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工藤静香、「あの手料理」でわかるキムタクとの意外な距離感

OTONA SALONE / 2020年12月18日 21時0分

時間が空いた時に、ついスマホに手を伸ばしてしまう人は多いと思いますが、私が必ず見てしまうのがおシズこと、工藤静香のインスタグラムなのであります。

 

スポーツ新聞が逐一ネットニュースにしていますから、ご存じの方も多いと思いますが、おシズのインスタは実際みないと、その良さはわからないもの。ぜひフォローしてみてください。

 

毎日チェックせずにいられない、工藤静香の手料理

なんといっても見どころは、おシズの手料理です。10代の頃から料理上手を自称し「スタッフに手作りあんパンを差し入れた」などのエピソードに事欠かないおシズ。

 

妻となり、母となった今は、オーガニック志向、白いもの(小麦粉、砂糖)を取らない、バターと牛乳は使わない、鶏肉はむね肉、ササミというヘルシー志向で、「バズリズム」(日本テレビ系)では、二人の娘には手作りのお菓子を食べさせていることを明かしていました。

 

家族によく尽くすヤンキー女的な気質、完ぺき主義なおシズの一面を見ることができると思います。

 

野菜をたくさん食べようと心がけているのでしょうが、サラダではなく漬物にしてしまうあたりが、青森県出身のお父さまのDNAを感じさせます(東北では、お茶の時間に漬物を一緒に食べることがあります)。

 

が、料理の見た目がちょっとグロいのです。

 

全粒粉やてんさい糖など、茶色いものを使っているのでバエにくいことは確かですが、あれ?という出来栄えのものが多い。

 

お金がふんだんにあるはずなのに、和食を和食器に盛らないのも、皿好きの私には不思議でならない。

 

私の悪友がおシズの作った焼き豚を見て「野〇ソかと思った」と連絡してきて爆笑しましたが、おシズがおニャン子クラブに入る前に所属していたセブンティーンクラブの元同僚、モデルの亜希がYouTube「母ちゃん食堂」で焼き豚を披露していますから、お時間ある方比べてみてください。

 

その一方で、おシズの料理は中毒性がすごいのです。

 

たとえば、上述した亜希の「母ちゃん食堂」は実際に料理を作る前に見ると参考になります。カレーをマネして作ったら、おいしかったですし、盛り付け方もすごくきれい。お弁当なんておいしそうだなと思います。しかし、おシズの料理は料理を作らないときでも見返したくなるし、何度見ても笑える。

 

キムタクに垣間見える老いの気配と、意外な繊細さ

なぜ私はこんなおシズの料理に惹かれるのかと思っていたところ、おシズの夫、木村拓哉が「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)に出演していました。まもなくキムタク主演のドラマが公開されますから、番宣というやつでしょう。

 

久しぶりにキムタクを見たのですが、やっぱり男の人も老けるなというのが正直な感想です。目の下もたるんとなっていましたし。

 

もっとも、これは、私がキムタクの美男(見た目)としての全盛期を知っているからそう思うのであって、ファンにとってはキャラや演技力も含めて「いい感じに円熟した」ように見えるのかもしれませんが。しかし、「年を取ることが許さない」職業というのは、男女を問わずなかなか厳しいだろうなと思います。

 

さらに、テレビ画面には「木村拓哉48歳」と出ていて、それにも私は驚いたのでした。

 

そうか、もうそんな年なのか。キムタクと言えば、ドラマにひっぱりだこで、それ故に有吉弘行に「月9バカ」とあだ名をつけられたことがあります。若いころからずーっとドラマの第一線にいるのです。

 

視聴率が見込めるとしてオファーがかかるわけですから、期待にこたえなくてはなりませんし、数字が悪ければ、主演のせいにされてしまう。テレビそのものの視聴率が落ちているからこそ、キムタクのように数少ないスターには大きな期待がよせられるもの。そのプレッシャーは、常人には耐えられないのではないでしょうか。

 

わざとそういうふうにふるまっている可能性もありますが、番組で見たキムタクは「占いなんて気にしない」タイプではなく、割と従ってしまう感じに見えました。

 

大スター、キムタクが占い師に従うほうが、番組としては盛り上がりますが、それを差し引いても、繊細というか怖がりな一面がありそうです。それは上述したように、スターだけが背負うプレッシャーなのかもしれません。

 

工藤静香の料理、その生命力がキムタクに必要なワケ

スターのプレッシャーがはかりしれないものだとしたら、おシズとキムタクは相性がいいと思うのです。

 

おシズの料理は中毒性が高いと書きましたが、これは言い換えると生命力が強いということでしょう。

 

おシズの娘であるCocomiとKoki,が、インスタライブで「ドラマとかが忙しくても、マミーの料理が好きだから帰ってくる」と話していたことがありますが、確かにあの料理は受け付けない人は受け付けないかわりに、ハマる人はハマりそうです。

 

キムタクが繊細寄りの性格であるとしたら、おシズの「あたしについてきな」というヤンキー気質は何よりも頼もしいのではないでしょうか。

 

おシズも人間ですから、弱い時もあろうかと思いますが、少なくとも惚れた男の前では強い。

 

人気と収入には恵まれる一方、何かと制約の多い家庭ですから、ウソでも強いフリをしなければ、キムタクも落ち着けないでしょうし、お子さんを育てられなかったのではないでしょうか。

 

実はオトコは強くないのだ。オンナの生命力に私たちは惹きつけられる

私が若いときに知っておきたかったことの一つは、男性は別に強くないということです。

 

もちろん、私がハズれの男をひいた可能性も否めませんが、男性だからといって常に女性を助けられるわけではない、むしろ女性のほうが小回りが利くことは事実だと思います。

 

おシズのグロ料理は強さと包容力の結晶で、繊細なキムタクはもちろん、性格暗めの私もその生命力にひかれて、今日もおシズのインスタをながめてしまうのかもしれません。

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

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