1000万円貯蓄する人が「やめていた」5つのこと
OTONA SALONE / 2020年9月15日 18時30分
貯蓄をするなら、1000万円を目標にする人が増えています。
40代で、1000万円以上の貯蓄がある人は20.2%*。この数字からは、決して無理な金額ではないようにも思えますね。
今回は、1000万貯めている人たちが「やめていたこと」をまとめました。
*金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成28年)」より
その1:クレジットカードの作りすぎをやめる
スーパー、デパート、スポーツショップなどお店オリジナルブランドのクレジットカード。
作ると商品券がもらえる、買い物が割引になるなど特典が多いので、いろいろな場所で作ってお財布をパンパンにするのが、お金が貯まらない人です。
初年度だけ年会費無料であることを忘れ、放置したまま、次年度手数料の請求がきて使いもしないのに払い続けるのが典型。管理できるよう、ポイント、マイルなど貯める目的に応じてメインカードを決め、残りは解約を。多くても3枚程度に抑えましょう。
1000万貯められた人たちはお財布の中身の断捨離を必ずしています。クレジットカードはもちろんのこと、ポイントカードも捨てたり、整理しています。お財布の中のカード・ポイントをいちど全部出して、「過去2週間以内に使ったもの」「使わなかったもの」に仕分けてください。
月の生活費が10万円だとすると、1%バックのポイントは漏らさず貯めても月に1000円分にしかなりません。2週間以内に使わなかったポイントカードは、意味のある額まで貯めることができないので、持ち歩くことをやめましょう。
その2:無料や安いものにこだわることをやめる
スーパーで底値買いをするために時間や交通費をかけたり、金融機関や保険ショップの無料相談にいって節約している「つもり」なのがお金が貯まらない人です。
1000万円貯めた女性たちは、お金の仕分けとともに必ず行動の仕分けをしています。そして、お金で買えない時間を大切にするように変わっています。安いものを探すために時間をかけるのではなく、必要なものを必要な時に買うようになった瞬間から、貯まり始めるのです。
また、日本は資本主義社会ですから、公的機関やボランティアなどでない限り、無料でサービスを提供することはありません。なんらかの目的があるから無料セミナーがあることをお金を貯めている女性は理解しています。
1000万円貯めた女性は無料にこだわらず、必要な情報は自分で勉強します。また、プロに相談することにお金を使うことを無駄と考えません。だから貯まるのです。
その3:バーゲンに行くことをやめる
やりくり上手に思えるバーゲンですが、バーゲンで購入して長期間愛用しているものはありますか?
バーゲンで5000円で購入したスカートを1年で捨ててしまうのはもうやめましょう。熟慮して選んだ定価30000円のスカートを10年履くと1年あたり3000円となります。体型をキープしなければならない原動力にもなることでしょう。
安物買いの銭失いとはこのことです。半額とか〇%引きの値札をみるとお得感が増し、さほど欲しくもないものも買ってしまいがちです。
バーゲンに行かず必要なものを必要なタイミングで購入するのが貯められる女性です。
その4:「ポイ活」をやめる
お金をしっかり貯めている人がやっていそうなのがポイントを貯める活動の「ポイ活」。実は1000万円貯めた人は意外とやっていません。行く先々でどんどんポイントカードを作るとあっという間にお財布がパンパンになってしまい、実際ポイントカードを作ったお店に次に行ってもすぐにカードが出てこなかったり紛失してしまいがちです。
また、ポイントを貯めるのはお得なようですが「あと100円分買い物をすれば1ポイントつく」と思うと余計なものを買ってしまうものです。貯めてる人がやっている「ポイ活」はクレジットカードをメインのひとつにまとめたり、買い物や公共料金の引き落としをクレジットカードにまとめてマイルを貯めるなど目的や使うカードを絞っています。やみくもな「ポイ活」はせず、スマートな「ポイ活」にするとお金が貯まりやすくなります。
その5:家計簿をつけるのをやめる
お金のやりくり名人がやっていそうなのが毎日の「家計簿」でしょう。一つ一つの買い物を丁寧に項目別に記入する家計簿で支出の割合なども分析していそうなイメージです。ところが、1000万円貯めた人は意外と家計簿を書いていません。個人の支出は企業とは違いますので細かな主食、肉、野菜など項目別に支出を分けて分析したり検討する必要はありません。ざっくり、毎月出ていく固定費はいくらだから、日々のやりくりする食費や雑費やレジャー費はこれくらいに抑えて、貯金は毎月この額していこう!とおおまかな仕分けをすれば十分です。
細かく家計簿をつけることがダメなわけではありませんが、仕事を持ちながら、子育てをしながらなど女性は忙しいのためせっかく頑張って家計簿を書こうと思っても続けられません。やりくりを続けられる仕組みづくりをしていくとよいでしょう。また、毎月の貯金額は決めた額を支出する前に引き落としなどで定期的に貯める仕組みづくりをしておきます。やりくりをして残った金額を貯金しようとのんびりかまえているとなかなか貯金はできません。収入が入ったらまず「先取り」して貯金にまわします。毎月のお給料やボーナス合わせて手取りの10%から20%が目標です。
家賃や住宅ローン、電話や水道光熱費、保険料などの固定費は毎月出ていくものなので、しっかりチェックして定期的な見直しもしていくのがポイントです。家計チェックしていると特に通信費は家計それぞれでかなり幅があります。数千円で済ませているご家庭もあれば大手キャリアでタブレット、Wi-Fi、親子4台のスマホなど合わせて3万円というご家庭も珍しくありません。固定費を見直すと家計を抜本的に改革することができます。面倒だからと見て見ぬふりをせず、一度しっかり現実と向き合ってみましょう。
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