【実録】大人カップルに聞いた「おうちデートのお金、みんなどうしてる?」
OTONA SALONE / 2020年12月22日 22時0分
気軽に外に遊びに行くことが難しくなった現在、恋人とのデートにも変化があった40代独女は多いと思います。
また、仕事の規模が以前より縮小され、収入が減ったという人も多いのが現実です。
大変なときではあるけれど、何とか工夫しながら幸せな時間を過ごしたいですよね。
40代のカップルに、今のデートのときのお金事情について聞いてみました。
外食が減ったのを機会に、ふたりで節約思考になった
「ふたりともアウトドア派で、休みの日は遠出やキャンプなどに行っていました。
でも、今は安易に外に出ていけないのでおうちデートが中心になっています。
外のデートでは外食に一番お金がかかっていたのですが、家で過ごすようになって思い切って手料理にチャレンジ。
外食とかかるお金がだいぶ変わることに気づいて、それから節約志向に目覚めました。
スーパーの安売り品など今までまったく気にしていなかったのに、今は夕方の時間を狙ってふたりで短時間の買い物に行ったり、調味料を安く揃えて中華に挑戦したり、食事を楽しんでいます。
意外とストレスがないし、これまでが遊びすぎだったんだなぁと思いましたね……」(43歳/サービス業)
★ おうちデートの時間が増えて、料理に挑戦する人が増えています。
手作りは手間も時間も外食よりかかるけれど、「彼氏と買い物に行くのが新鮮」「新婚っぽくて楽しい」など、新しい姿がよりふたりの愛情を深めます。
節約も凝りすぎると疲れますが、ふたりでストレスのないやり方を見つけるのがいいですね。
クレジットカードでの支払いが増えてしまい、出費は変わらず!?
「以前からデートはどちらかの部屋で過ごすことが多かったのですが、外出規制がはじまってからは食材の買い物も控えたくなり、ネットスーパーを利用するようになりました。
家まで持ってきてくれるので本当に便利だし助かるけれど、ネットだとついあれもこれもって買い込んでしまうんですよね。
食材だけじゃなくて日用品も取り扱っているサービスで、気がつけばシャンプーや彼氏の靴下まで買ってしまって……。
外出が減っただけ出費も減るだろうと思っていたけど、クレジットカードの引き落としの額が上がってしまって、結局収支は変わらずという感じ。
それでも、外泊にかけるお金がなくなったので、私も彼氏も現金が手元に残るようになったのはいいのかな」(40歳/事務)
★ 外出が難しくなってから、筆者の周りでもネットスーパーを使う女性が多くなりました。
気軽に注文できて便利なサービスですが、気をつけたいのが買いすぎること。
おうちデートで出費が減ったはずが、結局カードでの買い物が増えると支払いが大変に。
月の限度額を決めるなど、無駄遣いを防ぐ買い方を考えたいですね。
動画配信サービスを契約したらいろいろと「浮くお金」ができた
「彼女はアニメ、俺は映画が好きで、普段は自分の部屋で過ごすときにそれぞれ観ていました。
でも、外でデートができなくなってからは彼女の部屋に泊まりに行くことが増えて、自然と彼女と一緒に動画を楽しむようになって。
ふたりで観たい作品もあるし、彼女が新しく動画配信サービスに契約してくれました。
外出しなくなると、ガソリン代やパーキング代、服にかけるお金などもかなり下がるんですよね。
サービスがあるからレンタルに出かけることもなくなって、いろんな面で“浮くお金”ができたなと実感します。
たまに俺の支払いでちょっと豪華なデリバリーを楽しんだり、おうちデートでもストレスなく楽しんでいます」(35歳/営業)
★ お手軽な価格で契約できる動画配信サービス。複数の会社を利用している人も多いと思います。
おうちデートは「することがない」などの悩みがありますが、ふたりとも映画鑑賞が趣味ならこんな楽しみ方もいいですね。
「外のデートでどれだけ使っていたか実感した」とこちらの男性は話していましたが、浮いたお金で新しい過ごし方を考えたいですね。
「水道光熱費」をお互いに出すようになった
「これまでは、それぞれの部屋に行っても料理にかかったお金とか電気代のような細かい部分については、特に考えたことがありませんでした。
でも、外出規制がはじまってからはほとんどどちらかの部屋で週末を過ごすようになって、“そういえばシャワーもこれまでの倍は使っているな”と気づき、彼女に
「水道代とか電気代は俺も払う」
と切り出しました。
彼女は遠慮していたけれど、今の状態がいつまで続くかわからないし、やっぱり負担は平等がいいかなと思います。
それで、お互いの部屋の水道光熱費を計算して、1割くらいをそれぞれ出すことにしました。
彼女に現金を渡すって最初はおかしな感じだったけど、今は気兼ねなく遊びに行けるようになって、決めてよかったなと思いますね」(38歳/販売)
★ それぞれの部屋で過ごすとき、あえて水道光熱費を考えるような機会は少ないかもしれません。
ですが、これだけ外出することが減ると、改めてかかるお金について意識が向きます。
負担を平等にするのは、これからも楽しくお付き合いしていきたいから。
小さなことでも話し合える姿勢を、ふたりで持ちたいですね。
外でのデートが部屋に移った今は、かかるお金にも変化があります。
偏りがちな負担は、どこかでバランスを取る意識が重要。
新しい楽しみを見つけたり、改めて過ごし方について考えたり、前向きな変化で今を乗り切ろうとするのが、幸せなカップルといえます。
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