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山内惠介が生放送でプロポーズした「意外な相手」って?

OTONA SALONE / 2020年11月1日 11時0分

山内惠介さんが普段からとってもお世話になっている先輩・山田邦子さん。プライベートで食事をするときには聞けなかったあれやこれやについて、山内さんが改めて迫りました!

惠ちゃんのアドリブに
つけ爪が折れたよ(笑)(山田)

山内:今日は、日頃大変お世話になっている山田邦子さんに(連載の)ゲストに来ていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。出会ってから10年が経ちますよね。

山田:そうね。私がやっていたNHKの「日曜バラエティー」っていう公開生放送のラジオ番組に、惠
ちゃんがゲストで出てくれたのが最初でした。歌だけじゃなく、コントをやったりもするので、みんな仲よくなるんだよね。惠ちゃんが初めて出てくれたときは、まだ全然知らなくて(笑)。「なんか変なヤツだなぁ」と思いつつも、歌が上手いことにびっくりした。

山内:僕はまだまだ暗中模索の時期で、いろいろと教えてくださるような先輩に巡り会えないだろうかと強く願っていた頃だったんです。そのときに邦子さんに番組に呼んでいただいて、この人だ!と思ったわけです(笑)。

山田:私がステージに出ていくと、惠ちゃんが袖のほうからじーっと、じーっと見てるの。そうしたら、うちのマネージャーが声を潜めて「また見てますよ。あいつ、邦子さんを狙ってますよ」って(笑)。

山内:アハハハハ。「食事に連れていってください」と言いたいんですけど、やっぱり勇気がいるわけですよね。なので、ある日勝負をかけたんです。番組で「白樺の誓い」を歌ったときに、間奏の台詞「僕と結婚してください」に「邦子さん」をつけて、「邦子さん、僕と結婚してください!」と呼びかけた。

山田:生放送でね! もうこっちは「えーっ!」ってびっくりしちゃって、よろめいた瞬間につけ爪がポキッと折れちゃったよ(笑)。でも、そこからご飯に行ったりするようになったんだよね。

山内:いろいろ教えていただいたり、愚痴も聞いていただいたり。

山田:ちょうど20代から30代、男としても、大人になるときにこれでいいんだろうかって悩む時期が誰しもあってね、そのときをご一緒したなぁと思います。高校生から働いているから、一般的なこともよく聞かれて(笑)、最初はお姉さんだったのが、お母さんになり、今ではお父さんみたいな気持ちになっていますよ(笑)。

撮影/橋本 哲

人間関係でパニックにならない。
なぜですか?(山内)

山内:今も、人間関係などで悩んだときは「まず風呂に入れ、そして、時間のあるときにウォーキングをしろ」という教えを守っています。そうすると血流がよくなって思考が変わってくるよと。そして夜はあまり考え事をせずに早く寝ろと。あと寂しくなったときは、鍋にお湯を沸かして部屋を湯気で満たして、温かいものを飲めと。

山田:私の母の教えなんだよね。あと、抱えすぎず、周りの人生の先輩に全部投げてごらんってことですよ。惠ちゃん、なかなか男らしくて全部背負おうとするからね。

山内:いえいえ(笑)。でも素直に頼ることも大事ですね。邦子さんがすごいなと思うのは、僕もそうですけど邦子さんも本名でしょう。目立つし、いろいろご苦労もあると思うんですよ。でも、カラオケに行けばご自身の歌を率先して歌われるし、嫌な顔をなさらない。おつき合いだって大御所から若手まで幅広くてパニックになりそうなのにならない。すごいですよね。

山田:私、いつも心に留めているエピソードがあってね。あるときひとりの子どもが、美空ひばりさんを見て「あ、美空ひばりだ」って言ったんですって。そうしたらひばりさん、しゃがんでその子ひとりのために歌ったっていうの。だから私も「邦ちゃん」って呼びかけてくれる人には、何かしなきゃって。だってそれが職業だもんね。

山内:素晴らしいです。僕もいつも歌える心持ちをつくっておかなきゃいけないということですよね。

 

気になる「山内惠介の会いたい人」対談の全編は発売中の『ゆうゆう』2020年12月号に掲載されております。「山内惠介の会いたい人」は、2020年9月号より連載中です。是非チェックしてみて下さい!

ゆうゆうは親子で楽しめる雑誌です。お母様へのプレゼントとしても是非ゆうゆうをご活用下さい。

 

山内惠介さんのサイン色紙を3名にプレゼント!

『ゆうゆう』2020年12月号159ページのアンケートつき読者プレゼント応募用紙の「希望の商品番号・商品名」欄に「山内惠介色紙」と書き、必要事項を記入してご応募ください。

※色紙の種類はお任せください。

 

【プロフィール】

やまだ・くにこ●1960年東京都生まれ。川村短期大学在学中の80年、お笑い番組に多数出演。スカウトされ、短大卒業年にドラマデビュー。同年、デビュー曲「邦子のかわい子ぶりっ子バスガイド編」で
有線大賞新人賞受賞。複数のバラエティ冠番組のみならず、ドラマ、映画、舞台、小説やエッセイの執筆などマルチな才能を発揮し、88 ~ 95年NHK「好きなタレント調査」で8年連続1位の記録をもつ。
デビュー40周年となる今年2月からスタートしたYouTube「山田邦子 クニチャンネル」は登録者数5万人を突破。11月27日~ 12月3日、紀伊國屋ホールにて『山田邦子の門2020 ~クニリンピック~』を上演予定。

 

やまうち・けいすけ●1983年福岡県生まれ。2001年「霧情」で歌手デビュー。09年「風蓮湖」がオリコンで50週ランクイン、14年「恋の手本」で初のオリコンTOP10入りを果たす。15年、日本レコード大賞で日本作曲家協会選奨を受賞。15年より5年連続「NHK紅白歌合戦」出場。現在、最新シングル「残照」が好評発売中。11月4日にCD12枚、Blu-ray、DVD、ブックレットの14枚組BOX『20th Anniversary Complete Box』が発売予定。11月6日、日本武道館にて「山内惠介デビュー20周年記念リサイタル・ファイナル」を公演予定。その他公演情報は山内惠介公式HPにて。

 

撮影/橋本 哲 スタイリング/高山良昭(山内さん) ヘア&メイク/小林葉子(山内さん) 取材・文/北 菜穂子 山内さん衣装協力/ACUOD by CHANU ☎03 -5776 -3679

 

≪主婦の友社 ゆうゆう編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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