【40代編集部長の婚活記#252】49歳独身。「結婚相談所」の門をたたく
OTONA SALONE / 2021年6月2日 17時0分
40代の婚活は、自ら動くことが大切かもしれない。婚活歴4年10カ月のOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)は、これまでに100人以上もの男性と出会ってきた。
SNSで出会ったキャットさん(46歳・バツイチ・起業家)に指摘されたことをきっかけに、ここ最近新たな活動をしていないことを反省。ついに、お見合い門を叩いてみることに……!?
この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
ついに、あの婚活を開始!?
婚活歴はまもなく4年10カ月になる。初めての婚活は「婚活パーティ」に参加することからだった。
それから「元カレ婚活(?)」「紹介婚活」「婚活アプリ」「バー婚活」「個室婚活」など、多岐にわたる婚活を経験してきた。
でも、未体験の婚活があった。それが「結婚相談所」「お見合い」。なぜ足を踏み入れていなかったかというと、費用がかかるイメージがあったからだ。
でも、知人には結婚相談所で成婚した人もいるし、オトナサローネのアンケートでも少なくはなかった。よく考えたらちゃんと結婚相談所の費用についてわかっていなかったので、調べてみることにした。
①初期費用(入会金+登録料)
入会時の初期費用の相場は、30,000~100,000円。男女で価格が違うところもあるとか。以前、婚活カウンセラーのかたに聞いたのですが、登録料は結婚相談所のシステムを使用するために必要なもので、多くの結婚相談所が同じシステムを使うらしくその登録に基本料金がある。
なんだか不動産の物件登録も、ひとつのシステムに登録されたものに、各不動産会社がアクセスするのに似ている……。もちろん、その共通システムに頼らず、独自システムを使用している会社も存在する。
結婚相談所によっては性格分析を行ったりして、より客観的な情報を登録するところもあるとか。
②月会費
月会費の相場は、5,000〜20,000円。月会費を支払うことで相手を紹介してもらったり、定期的にコンシェルジュや仲人によるカウンセリングが受けられたりするというもの。
毎月の紹介人数だったりで異なる月会費プランがあったりもする。月会費が高いのはそうしたサービスが充実していると思われる。
③お見合い料
お見合い料の相場は、1回あたり5,000~10,000円。いわゆるお見合いをセッティングしてもらうごとにかかる費用。
これはお見合い料は結婚相談所に支払うもので、お見合いする場所での飲食代は、別途かかることをお忘れなく。
④成婚料
成婚料の相場は、50,000~200,000円。成婚料とは、結婚相談所での婚活を通じて成婚した人が支払う費用。カップルが成立した1組ごとにではなく、男女どちらにもかかる料金。なかには成婚料がないところもある。
この成婚料は、何をもって成婚とするかが結婚相談所によって違う模様。「結婚による退会=成婚」もあれば、「交際から一定期間の経過=成婚」とみなすところもあるそう。
⑤オプション費用
婚活をサポートする費用で、内容も金額も結婚相談所によって異なる。会員限定の婚活パーティー(1回の相場5,000円)や婚活セミナー(1回の相場5,000円)のほか、結婚相談所によってはプロカメラマンによるプロフィール写真撮影(相場50,000~200,000円)があるところも。
相場の安値で3カ月活動したときの費用は?
仮に、相場の安値で3カ月間の活動で成婚した場合で計算してみよう。
①初期費用 30,000円
②月会費 5,000×3カ月=15,000円
③お見合い料 5,000×9回=45,000円(月に3人お見合いした場合)
④成婚料 50,000円
⑤オプション 0円
合計 140,000円(※お見合い時の飲食代を除く)
相場の高値で3カ月活動したときの費用は?
逆に、相場の高値で3カ月間の活動をした場合は?
①初期費用 100,000円
②月会費 20,000×3カ月=60,000円
③お見合い料 10,000×9回=90,000円(月に3人お見合いした場合)
④成婚料 200,000円
⑤オプション 200,000円
合計 650,000円(※お見合い時の飲食代を除く)
月額にしてみると…
安値の3カ月140,000円は、1カ月あたり46,666円。高値の650,000円は1カ月あたり216,666円か……。
さすがに相場の高値を3カ月間はためらう金額だけれど、安値のほうなら出せなくはない。相場の安値といっても、もちろん「安い!」と言える金額ではなけれど、普通に過ごしていたら出会えない人を紹介してもらうわけだからそう考えると理にかなった金額だ。
調べてみると「実店舗型」と「オンライン型」の結婚相談所があって、オンライン型なら比較的プライスは抑えられている。なんなら、3カ月で50,000円程度のところもある。
ま、人との出会いってプライスレスなものだから、一回やってみるとするか。
紹介された仲人さんに連絡
以前、仕事で紹介されたお見合いの仲人をしている女性・クミさん。
1年以上前になるが「ご興味あるなら一度お試しの機会つくりますよ」と言ってくれた記憶を思い出し、メールしてみたのだった。
アサミ「ご無沙汰しています。オトナサローネ編集部のアサミです。大変ご無沙汰していますが、お元気でしょうか?
私は相変わらず婚活中ではありますが、コロナ禍ということもあって新しい出会いの機会も少なくなり、新しい活動をしいようと思いました。
以前、お目にかかったとき、お試しのお話をおっしゃっていたことを思い出しまして、もしいまでも可能でしたら一度お見合いをしてみたいと思っておりまして」
こんな感じで送信し、返信を待ってみた。
図々しいお願いに・・・?
翌日に仲人クミさんから返信がきた。
仲人クミ「こちらこそご無沙汰しています! ご連絡ありがとうございます。いつもオトナサローネの記事、拝見しております。
お見合いのお試しの件、よろこんで! 詳しいことをお聞きしたいので近々、オンラインミーティングでもいかがでしょうか?」
アサミ「こちらこそ、ありがとうございます! 1年以上前のお話をいまさら申し上げるなんて恐縮と思いながら、図々しくご連絡させていただきました。
ぜひオンラインミーティングお願いいたします!」
30代のとき「お見合い」の話が!
3日後に、さっそく仲人クミさんとオンラインミーティングになった。あいさつや近況報告などを交わしたあと、さっそく本題に入ることに。
仲人クミ「今回、どうしてお見合いしてみようと思ったのですか?」
アサミ「婚活を4年10カ月やっているんですけど、実はお見合いしたことはなくて。やったことないので挑戦してみようかと」
仲人クミ「お見合い写真とかも、まったくご経験ないですか?」
アサミ「実は……30代のときですけど、ある年末年始に実家に帰省したら、母に『お見合い写真が届いてるんだけど』って言われたことがあります」
仲人クミ「どこか結婚相談所に登録されてたのですか?」
アサミ「いえ、全然。実家の近所のかたが、突然そんな話をくださったみたいです」
当時の「お見合い」の相手って?
仲人クミ「その方とお会いしたんですか?」
アサミ「いや、写真とプロフィールをいただいただけで」
仲人クミ「お相手はどんな方でした?」
アサミ「昔のことすぎてだいぶ忘れてしまいましたけど……。ちゃんとした人でしたよ。確か、一部上場企業にお勤めで、某有名大学出身、元ラグビー部で、なんかガタイが良さそうでした」
仲人クミ「会わなかったってことは、タイプじゃなかったんですか?」
当時はお見合いを断ったけれど
覚えているのは……年末年始をゆっくり実家で過ごそうと思ったのに、いきなりお見合い写真が届いていてちょっと不機嫌になったこと。なんにも聞かされてなかったし。
アサミ「いや、タイプとかタイプじゃないとか、当時の私にはそれ以前の話で」
仲人「プロフィール的には、お見合いでは引き合い多そうな気がしますけど」
アサミ「いま思えばそうかもしれないです。でも当時は結婚とかまったく興味もなくて『その気がないので』とお断りしました(苦笑)」
仲人クミ「当時は結婚する気がなかったんですね」
アサミ「結婚どころか、恋愛もしてなかったと思います」
仲人クミ「それじゃ、いまは結婚する気があるってことでいいですよね」
アサミ「!!!」
クミさんの言葉に閉口してしまった。結婚する気がある、ある、ある……!? 結婚相談所の仲人であるクミさんに連絡したってことは、結婚する気ある……のか?
運命の人と出会うには!?
運命の人は勝手にやってきません。自分で見つけるもの……。出会うためには何をしたらいいか? その紆余曲折を綴った【40代編集長の婚活記】が、書籍になりました! 絶賛、好評発売中です!
≪OTONA SALONE編集部長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫
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