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【40代編集長の婚活記#226】40代独女「婚活をやめよう」と決めた3つの理由

OTONA SALONE / 2020年12月2日 17時0分

40代の婚活は、長丁場になりやすいらしい。婚活歴4年超えのOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、この4年間で100人以上もの男性と出会ってきた。

59歳の会社役員・ロマンさんとデートするもどこかしっくり来ず、このまま婚活を続けることにも疑問が生じてきて──。この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

4年間続けてきたけれど

4年間、婚活を続けてきた。大学に入学したばかりの1年生だったら、卒業している年月に相当する。振り返ってみるとこの4年間、いろいろな婚活をしてきたなぁ……。

婚活カウンセラーに相談したのも、婚活パーティに参加したのも初めてだったし、婚活アプリ、紹介婚活、バー婚活、個室婚活。40代にしてすべてが初めての経験だった。

婚活という言葉自体は15年以上前から知っていたけれど、30代後半で「一生、独身かも」と思っていた身としては、まさか自分が婚活するなんて!という気持ちだ。

 

婚活アプリから退会してみた

我ながら、4年間もよく続いたなと思う。途中で婚活疲れしてちょっと休んだこともあったけれど、なんだかんだで続けたものね。44歳からノンストップで婚活を続けてきた私も48歳。気がつけば50代が見えてきている。

人生100年時代で考えたら、ちょうど半分──。

決めた。婚活を休む。そう決意した私は、登録していた婚活アプリから退会し、削除した。

 

40代まで婚活をしなかったワケ

40代で婚活することを「遅い」「手遅れ」と言う方もいる。それは否定はしない。その人の考えだから。

ただ、私には40代がやっと婚活を始められる年齢だったのだと思う。20代、30代は自分のこと(≒仕事)で精一杯で、婚活以前に男性とデートをする時間も、恋愛する余裕もなかった。

自分にとっては当たり前で当時はまったく自覚がなかったけれど、本当にワーカホリックというか、ただただ仕事を頑張りたかったのだ。生活のプライオリティはとにかく仕事にあって、それ以外のことは時間に余裕ができたらでよかった。

そして、その生活に不満はなかった。

 

44歳で婚活を始めてみて

そして、44歳で婚活を始めてみてよかったと思う。100人以上の男性と出会い、20人近くの男性とメッセージやデートを交わし、1人の男性とお付き合いをした。

30代後半で「一生、独身かも」と思い、もうデートだってすることがないと思っていた。そんな私が恋愛するときが来るなんて。人生、始めてみないと何が起こるかわからない!

婚活を通じて、傷ついたこともあったし、悲しいこともあったし、涙した日々もあったけれど、今となっては全部いい思い出。出会ったすべての男性から学ぶことがあって、感謝している。それはキレイゴトではなくて。

 

婚活を休む理由・その1

婚活を一旦休む決意をした1つ目の理由は、シンプルに疲れたのだ。我ながら4年間よく続けたなぁと思う。ロマンさんとのデートに疲れたというだけでなく、婚活や男性とのデートそのものになんだか疲れたのだ。

会ったことのない男性とメッセージを交換し、お互いのことを伝え合い、デートをして楽しく会話できるように言葉を選びながら盛り上げる。初対面の人と会ってコミュニケーションするのは、どんな出会いでも気をつかうものだ。実際、仕事でも初対面は少なからず緊張するし。

それを4年間、出会いにして100人以上、マッチングやデートにして20人以上と繰り返してきたけれど、このタイミングで緊張の糸がプツンと切れた気がした。

婚活を休む理由・その2

2つ目の理由は、他人と一緒に24時間365日を過ごすことを求めていないと自覚したからだ。

20代の頃からなんとなく気づいていた、「他人と一緒に暮らす自信がない」問題。これが、確信に変わった。私は誰かとひとつ屋根の下に住んで共同生活したいわけではない。むしろ、一人の空間、一人の時間がほしい。

平日は基本的に一人の空間で過ごし、週末や長い休暇には気のおけない相手と一緒に食事をしたり、リラックスしたり、楽しんだりしたい。

 

アレが変わることへの疑問

結婚という形なら「別居婚」「週末婚」というものかもしれないが、なんとなく時間のあるときは一緒に過ごすのが日常というお互いの信頼感があるなら、結婚という形をとらなくてもいいんじゃないか。

それに、昨今話題になっている「夫婦別姓」のこともある。

48年間、アサミという姓で生きているし、免許証、パスポート、銀行口座、クレジットカードなど全部がそれで登録している。それを結婚したというだけでどちらかが全部変えなくてはならないというのもおかしいのではないか? めんどくさいことがこの上なく苦手な私としては、できれば変えたくない。

総合的に考えると、私がほしいのは結婚相手ではない。信頼しあえる「パートナー」。……っていうことは、結婚相手を探す「婚活」じゃない。パートナーを探す「パー活」!?

 

婚活を休む理由・その3

4年間やって婚活に疲れた。

結婚相手でなく信頼できるパートナーがほしいとハッキリわかった(できれば姓を変えたくない)。

という理由のほかに、もうひとつ大きな理由がある。そして、もしかしたらこれがとても大きな理由なのかもしれない。

それは……「出会ってしまった」のだ。

「出会ってしまった」とは!?

婚活相手でもない。お付き合いしているわけでもない。簡単に会える相手でもない。だけど、出会ってしまったのだ。

尊敬できて、いとおしくて、支えたいと思う存在に。

その人が幸せで健康でいてくれたらそれでいいと思える人に。

私にとってかけがえのない大切な相手と、不思議な縁で知り合ってしまったのだ──。

 

「運命の人」を見つける方法とは⁉

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≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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