【40代編集長の婚活記#219】婚活をやってわかった実は苦手な「アレ」のこと
OTONA SALONE / 2020年10月14日 17時0分
40代の婚活にはドラマがある。OTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は婚活歴4年、婚活で出会った相手は100人以上。
婚活パーティ、婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介などで出会いとデートを重ねてきたが、トントン拍子に事は進まない。新たに出会ったのは、11歳年上の59歳・ロマンさん。オトナの余裕を感じる始まりだったが──!? この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
ターゲットを変えてみた
4年間の婚活でデートした男性は、圧倒的に同世代が多かった。よく考えたら過去にお付き合いした男性もみんな同世代だったな……。年齢差でいえば、±5歳。それは偶然でもあるけれど、個人的にあまり年齢差がないほうが気が合うんじゃないかと思っていたフシもある。
でもその年代となかなか上手くいかなかったわけで。
それならターゲットを変えてみようと、10歳以上年上に目を向けてみた。そんなとき婚活アプリに「いいね!」が届いたのが11歳年上、59歳のロマンさんだった。
59歳、丁寧でガツガツしていない
ロマンさんは、59歳で上場企業の会社役員、奥様と死別。息子は2人で、長男は社会人、次男は大学生。都内で次男と同居している男性。
メッセージ交換を始めてまず好印象だったのが、とても丁寧な言葉遣いだったこと! 婚活を始めて自分がこんなに相手の言葉遣いに敏感だとは思わなかった。上から目線だったり命令口調の言葉遣いの男性がとにかく苦手。
海外赴任の経験が豊富だったり、食べることが好きで料理もしていることも興味深く思ったけれど、一番好感をいだいたのは、ガツガツしていない姿勢。外食の話になったのに、ロマンさんは食事の誘いをしてこなかったのだ。
ほんの数回のメッセージ交換で距離を縮めてきたり、「会いませんか」とメッセージを送ってきたりする男性は、私は苦手だったので……。このガツガツしていない感こそ、11歳年上というオトナの余裕なのかもしれない!
連絡ペースもなんか、いい感じ!
ロマンさんからのメッセージは、3日に1度くらいのペースで届いた。毎日じゃないところも、心地よかった。このペースについて捉え方は人それぞれだと思うけれど、私はお付き合いしていても毎日連絡するタイプではないので……(苦笑)。
メッセージの内容も、恋愛観や異性観といった「THE婚活」的なものではなく、もっと広い人生観のような話が多かった。
ロマンさんとのメッセージ
あるときの話題は、海外で暮らすことについてだった。
ロマン「アサミさんはいつか海外に住んでみたいとおっしゃっていましたが、どこに住んでみたいと思いますか?」
以前に伝えていたことを、覚えていたことにちょっと感動。
アサミ「旅行して“ココで暮らしてみたい”と思ったのは台湾です」
ロマン「台湾はいいですね。僕も旅行でしか行ったことはありませんが、暮らしやすそうですね」
アサミ「食べ物がおいしいし、治安がいいし、親切であたたかい印象があります」
コミュニケーションの質問は「お互いに」
ロマン「海外に住むとき、食が合うかどうかは重要です。食が合わない土地に赴任した同僚は苦労したと聞きましたから」
自身の経験を交えながら会話を広げてくれるスマートさがある。
アサミ「ロマンさんは、タイやベトナム、インドネシアの料理はお口に合いましたか?」
私からも質問を投げかけてみる。メッセージも、一方が質問するばかりではただの質疑応答になってしまうからね。以前に、私が質問するばかりで終わった婚活もあるので(苦笑)。
ロマン「はい。だから楽しく暮らせたと思います。僕が食いしん坊なところもあると思いますが」
言葉のチョイスが「前向き」
ここまでの会話の流れで感じるのは、ロマンさんは物事をポジティブに捉える人だな、ということ。「暮らしやすそうですね」「楽しく暮らせた」など、肯定的な言葉で会話をしていく。
同じ会話の流れでも、ネガティブに捉えたり、否定的な言葉を選ぶ人もいる。
例えば「台湾に住んでみたいです」と言ったあとに「でも、暑そうじゃないですか?」とか「英語があまり通じないんじゃないですか?」みたいに、否定形で返してくる人。
どちらがいい、わるいというのではないけれど、ポジティブに捉える、肯定的な言葉を選ぶ人のほうが私は一緒にいて心地いい。
否定形の会話の人にドッと疲れる
言葉遣いが丁寧かキツイかとだけでなく、言葉のチョイスが肯定的か否定的かという点も、実は重要だなとここ数年で強く感じるようになった。
ネガティブに捉える人、否定的な言葉が多い人、愚痴が多い人、ため息ばかりついている人と長時間そばにいると、ドッと疲れてしまうのだ。
だから、ある時期を境にそういうタイプの人とは距離を置いたり、一緒にいる時間を短くしたりするようにした。ということは、将来を一緒に暮らしていくパートナーは、ポジティブなタイプのほうが私には合っているんだと思う。
柔軟性のあるタイプかも
アサミ「ロマンさんは、苦手な食べ物はないのですか?」
ロマン「そうですね。日本にいるときはあまり得意じゃなかったドリアンも、気がついたら好きになっていました」
アサミ「ドリアン! あの独特なにおいも大丈夫ですか?」
ロマン「ドリアンのにおい、すごいですよね。でも東南アジアの気候で過ごしていると、フィットしてくるんです。不思議なものですね」
なるほど……! 確かに長く住んでいるとその土地に慣れてくることはあるのかもしれない。海外で暮らす経験をしているからこその体感かな。どんな場所でも適応する、柔軟性のある人かもしれない。
その日のメッセージは
海外で暮らすことから食の話題になっても、ロマンさんは食事のお誘いをしてこなかった。この日も
ロマン「だいぶお時間を取ってしまいました。では、そろそろ失礼します。今夜もありがとうございました」
と、丁寧かつアッサリと終了した。ダラダラ続けるより全然いいし、終わりをハッキリさせるところもスマートでいい。
その一方で、もしかしてロマンさん、ただメッセージ交換だけを楽しんでいる人なのか……?という疑問が生じなくもなかった。
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【40代編集長の婚活記#218】この流れはもしかして!? 40代こじらせ独女の赤っ恥
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