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「魚」が「喜」でなんて読む?「鱚」はなんて魚?|漢字クイズ3選

OTONA SALONE / 2020年12月7日 8時0分

さまざまな言葉を表すことができる漢字。例えば魚の名前は「魚(さかなへん)」との組み合わせで表すことができます。

とはいえ、難しいのはその読み方です。漢字表記や魚の名前に馴染みがある人であれば、「魚(さかなへん)に○○で○○ね!」とすんなり読めると思うのですが、そうでない人にとっては「これって何の魚?」と戸惑ってしまうことも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。

 

第1問:「鱚」の読み方、知っていますか?

「魚」が「喜ぶ」と書く「鱚」。ポジティブな印象を受ける漢字ではありますが、ポジティブな印象を受ける「魚」はなかなか思い浮かびませんよね…。

「鱚」は夏が旬の魚で、淡白な味わいが特徴です。天ぷらにして食べでも美味しい魚です。

正解はこちら!

「きす」です。

「鱚」は、スズキ目キス科に属する魚の総称で、沿岸の浅い砂地に生息しています。危険を察知すると砂の中に潜るのが特徴的な魚です。

「魚」に「喜」と書くのは、「きす」の「き」の音を表すためです。「き」の音を表す漢字はたくさんありますが、縁起のいい漢字を当てたと言われています。また、きすの頭がねずみの頭に似ていることから「鼠頭魚」と書くこともあります。

「きす」の音は「岸(きし)」から来ていると言われています。かつて「鱚」は「岸にいる魚」「岸の魚」を表す「キシゴ」「キシコ」と呼ばれていたそうです。「きす」はその音変化だと言われています。

「キシゴ(キシコ)→キスゴ(キスコ)→キス」

他にも味の淡白さや肉質の白さから「潔(キヨシ)→キス」となった説などが挙げられます。

 

第2問:「鰌」の読み方、知っていますか?

魚の漢字が得意な人の中には、「ます」と答えた人もいるかもしれません。しかし「ます」は非常に惜しいですが、間違いです。「ます」は「魚」+「尊」「鱒」と書きます。

ヒントは「泥鰌」とも書くことです。

「泥」から印象づけられる魚とは何でしょうか。

正解はこちらです。

「どじょう」です。

「鰌」でも「泥鰌」でも「どじょう」と読むことができます。コイ目ドジョウ科の淡水魚です。

「鰌」の「酋」には「ミミズ」の意味があります。「鰌」の字は、ミミズのようにしまった細い魚、ミミズのような形の泥の中に住む魚という意味を持ちます。

 

第3問:「鰤」の読み方、知っていますか?

「鰤」の答えは皆さんもよく知る、冬が旬の魚なのですが、一般的にカタカナで表記されているため「えっ、漢字ではこう書くの?!」と驚かれる方も多いのではないでしょうか。

ヒントは

  • 冬が旬の魚
  • 2文字

です。

読み方は思い浮かびましたか?

正解はこちらです。

「ブリ」です。

「出世魚」と呼ばれるブリ。出世魚とは、成長に合わせて読み方が変わる魚のことです。

ブリの呼名は地域によってさまざまです。

  • 関東:ワカシ(ワカナ)→イナダ→ワラサ→ブリ
  • 関西:ツバス(フクラギ、ツバイソ)→ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ

4年で全長70cmくらいに成長し,これ以上の大きさになったものをブリと呼びます。

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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