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眉毛の書き方を変えてみて! 痛い眉メイクの整え方

OTONA SALONE / 2021年1月30日 8時0分

周囲の40代女性に「メイクの悩みって何?」と質問すると、大体が「眉毛の描き方がわからない」「眉毛のトレンドを追いかけるべきか悩む」と答えます。20代の頃からメイクを変えていない……などと答える人もいて、正直驚いてしまうことも。

そこで今回は、皆さんの悩みが集中する眉にフォーカスして、「古臭いオバサンに見える痛い眉メイク」と、「美眉の作り方」についてご紹介します。

 

こんな眉毛は痛い!

■異常に長い眉尻

 

バブル全盛の頃は何もかもが派手傾向。ファッションも派手なら、それに合わせてメイクも派手目にしていた方、多いのではないでしょうか。その頃とメイクを変えていない……なんて人は、実年齢よりも老けて見られている可能性大です。

あの頃のトレンドとしては、直線的な長めの眉。直線的に描くことで凛とした女性としての強さの部分が強調されていました(女性芸人の平野ノラさんの眉を想像してみていただければ、イメージが湧くかと思います)。直線的で眉尻が長い眉。これはここ数年のナチュラル太眉の流れと全く真逆の方向です。

ここ十数年、メイクが変わってないという方はぜひ、眉尻は短め、太さも太めにメイクチェンジしてください。

 

■輪郭がハッキリし過ぎの”のっぺり”とした眉

 

極端に言えば、女性芸人のイモトアヤコさんのような眉毛。あのメイクはキャラづくりの一環なので、現実的にあそこまで濃く描く人はいませんが、街中でよーく人物観察していると、時々”味付け海苔のような眉”の人を今でも見かけます。見かけるたびに残念な気持ちに。

最近は、輪郭をはっきり描かないのがトレンドです。眉毛を描く時輪郭を描いて中を埋めるのでなく、眉毛の骨になる中心部分を意識して、そこから眉の外側に向けて眉毛を描き足してください。そうすることで輪郭をぼかせます。また、アイブロウブラシで描いた眉をなぞると余計な眉パウダーが落ちるので、これもお勧めです。

 

■真っ黒もしくは真っ茶の1色使い

 

アイブロウペンシルを使っている人の中で、「何となく眉が描きづらい」と感じている人はいませんか?アイブロウペンシルは描いた眉が落ちにくいというメリットがありますが、その反面、単色使いなので立体感を出しづらいというデメリットも。

最近流行っているのはアイブロウパウダー。パレットに2色以上入っていることが多く、パレットに入っている色を混ぜることで肌色と自眉の色に馴染みやすくなり、しかももともと2色以上を使っているので適度なグラデーションが生まれ、手軽に立体感が出ます。ペンシル派の人はペンシルで描いた後にパウダーを乗せたり眉マスカラを使ったりすることで、多色使いを心がけてください。

 

どうやったら美眉になれるの?

■眉山・眉頭・眉尻を基準としたベーシックな描き方

 

最もベーシックな描き方をまずご紹介します。

鏡に対し、真正面に向かい、自分の目もとをよく確認します。眉頭は目頭からまっすぐ上にあげたラインを基準にそのラインよりも外側にならないようにします。外側になる(眉頭が離れる)を間抜けな表情になりますので、気をつけてくださいね。眉山は目尻側の白目の上であればOK。眉尻は口角と目尻を繋いだ直線状にあればOK。一昔前は「小鼻の脇と目尻を繋いだ線上」と言われていましたが、最近は短め眉が流行っているので口角を基準にするのがお勧めです。

 

■大切なのは、“眉丘筋(びきゅうきん)”

 

皆さん、“眉丘筋(びきゅうきん)”って知っていますか?眉毛の上にちょっと盛り上がっている筋肉があると思うのですが、その部分を“眉丘筋”と呼びます。

眉毛を描く時に、眉山・眉頭・眉尻を意識して描くのは知っていると思いますが、今生えている自分の眉毛が基準になっている人が多いのも事実。でも、そのガイドとなる眉毛の整え方が間違えていると、バランスの悪い眉になってしまいます。

本来、眉毛は“眉丘筋”に沿って生えているものです。ですので、この“眉丘筋”の形を無視して眉毛を描くと、笑った時に眉だけ笑っていない、不自然な表情になってしまうことも。改めてご自分の顔を眺めて、“眉丘筋”の形を意識できるようにしてみてください。

 

■ちょっとひと手間で美眉になれる!

 

整った眉は印象力アップにつながります。メイクをする時に正面からしかメイクの状態を確認しない人が多いですが、絶対チェックしてもらいたいのが“横顔”です。正面だけでなく横からもチェックすると、左右の高さの違いや眉の長さの違いなどに気づくことができます。

朝メイクする時も、日中のお化粧直しの時も、できるだけ“横顔”も忘れずに。

 

■できるだけ自分の眉を残す努力を

 

眉は顔の印象を左右するため、毎年トレンドとなる形が異なります。しかし、細い眉が流行ったからと言って抜いてしまうのはNG。眉毛を抜いてしまうと生えてこなくなり太眉ブームがやってきたときに苦労します。また、眉にも立体感があった方が綺麗に見えますので、できるだけ自分の眉毛を残す努力をしましょう。

すっぴんの時に眉カットをする人が多いようですが、すっぴんだと眉カットし過ぎてしまう場合がありますので、理想の眉が描けた時に、アイブロウブラシで毛流れを整えてそれでも眉の形からはみ出てしまう部分だけカットするようにしてください。

 

眉を描くのが苦手…という方は、見本があると上達が早いので、自分の憧れの芸能人(顔型が近いとGood)の写真を切り抜いてその形を真似するようにトレーニングしてみてください。

”眉は顔の額縁”とも呼ばれ、顔の印象を大きく左右するパーツ。年齢を重ねたらトレンドを追いかけるよりも基本をきっちりと押さえて、自分の骨格に合った眉を描くのがベターです。特に、眉毛の下にある骨「眉丘筋(びきゅうきん)」の位置は外さないようにしましょう。

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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