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【40代編集長の婚活記#233】どうなの? 顔写真なしに「婚活しませんか」と言う人って!

OTONA SALONE / 2021年1月20日 17時0分

40代の婚活は、想像していたよりずっと楽しいものかもしれない。婚活歴4年半のOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、この4年間で100人以上もの男性と出会ってきた。

婚活を続けてきたけれど、自分にとっていまのゴールは結婚ではないことを自覚し、婚活を一旦休むことに決めた。そして趣味の追求─SNSで猫アカウントをチェックすることを楽しんでいたら、まさかの展開が待ち受けていて……。

この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

 

SNSで知り合った男性・キャットさん

出会いとは、思わぬところに転がっているのかもしれない。まさかSNSで好きな猫アカウントにひたすら「いいね!」を押しまくって、コメントしまくっていたら、そこから出会いに発展するとは想像していなかった。

猫アカウントの主・キャットさん。いつしかフォローバックされ、メッセージが届いたところから変化が訪れた。

・ボランティアで仲間と一緒に保護猫活動をしている
・保護猫施設は湘南にある
・本業はコンサルタント
・外資系企業などを転職3回し、いまは独立
・年齢は40代半ば(推定44歳)

メッセージのやりとりで、まずはそこまで把握できた。そして彼はSNSの別アカウント=実名アカウントを伝えてきた。

 

塩顔男子・キャットさん

早速、その実名アカウントをのぞいてプロフィールをチェックしてみると、顔写真を掲載していたり、仕事についても書かれていた。

・実名
・塩顔
・わりとモテそう
・住まいは湘南
・くわしい転職歴
・独立し経営している会社のURL

せっかくなので会社のURLもクリックしてチェックしてみることにした。ファン気質な人間は、基本的に興味を持った対象を調べることが大好きなのだ。

キャットさんは帰国子女

湘南で保護猫活動をしているとメッセージにあり、湘南住まいのようだったが、オフィスの登記は都内だった。代表はキャットさんだけれど、他に2人が名を連ねていた。3人で会社をやっているのね。

学歴のところから察するに、どうやら帰国子女のようだ。だからその後の職歴も外資系企業ばかりなのだろう。ってことは、英語がペラペラなのかしら。

業務内容は前に伝えてきたように、主にコンサルティング業務。取引先をみると日本の企業というより、海外の企業が多いのかしら? 英語や中国語で書かれた社名が並んでいる。

キャットさん、なかなか面白そうな人だわ。

 

彼に「好感を持った」理由

キャットさんが私に対して実名アカウントを公開し、会社名や職歴、学歴、居住地なども明確にわかるようにしてきたことはとても好感が持てた。こちらが何者であるかをハッキリ出しているからこそ、フェアに自己開示してくれたのだと思う。

もともとSNSに投稿していた猫の画像から、猫愛は感じられていたし、加えて保護猫活動をやっているという点も好印象。動物を愛する心優しい性格だろうと推し量ることができる。

まぁ、以前に婚活アプリで知り合った男性の中に、猫を飼ったことをダシに会ったこと見ないのにいきなり自宅へ招こうとした人もいたから、必ずしも「動物愛のある人=信用できる」というわけではないけれど。

 

「僕と婚活しませんか?」って

実は、以前に実名が基本のSNSアカウントで、こんなメッセージをもらったことがある。

「記事を読みました。僕と婚活しませんか?」 

あやしいと思いつつ、興味本位でどういう人なのか、その人物のプロフィールを見てみた。基本が実名アカウントのSNSだから名前はわかる。

でも、プロフィールの写真は動物だし、自己紹介文も書いてないし、タイムラインにも風景写真やナゾの看板しか投稿していないし、基本データに職業や学歴、住んだことがある場所も特に書いてない。

ソレだけでどうすりゃいいのよ

わかるのは、男性で、1967年生まれであること、日本語を話すことだけ。

それしか公開せずに「僕と婚活しませんか?」なんて、よく送ってこられるな……。顔どころか、職業も、居住地も、趣味も、性格もわからない。こっちは何を基準に判断しろっていうの。5歳年上の日本語を話す男性ってことだけでメッセージの返信なんかできるかいっ!!

もちろん、そのメッセージはサクッと削除して華麗にスルーですよ。

何者だか、まったくわからない男性を相手になんかできませんよ。それって婚活や恋愛だけでなく、友達でも、仕事でも、ある程度のことがわからなかったら連絡取ったりしないもの。

 

婚活アプリで「顔出ししない」人

実は、婚活アプリでもそれに近いことがある。

私は婚活アプリではさすがに実名は出していないけど、複数枚の顔写真、年齢、職業(会社名はふせている)、学歴、趣味、自己紹介文、身長なども明記している。

ときどき男性から「いいね!」をいただく中に、顔写真なし(あっても顔を隠している)、自己紹介文もデフォルトの定型文(要するにアプリ会社から例文として出されているやつ)、学歴は大学卒だけ、職種も会社員だけ、性格や趣味も詳しく書いていない……みたいな人がいる。

たまに「マッチングしたら顔写真はメッセージでお送りします」みたいなことが書いてあったりするけれど……。

じゃ、アナタは顔写真のない女性にも「いいね!」を送るんですかって話よ。

 

顔だけで選ぶワケじゃないけど

もちろん顔だけで判断するわけではないけれど、顔や表情って、その人物がどんな人であるかを推し量るにはとても重要なファクターだと思う。

心理学者のアルバート・メラビアン氏が提唱している「メラビアンの法則」では、たとえ直接会った場合でも、「人の印象の55%は見た目が決める」と提唱している。

話をする際に相手に伝わる情報として、話の内容自体が7%、声の大きさやトーンに関するものが38%、そして見た目が55%を占めるのだとか。

ココ・シャネルの名言

また、個人的には「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」という、フランスのデザイナー、ココ・シャネルの言葉に深くうなづくところがある。

20歳の顔は両親からの遺伝子というファクターが大きいかもしれないが、50歳の顔はその人自身が人生でどんな経験をし、どんな表情をして生きてきたかが現れるということ。顔から「優しそう」「怖そう」「おおらかそう」「神経質そう」なんていうことも意外と感じ取れたりする。

40代の婚活は、50歳に近いのだから、まさに顔はその人の功績。

顔写真がない、顔を鮮明に出せない、顔を一部隠しているような写真では、その人がどんな経験をして、どんな表情をして生きてきたかわからない。つまり、50歳も近くなれば、顔は単なる外見ではなく、内面をもあらわす鏡なのだから、顔写真をちゃんと伝えてこない男性とは婚活なんてできないと私は考える。

 

キャットさんとの共通点が!?

つまり、正々堂々と自己開示をしてきたキャットさんには、隠そうとしている点がなく、清々しさすら感じた。

そしてキャットさんの実名アカウントSNSをさらに見ていたら、彼がシェアしている記事のひとつに目が留まった。それは、キャットさんと一人の男性が対談しているビジネス記事だったのだけれど、その対談のお相手はなんと私の知人だったのだ……!

 

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【次回は2021/1/27(水)17時の更新。お楽しみに!】

【前回はコチラ】

【40代編集長の婚活記#232】ついに判明! SNSで出会った男性の「顔・仕事・プライベート」

【「婚活記」の過去記事一覧はコチラ】

 

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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