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【40代編集長の婚活記#234】恋愛がいつも「フラれて別れる」結末になった理由

OTONA SALONE / 2021年1月27日 17時0分

40代の婚活は、いや婚活に限らずだけれども、楽しむことが大切かもしれない。婚活歴4年半のOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、100人以上もの男性と出会ってきた。

4年半の婚活を経て、自分にとっていまのゴールは結婚ではないことを自覚し、婚活を一旦休むことに決めた。そしてSNSで大好きな猫アカウントをチェックすることを楽しんでいたら、思わぬ出会いに巡り合って……。

この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

 

SNSで出会った相手・キャットさん

SNSの猫アカウントを通じて知り合った、キャットさん。これまでにわかっていることを、ザッとおさらいしておこう。

・実名
・塩顔
・職業はコンサルタント
・年齢は40代半ば(推定44歳)
・外資系企業などを転職し、いまは独立しコンサルティング会社経営
・湘南在住
・猫好き
・ボランティアで仲間と一緒に保護猫活動をしている
・保護猫施設は湘南にある
・帰国子女
・共通の知人がいる……!?

 

発見! 知人とキャットさんの対談

キャットさんの実名アカウントの投稿タイムラインを見ていたら、あるビジネス記事が目に留まったのだ。それはキャットさんとある男性が対談しているもの。

その「ある男性」とは、私が仕事で会ったことのあるIT企業に勤務する男性だった。彼の名をITさんとしよう。

ただただファンとしてフォローしていた猫アカウントの主・キャットさんと、仕事の知りたいITさんが繋がっているなんて!! 世間って狭い!

当然、そのビジネス記事をクリックして読んでみることにした。

彼らの対談のテーマは?

記事は、主に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に関する内容だった。いまビジネスシーンでは重要キーワードになっているもののひとつ。私も2020年から会社で何度となくこの言葉を耳にしている。

デジタルトランスフォーメーションとは、スウェーデンのウメオ大学の教授、エリック・ストルターマン氏が2004年に提唱した概念のこと。「デジタル技術が浸透することで人間の生活のあらゆる面で引き起こす、あるいは良い影響を与える変化」を指すのだとか。広義では、社会全体の変化を捉えている言葉。

ビジネスシーンで使われる場合には、主にデジタル社会の変化に対応した企業がAIやIoT、ビッグデータなどのデジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務を変革し競争上の優位性を確立するという、抜本的な取り組みとして用いられている。

 

その記事は、2019年に公開

キャットさんとITさんは、デジタルトランスフォーメーションすることがこれからの社会において重要だという話をしているのだが、それは2020年のコロナ禍の状況になっての記事ではなく、公開時期は2019年1月。つまり、日本で新型コロナウイルスが報道されるようになった1年前のもの。

対談当時のキャットさんとITさんは、コロナ禍になって多くの企業がリモートワークを採用するようになった2020年以降のことなど、当然ながら知る由もない。でも彼らは2019年1月の時点で、多くのビジネスはオンラインででき、それによって場所や時間からの拘束から解放され、人間はもっと自分らしく生きることができる……みたいな話をしている。

 

なんか、すごいなぁ……!

なんだろう、先見の明があるって感じ? キャットさんもITさんも、すごいなぁ……。

ITさんと初めて仕事を通じて出会ったのは、確か2018年のこと。当時から、オフィスにはたまにしか行かないって言ってた。東京に家はあるけれど地方にも家があって、二拠点生活していると。IT業界だけに多くの業務がオンラインなので、どこに住んでも仕事ができると話していた。

IT「アサミさんはWEBメディアの編集だから、仕事のほとんどはオンラインでできるでしょう? どこに住んでも仕事できますよ」

アサミ「そう思うんですけどね。原稿を書くとか、ライターさんからの原稿をチェックするとかは家でできますし。でも、会議とか経理業務とか印鑑押すとかで出社しないといけなかったりするし、そもそも在宅勤務が許されてなんですよ」

IT「会議なんてオンラインでできますよ。移動するだけ時間の浪費じゃないですか」

アサミ「私もそう思うんですけどね。会社の規定があって」

そんなことを2018年の頃にしていた。もちろん、2020年のコロナ禍によって、我が社も在宅勤務推奨になったけれど。

二拠点生活してみたい!

世の中がそうなるよりも先に、あらゆる業務をオンライン化し、二拠点生活をしていたITさんは、私にとってちょっと憧れだった。

ITの話を聞いて、私も二拠点生活をしてみたいと思うようになった。日本と、できたら海外との二拠点生活に対する願望ができた。たぶんその頃からだと思う。ときどき「海外で婚活して記事を書こうかな。40代編集長の婚活記・グローバル編!」なんてことを口にするようになったのは……。

そんな、ちょっと憧れていたITさん(仕事の意味でですよ! ITさんは既婚者であり、愛妻家)と、キャットさんが知り合いだなんて! そしてキャットさんもITさんと同じようにとても先進的な考えを持っている(ように感じられる)。

 

自由で柔軟な思考が好き

社会に対して先を読む視点がとてもステキだと思った。古い慣習や固定概念にとらわれない、自由で豊かな発想。

そういう人、いい!!

キャットさんに対して、猫を愛する姿勢だけでなく、新しい概念を取り入れる柔軟な思考にもとても共感し、リスペクトの気持ちをいだいた。

そうか、私は古くて固執した考え方をする人より、新しくて自由な考え方をする人のほうが、一緒にいて楽しいし、ワクワクするんだ。自由な中に「美学としてのこだわり」を持っていることはいいけれど、「当たり前だから」「フツーだから」という理由で固執や執着する人は、その考えを否定はしないけれど、私自身は一緒にいてあんまりワクワクしない。

 

いつも「フラれて終わった」理由

改めて思う。婚活(もはや、パー活と言っているけど)って、実は自分の発見だ。

自分がどんな人と一緒にいると本当に楽しいか、心地いいかを見つける作業なんだなぁ。4年半前に婚活を始める前は、自分が「新しくて自由な考え方をする人が好き」だなんてよくわかっていなかったもの。

そう考えると……。過去の恋愛でお付き合いした男性に「フラれて別れる」という結末になった理由が腑に落ちてきた。いま思えば彼らは、どちらかというと保守的で、変わること、変えることをあまり好まなかったのかもしれない。

そして私自身は、自分では意識していなかったけれど、変わること、変えることに抵抗がないというか、むしろ好きなチャレンジャー。

ずっと、フラれる自分の悪いところ、落ち度が何かを知りたいと思っていたけれど、たぶんそれよりも「相性が合わなかった」。ただ、それだけのこと。

もっと知りたい、キャットさんのこと

いまの時点では、キャットさんは新しくて自由な考え方をする人だと感じられる。当たり前とか、フツーとかいった概念に縛られない。

面白そうだな、キャットさん。もっとよく知ってみたいな、彼のこと。

キャットさんの実名アカウントのSNSタイムラインをさらに遡ってみてみることにした。

彼が投稿しているのはビジネスに関連することがほとんどで、その内容には共感できるものが多くあった。そんな中、ビジネスとは違う投稿を発見した。それは、彼のプライベートが垣間見える内容で……!

 

運命の人と出会うには!?

運命の人は勝手にやってきません。自分で見つけるもの……。出会うためには何をしたらいいか? その紆余曲折を綴った【40代編集長の婚活記】が、書籍になりました! 絶賛、好評発売中です!

 

≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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