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Twitterで話題のジェラシーくるみさんの不倫考察がすごい

OTONA SALONE / 2021年8月7日 20時30分

Twitterフォロワー約5万人、恋愛や人間関係、人生観をするどく分析するツイートが人気のジェラシーくるみさん。東大卒の著者が教える、恋愛でかしこく幸せに生きていくためのメソッドが詰め込まれた『恋愛の方程式って東大入試よりムズい』(発売1か月で重版決定!)が、若い女子を中心にSNSでバズリ中です。

オトナ世代も「それな!」と共感しちゃいそうな”ジェラくる”流、必勝方程式をちょこっとだけお届けします。

(以下、著書より引用)

 

おお、ロミオあなたはどうして既婚者なの?

年上の男性と不倫していますが、将来どうなるかまったくわからないまま、罪悪感と不安で毎日つらいです。

「ダメなことだと頭でわかっている」はい、不倫の恋に苦しむ人たちの二言目。

一方、既婚者側は口をそろえてこう言います。

「出会うタイミングさえ違っていれば」

「君と離れることを考えるだけで怖くなる」

「人生でこんなに人を好きになったのは初めて。こんな気持ち知らなかった」

友人からの話にもフォロワーからの相談にも、必ずこの言葉が出てきます。もしや既婚者界の中で、闇のマニュアル出回ってます?

 

 

本気の恋を前にすると、法的リスクや倫理観なんてものは塵と化して消え去ります。それくらい、恋の熱情はでたらめで暴力的で、ときに周りの状況や相手の向こう側にいる人間への想像力をなくさせるのです。

だから、私は恋愛の渦中にいる当人たちの言う「この人しかいないと思った」は、平日の真昼間に家に訪ねてきた人たちが売っているわけのわからん壺や水の「効果効能」くらいあてにならないと思っています。嘘っぱちだと言うつもりはなく、ただあてにならないと思っているのです。

罪を共有した不道徳な恋は、いっそう強く燃えあがります。「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」くらいの勢いで。「ああ神様、どうしてこの人は結婚しているの」「どうして僕らを○年前に出会わせてくれなかったのですか」と頭を寄せ合い、誰にも応援されない運命を呪う日々でしょう。

 

このまま10年以上、不倫を続けてバッチリ婚期を逃し、相手はもっと若い子に愛人の鞍替え……という悲劇を防ぐために、彼の愛の深さとふたりの将来を見透かすことのできる簡単な診断を紹介します。

まず、彼に自分の苦しみをありのまま伝えたあとに、「これからどうするか真剣に考えて結論を教えてほしい。じゃないとつらくてもう会えない」と“交渉”すること。そして彼がどう対応するかを、目ん玉をかっと開いてよく“観察”することです。きっと彼は初めて事の重大さに気づき、自分の身勝手な言動がいかにあなたを板挟みにして苦しめているかを知るでしょう。

この先の展開として3つのパターンが存在します。(「今さら面倒くさいこと言うなよ」と彼が逆ギレする場合も可能性としてはありますが、短気で不器用な人とはもとから不倫は成立しないため、今回はノーカウントとします)

 

▶次ページは?

不倫の先に彼が出す答え、その3つのパターンとは?

 

 

①彼が家庭を優先し、あなたへの申し訳なさで自らけじめをつける場合。

彼がかしこい人間で、本当にあなたの人生を考えているならこれしかないです。今後、物理的に彼が会うのを拒めば、自然と恋の炎は小さくなります。2週間ほどはむせび泣く夜が続くかもしれませんが、その地獄を乗り越えれば自責の念や将来への不安から解放されます。もし彼と職場がいっしょなら、どちらかが部署や会社を変わることも必要になるでしょう。でも、通算ダメージとこれから無駄にする時間は最小限ですみます。

 

②彼が今後の人生においてあなたとの未来を選び、離婚を決行する場合。

決意でも決断でもなく決行です。あなたにとっては理想のパターンかもしれませんが、とてつもなく面倒くさいし、周りからひんしゅくも買うでしょう。それでもふたりの「この人しかいない」を貫くならば……ということです。俗に略奪とか乗り換えと呼ばれるパターンですね。実はこれ、私の知る限りでも数組存在していて、全不倫カップルの約5%くらいが当てはまります(肌感)。その中には数年後にまた離婚した夫婦もちらほら(ホラー)。

 

①②のどちらを選んでもしばらくの間、あなたは張り裂けるような胸の痛みを抱え、いばらの道を歩くことになりますが、棘が足を刺す痛みなど、これからずるずる不倫を続ける苦しみに比べたら虫刺されみたいなものでしょう。

 

③離婚はされずに彼が困り顔&涙目で「もう少し待ってくれ。妻と(いつか)必ず別れるから」とすがるだけの場合。

 

これがもっとも卑近で深い沼地獄です。

「子どもが大きくなるまで待ってくれないか」

「今、妻と話し合いをしているんだ」

「今、別居中なんだ、あともう少し」

「離婚届に印を押してくれなくて」

正直、これで数年間は引っ張れますからね。いや、年下のピュアな女の子相手なら10年はイケる。

本当に夫婦関係が破綻していたり、実際に別居していたりする場合は、だいたい半年もかからず離婚に落ち着きます。奥さん側が離婚調停の申し立てをした場合は、それからさらに半年ほどかかります。

②のパターンかと思いきや半年たっても何も状況が変わらない……という場合は、悲しいけれど結局ただ搾取されていただけの③のパターンですね。残念ながら彼は愛している(つもりの)人の苦しみより自分の欲を優先させ、その場その場をごまかせばなんとかなると考えているような、よく道端にいるお猿さんです。一生自分のバナナでもかじってろと言いたいですね。

③だと気づいたら全速力で逃げてください。意志の伴わない宣誓を繰り返す口だけ男なら、別に不倫などという危険な冒険をしなくても代替が効きます。

 

いかがでしたか?先の展開が見えてきましたか?

最後に、『ロミオとジュリエット』の作者ウィリアム・シェイクスピアはこんな言葉を残しています。“男というものはいつでもそうだが、我が家から離れている時が1番陽気なものだ〟(座右の銘研究会編『座右の銘1500―人生を豊かにする言葉のサプリ』笠倉出版社/2012年/p.84)

 

≪ ジェラシーくるみさんの他の記事をチェック!≫

 

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