルドで美味しい! 私は朝と夜、スプーンですくって食べています。夜に食べると翌朝、のどがうるおってカサカサするのが軽減される気がします。朝は出かける30分前にマヌカを食べて、体の中から抗菌コートしているような対策をしています。
マヌカハニーは持ち歩き用に飴も持っています。外出先でエアコンで寒気がしたり、のどが痛くなったときにハニージャパンの『ハニードロップレット』をなめるようにしています」
「最近好きなのは近くのスーパーで買ったハチの巣つきのはちみつ。クラッカーとカマンベールと一緒に食べるんですけど、お酒のおつまみにもピッタリです」
肌や髪もはちみつでケア
──はちみつを食べるだけでなく、塗ることでも愛用しているという鵜飼さん。
「リップケアにはちみつを使っています。唇の皮ムケがひどいときははちみつをたっぷりオーバーリップに塗ってラッピング。口元がくすみがちだったりするときは、はちみつを塗ってから軽くつまんだりくるくるとマッサージしたりしています。はちみつは抗菌効果のほかに保湿効果もあるので、口角のくすみも自然ととれてきます」
──ボディケアにもはちみつを使っているとか。
「足のかかととがカサカサしてたら、お風呂入っているときにはちみつをすりこんだりしてマッサージしています。そうすると、かかとがプニプニでやわらかいほっぺみたいになるんです!」
──はちみつヘアパックがお気に入りとおっしゃっていましたが。
「一番、効果を実感するのは、毛先をはちみつでパックする方法です。お風呂ではちみつを毛先に直接塗って、クチャクチャってもみ込んで、タオルでラッピングした状態で湯船につかって。しばらく置いてから流すんですけど、スチーム効果もあって本当にしっとりするんです!
頭皮が乾燥したりしたり、日焼けしたりしたときにヒリヒリしたときなんかは、はちみつを使って頭皮マッサージをして洗い流したりもしますね。頭皮がしっとり落ち着く感じがします」
──はちみつを美容ケアにも使うようになったのはどうしてですか?
「化粧品でもはちみつ配合のものが多いじゃないですか。以前、パリに出張で行ったときエステサロンではちみつ漬けの1週間を送ったことがあったんです。そのエステではオイル替わりにはちみつを垂らしてマッサージしてもらったこともありましたし。それなら……と思って」
はちみつは『全身の美容液』
──鵜飼さんにとって、はちみつはどんな存在ですか?
「はちみつは『全身の美容液』だと思うんです。顔用、体用、ヘアケア、インナーケアって普通はそれぞれ別のアイテムになると思うんですけど、はちみつだったら全部使えます。外からも中からも使えるから、全身の美容液だなって。
それに、美味しいのがいいですよね。体によくて美味しいって、これから100年の人生を考えたとき一番うれしいじゃないですか。
蜂が一生懸命に集めた自然の恵みという、ストーリーも可愛いなと思って。はちみつは『活力の源』でもあると思っていて。蜂のパワーがぎっしりと詰め込まれていて、そのパワーをいただくような感じで取りれています」
はちみつを取り入れて変わったこと
「はちみつは古来から食べられてきたものですし、昔は医療にも使われていたとも言われている食材ですよね。長い歴史が健康への効果を裏付けていると思います。
はちみつを毎日の食生活に取り入れるようになって、自分の食生活でお砂糖を減らせたのがよかったです。もともとスイーツ大好きで、お酒も好きなので、気をつけながら摂取していこうと思っていて。
抗菌効果も実感しています。特に子供をみていて思うんだけれど、はちみつは甘いけれど、歯をプロテクトしてくれるのかなと。私自身は、朝晩はちみつを摂るようになってから歯石がつきにくくなった気がします」
──コロナ禍になって、はちみつの摂り方が変わったことはありますか?
「以前からはちみつはいろいろな形でとっていましたが、マヌカハニーを朝出かける30分前に食べるように習慣づいたのは、コロナ禍になってからですね。
ウイルス対策として、外からはアルコール消毒やマスクで防いだりできるけど、中からバリアする方法はなんだろうと考えたら、はちみつの中でも特にすぐれた殺菌成分を持つマヌカハニーだなと思って。コロナウイルスは目に見えないものなので、抗菌効果にいいといわれるものはできるだけ取り入れていこうと思っています」
自然の恵みであるはちみつで、体の中から外からトータルにケア。そしてコロナ対策としても上手にはちみつを取り入れている鵜飼さん。彼女のナチュラルな美しさは、自然のものを美味しく取り入れて美容と健康を維持しているからかもしれませんね。
美容ジャーナリスト 鵜飼香子さん
美容誌MAQUIAの編集者を経て、メディアでの美容アドバイス、広告制作、化粧品のブランディングを行う。現在は大学院でブランドマネジメントなどを学びながら、思春期の10歳、動きが読めない4歳の子育てを効率美容で両立している。今いちばん関心のあることは、ホルモンによる体や心の変化にどう対応していくか。婦人科や漢方、食品などで試行錯誤中。
≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫
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