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「白髪だけは直らない」髪を鍛えるために大切なこと【髪トレ#1】

OTONA SALONE / 2020年9月9日 18時0分

毛髪関連企業の最新調査によると、40代以降の女性の髪の悩みの大半が、白髪、パサつく、うねる、分け目が薄くなる、ボリュームが減るなど、「加齢による髪の変化=劣化」です。

 

残りの人生半分を、豊かで健康的で美しい髪をもち、パーマやカラーも好きに楽しむには、髪や頭皮を鍛え、底上げされた状態を維持できるように、髪を鍛えることが重要です。

『髪トレ もうケアはいらない 美髪の法則』(余慶尚美・著 主婦の友社・刊 1,300円+税)から、いつでも簡単にできるシンプルな方法で、美髪をかなえる方法を抜粋し、お教えします。考案はヘアケアスペシャリストの余慶尚美さん。50才には見えない美髪にも注目。

 

今回はいちばんの悩み、白髪対策から。

白髪を「あきらめない」で、髪を鍛える

白髪だけは直らない。

でも「髪を鍛える」ことで

白髪が出るスピードを遅らせたり、

目立たなくすることは可能。

あきらめないこと。

 

40代から一気に増える悩みが「白髪」です。

 

白髪は通常、側頭部・顔の生え際⇒頭頂部⇒後頭部⇒ひげや体毛の順に出てきます。

 

30代までの白髪は黒髪に戻ることも多いですが、40才を過ぎてからの白髪は、ほぼもとに戻ることがありません。

 

理由は、黒髪のもとである「黒」を製造する、メラノサイト(色素形成細胞)の力が枯渇してしまうから。

 

メラニン色素が加齢により減少する、またはメラノサイト(色素形成細胞)でつくられたメラニン色素がうまく髪に取り入れなかったり、何かの要因でこのサイクルが乱れてしまうと、髪は「黒」の色を失って白髪になります。

 

ストレスによる血流の滞りや、病気などの免疫力低下なども原因となります。

 

白髪は老化現象なので、残念ながらすべてを黒髪に戻すことはできません。ただ、髪を鍛えることで、白髪になるのを遅らせることは可能です。

 

具体的な方法としては、とくに書籍の「余計なものを排す」で紹介したストレッチや深呼吸はぴったり。書籍には「髪の黒」を作るのに効果的な食材もまとめましたので積極的にとるようにしてください。

 

そしてもう一つ重要なのが、白髪との付き合い方。

 

本来髪の毛は、その人が持つメラニンの特徴で、黒の中にも赤みがあったり、黄みがあったりするのが自然なのに、真っ黒の白髪染めは髪だけが異常に黒く、不自然で、老けて見えるので注意です。

 

「白髪が多いので隠しています」とバラしているものでもありますね。

 

白髪になったら、明るい色に染めるのをおすすめします。私はさらに、ところどころにメッシュを入れて、陰影で動きがあるようにも見せています。髪全体が明るければ、根元にはえてきた白髪が目立たなくなり、色の効果で気分も明るくなりますよ。

『髪トレ もうケアはいらない 美髪の法則』(余慶尚美・著 主婦の友社・刊 1,300円+税)

これから生えてくる髪をすこやかに育てることをめざす髪のトレーニング「髪トレ」。シャンプー法やドライヤーの正しいかけ方、美髪を育む食材などを紹介するほか、悩み別対処法、ヘアスタイルのアレンジ法などを伝えます。

 

≪ヘアケアスペシャリスト 余慶尚美さんの他の記事をチェック!≫

 

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