40代はそこ見ちゃダメ!相手の○○を気にするのは絶対NG【40代の婚活塾#5】
OTONA SALONE / 2020年12月30日 19時30分
こんにちは、婚活ナビゲーターの野上今日子です。
前回まで少々耳の痛い事を言ってきましたが、今回は私が今まで見てきた40代婚活において、捨てた方がいいと思ったこだわりについて書きたいと思います。
【リバイバル配信 40代の婚活塾#5前編】
なぜソコが気になる?
40代婚活において、下記についてのこだわりは捨てて下さい。なぜなら無意味だから(笑)。
それは…
容姿
年収
結婚歴
年齢
です。
これらについて40代女性は
容姿→ハゲ、チビ、デブは絶対に嫌! できればシュッとしていて、田中圭とは言わないけど、風間俊介みたいな。風間俊介って、リアル感あるよね(笑)。私、謙虚だから。
年収→そりゃ、私が年収600万円あるんだから、男性だったら私以上稼いでないとおかしくないですか? 女性より男性が年収低いとかあり得ないですよね。仕事辞めて専業主婦なるとしたら、せめて800万はないと不安です。
結婚歴→絶対に初婚! バツイチの人ってなんか欠陥がありそうじゃないですか? 浮気とか? いやいや、ムリムリ(笑)。子ども有りとかホントなしですね。養育費とか払ってた日には、生活費に不安があるし。
年齢→年下は何歳でもいいけど、年上は5歳以上は絶対にイヤです。だって、私より5歳も年上って完璧なおじさんですよ。おじさんと結婚するくらいならしない方がマシ。同い年がいいです。
と恥ずかしげもなく言います。
ちょ、ちょ、ちょっと待ってぇーーーーーーーーー!
イケメンで高給取り、ノーバツで、おまけに若いって、そんな男性があなたを選ぶと思っているのでしょうか?
大体、それだけのものを相手からいただいて、あなたは何を与えられるのか。ちゃんと提示できますか?
40代と言えば、気持ちは20代、30代だけど…よくよく見たら、シミ、シワ、白髪が目立ち、二の腕にもぜい肉が…。
しかもよく見たら美人で、昔はモテただろうな…と思われるのに、一度も結婚できていないなんて、それこそ何か重大な問題があるのでは?
と思われても仕方がないのですよ。
そこで、そういうこだわりがいかに無意味か、私がこれまで会った人を例に考えたいと思います。
本質は目に見えないところにある
40代というと本来であれば本質を見極められる、見極められなければならない年代。だったら、容姿についてあれこれ言うのは止めませんか?
だって、人の本質は中身(心)であって、外に見えているのはただの入れ物でしょ? 見た目はそんなに重要ですか?
「ハゲだけはどうしてもダメなんです」という人に、何がダメなのかを聞くと、「えーっと、なんとなく老けて見えるじゃないですか…それに…モゴモゴモゴ…」とはっきりとした理由はないのです。理由もないのに拒否をする。
例えば、目の前にボロボロのずた袋と高級ブランドのバッグがあったら、もちろんバッグを選ぶと思います。しかし、ずた袋の中には金貨が、バッグの中には生ごみが入っていたらどうでしょう。
ずた袋を選びませんか? だってその金貨で高級ブランドのバッグなんかいくつでも買えるのですから。
ハゲは人類の進化系である
私の知り合いに、かなり年下のものすごーーーーーく美人と結婚した頭髪が寂しい方(以下、ノーヘアと呼びます)がいます。私は職業柄、奥様に「結婚前するにあたり、ノーヘアは気にならなかった?」と失礼ながら聞いたことがあります。
すると彼女は「どうしてですか? 全然気にならないというか、それが結婚を決める事に影響を及ぼしたことはまったくないですね」とおっしゃいました。
そして私の知り合いである旦那様は「いいですか? ハゲは人類の進化系ですよ? 進化とともに体毛は薄くなってきたのです。自分、人間として進化しちゃってるんですよ。まさに最先端。ワハハハハハ」と豪快に笑います。
髪の毛は年齢とともに減ります。増えることはありません。
とすると、ハゲは進化しているのだそう。確かに、50代で50%以上の男性が薄毛に悩んでいるという統計もありますし、進化していると言えなくもない(笑)。それに心配しなくて大丈夫。結婚した当時はふさふさの人もすぐにハゲてきます(笑)。
だから、そんな事で目の前の優しくて、気の合う男性を逃すのはもったいないのです。ノーヘアだけではなく容姿に関しては、寛大な気持ちで「絶対、絶対、生理的にムリ!」以外は片目をつぶりましょう。相手はすでにつぶっているかも知れませんし(笑)。
要は欠点だと決めつけているものを違う視点から見て、魅力に置き換えるのです。これは人を減点法で見がちな40代にとって、加点方で見ることが出来るようになるいい訓練にもなります。
それが自然にできるようになると、選択肢がグーンと広がり、チャンスも多くなります。
ちなみに、相談所婚活でも性格のいいイケメンは、見た目で選んでほしくないという理由で、写真を非公開にする方もいるんです。
「写真を公開しないなんて、きっとノーヘアか、顔に自信がないんだわ。パスパス」と言っていたら、みすみすイケメンを逃すことになるますので、ご注意を。
年収が高いのに貯金がゼロ?!
年収が高い男性を狙うのはいいですが、意外とそういう男性はケチです。
私の知っている方で、上場企業にお勤めで年収もかなりお高めの男性と結婚したのに、「月5万円で、食費・生活費・お前のこずかいなどやり繰りして」と言われた方がいます。デートの時は素敵なレストランばかりだったので、「てっきりセレブ暮らしができると思ったのに…」と毎日ため息をついて生活しています。
しかし、ケチならまだいい。貯めてるのだから。
問題は、金遣いの荒い人です。高給取りは身に着ける物や食事をする店、車などに見栄を張りがち。その結果、世間一般に比べ、かなりいいお給料をもらっているのに、貯金がゼロという人も少なくありません。
つまり
年収が高い=経済的に豊かに暮らせる
ではないですし、
年収が高い=お金持ち
でもないのです。
逆に年収が低くても、実は実家がお金持ち、もしくは親から受け継いだ資産を持っているという場合もあります。
ちなみに、容姿のところで顔で選ばれたくないから、写真を非公開にする男性もいると言いましたが、同じくお金で選んでほしくないので、年収を低めに書く、または資産を公開しない方もいます。
目先の年収に目がくらみ、本質を見逃すとそういう方と出会う事はできません。お気をつけて。
後編に続きます。
(構成/奥永陽子)
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