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この1年で激変した「お金持ちのカネづかい」意外な内容って?

OTONA SALONE / 2020年11月29日 19時0分

さんきゅう倉田です。大学を卒業して国家公務員になり、辞めて芸人になり、11年目になりました。

 

現在ではライブに出ることはほとんどなくて、たまにメディアに出たり、連載記事を書いたり、企業や団体の動画を作ったり、講演会をしたり、企業研修をしたりしています。

 

お笑いの部分が少ないですね。TwitterやInstagramでは、積極的に笑いを取ろうと努力しています。いや、すべての仕事でそういう努力をしています。

 

今回も、資産数十億円のお金持ちに取材をして、お金持ちの中で「やらなくなったこと」「変わらないこと」を聞いてきました。コロナ禍によって、一部控えているものもあるようです。

しなくなったこと1・列車の旅(ななつ星・カシオペア)

コロナ前ならば、お金持ちは、優雅な列車の旅を楽しんでいました。

豪華列車の代表格、「カシオペア」の運行は現在は旅行会社のツアーに限られるようなので、「ななつ星」を紹介します。

「ななつ星」は九州7県を結ぶ3,000kmの列車です。4日間かけて、福岡・大分・熊本・宮崎の4県を巡るコースなどがあります。

クルーズトレインと称され、木やファブリックを様々にあしらい、和洋・新旧融合の国内最上級の洗練された空間でみなさまをお迎えするそうです。ホームページを見ていて、「ファブリックってなに?」と思いました

布製品のことでしょうか。きっと、いっぱい布を使った列車なんですね。レースなどをあしらっているのかもしれません。

 

ラウンジの車両にはバーカウンターを備え、ピアノの生演奏をききながら寛ぐことができます。

価格は3泊4日のコースで、スイートがおよそ73万円、DXスイートBがおよそ86万円、DXスイートAがおよそ96万円。

まさしく、お金持ちのための旅行ですね。コロナ禍では3月から7月まで運休していましたが、「流行り」というくらいですから、お金持ちたちは予約が開始になる度に申し込みをして、さっそく乗っているのかもしれません。

 

しなくくなったこと2・クルーズ船の旅

11月に日本を代表するクルーズ船、飛鳥Ⅱがクルーズを再開しました。さすがにお金持ちも現在は行かないそうですが、コロナ前はクルーズ船での旅も流行っていたようです。

 

とあるお笑い事務所には、クルーズ船のパーティで営業をする仕事が定期的にありますが、参加した芸人さんの話によると、食事や内装は一般的で、特別なサービスもなかったそうです。中古の船舶を中国の会社が買って、クルーズを企画しているとのことでした。

 

それでも参加料金は安くありません。価格の高いクルーズ船の旅と言っても、内容には差があるんですね。

 

ちなみに前述の飛鳥Ⅱの場合、2022年に予定されている世界一周107日のクルーズは、早期申し込み割引期間中で、2名1室の1名が490万 ~ 2670万円です。

 

さらに、ぼくが取材したお金持ちの人が参加するクルーズ船の旅は特別です。

 

内容は、また別の機会にまとめたいと思います。

 

変わらないこと3・現代アートのコレクション

民度が高いお金持ちは、芸術に興味を持つんですね。逆に、芸術のような値段をつけることが難しいものの購入でしか、現金を減らすことができないのかもしれません。

 

フランス映画『最強のふたり』のお金持ちも、現代アートに興味を持っていました。

 

有名絵画を何億円も拠出して購入するのではなく、まだ有名ではない才能ある若者を発掘するのがたのしみであり、お金持ちとしての役割だと考えているのかもしれません。

 

ぼくも、藝大の卒業展示を毎年見に行っており、素敵だと思った学生の展示は藝大卒業後も見に行っています。

 

金額はお金持ちから比べると些少ですが、継続的に作品を購入して、応援しているつもりになっています。

 

芸術家のパトロンになることは、お金持ちの嗜みのひとつかもしれません。

 

変わらないこと4・ベルルッティ、ルブタン、トゥールビヨン

ファッションや食事に興味のないお金持ちは大勢います。コロナ禍で会食も減り、余計に新しい情報が入らなくなりました。だから、お金持ち同士で集まったときに耳に挟んだ記憶でブランドの靴を買ったり、友だちが持っているものを自分も身につけたりします。

スーツに合わせる革靴や財布はベルルッティの文字がいっぱい書かれたものを選ぶし、女の子にあげる靴はルブタンにするし、もう少し高い腕時計を購入しようとトゥールビヨンが組み込まれたものを買います。

トゥールビヨンは、永久カレンダー、ミニッツリピーターと並ぶ世界三大複雑機構です。トゥールビヨンが組み込まれた腕時計は、1,000万円以上します。腕時計だから、基本的には法人の損金にもできません。ただ単に、ステータスとして持つアイテムですね。

1980年代頃からずっと流行っています。

 

 

お金持ちの中での流行りは、時代によって変化します。「ああ、お金持ちにはこういうものが流行っているんだな」と、違う世界の流行を好奇心の強い読者の方に楽しんでいただければ幸いです。

 

≪芸人・元国税局職員 さんきゅう倉田さんの他の記事をチェック!≫

 

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