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「やくむ」ではありませんよ!「役務」の正しい読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2020年10月23日 11時30分

漢字にはさまざまな読み方があります。中には「これは〇〇と△△、どっちで読めばいいの?」と迷ってしまうような紛らわしい読み方をするものも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「役務」の読み方、知っていますか?

「役務」の読み方は?

「役務」という字をはじめて見たとき、私は迷うことなく「やくむ」と口にしてしまいましたが、「やくむ」は「役務」の正しい読み方ではありません。「役」にはもう一つ、よく使われている音読みがあります。

正解は…

「えきむ」です。

「役務」とは

公的な仕事。また、他の人のために行う労働。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「役」という漢字には

  • 音読み ヤクエキ
  • 訓読み (常用漢字表外)つとめいくさ

の読みがありますが、「ヤク」も「エキ」も同じくらい読まれている印象があるため、どっちで読んだらいいか迷いやすい漢字の代表例なのではないでしょうか…。

では「荷役」はどう読む?

「役務」と同じくらい頭を抱えやすいのが「荷役」です。“船荷のあげおろしをすること。また、それをする人。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”を意味する「荷役」、あなたはなんと読みましたか?

正解は「にやく」です。

「やく」も「えき」も音読みですが、実は、日本では古くから「やく」と「えき」のどちらで読むかによって「役」の意味を使い分けてきました。

  • えき:「戦争」や「働かせる」などの意味
    「使役(しえき)」など
  • やく:「仕事」や「割り当て」などの意味
    「役割(やくわり)」など。

でも実際には、この使い分けの仕方を思い出すより、「役務(えきむ)」「荷役(にやく)」とそれぞれの読みを覚えてしまったほうが早いかもしれません。

 

参考文献:「荷役」という熟語は「にやく」と読みますが、「にえき」と読むのは間違いですか? 漢字Q&A 漢字文化資料館

 

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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