【化け子が解決】あきらめないで。40代50代のアイメイクがしっくりこない問題
OTONA SALONE / 2021年9月30日 19時30分
ベテラン有名女優から愛され、指名が途切れることのない現役バリバリのヘアメイク職人でありながら、人気YouTuber(チャンネル登録者数10万人)としても大活躍の化け子(ばけこ)さんの第一弾企画は読んでいただけましたでしょうか?
「ファンデやめてみ!」
「メイクでシワは隠れません!」
「執着から逃れなさい!」
「可愛いピンクを選びなさい!」
経験に裏打ちされた確かなテクニックと次々と出てくる愛ある名言。そのどれもが、いろいろ気になるお年頃の40代50代の心に突き刺さるものばかり。
開設1年を待たずしてチャンネル登録者数10万人を突破したYouTubeチャンネル『ヘアメイク職人_化け子』にも
「ストレートでわかりやすい」
「説得力しかない」
という声があふれています。
そんな破竹の勢いでフォロワーを増やし続け、40代50代女性のカリスマとなった化け子さんがオトナサローネ再降臨!
第2弾は、メイク迷子の聖地『ヘアメイク職人_化け子』を飛び出して、多数の応募者から選ばれた1名にカウンセリング&メイク。その一部始終をカメラが追いました。驚愕のビフォー→アフターをお楽しみに。
乾燥、シミ、そばかす、目元のたるみに悩む加藤さん
多数の応募者の中から選ばれた加藤和恵さん(56歳)は、化け子さんのレコメンドコスメをすでに多数入手済みのリアルフォロワー。化け子さんの提案で、撮影日の3日前から毎朝晩ローションパックをして撮影に挑んでいただきました。
カウンセリングから、「乾燥、シミ、そばかす、目元のたるみ」がメイクの解決ポイントとして浮かび上がり、前回のベースメイク編で乾燥対策に注力した極薄ベースメイク(ファンデーション)を施した化け子さんですが、懸念のシミは消えていません。化け子メイクの真骨頂・コンシーラーの出番かと思いきや…。
シミが隠れないまま、アイメイクへ
-(化)「シミはあとね。ポイントメイクのあと。そうしたら、アイメイクはね…」
ちょっと待ったー! 下地&ファンデで薄くはなったものの、隠れたとはとてもいいがたい状況で、パーツメイクをはじめようとする化け子さん。その真意とは?
-(化)「コンシーラーはパーツメイクのあと! ポイントメイクで手やパフが顔に触れるでしょ、それでヨレたらがっかりじゃない? だからあとなのよ。あとで確実に仕留めるからご安心を♡」
それを聞いてホッとしました。シミは一旦ペンディングとのこと、了解です。これで心を落ち着けてポイントメイクに突入できます。カウンセリング編を振り返ると、確かアイメイクの許容幅は広いという話でした。どんなアイメイクになるか楽しみです。
まぶたのくすみ問題、あきらめるべき!?
–(加)「まぶたが茶色っぽくくすんできて、今まで好きで愛用していたオレンジ系のアイメイクが似合わなくなったように感じます」
-(化)「色素沈着ですね、とくに下まぶたのくすみが強いかも。対策して似合う色みを探しましょう。その前にまず、アイシャドウベースを…。アイシャドウベースは取り入れた方がいいですよ。懸念のくすみが払えますし、何よりアイカラーの発色がよくなりますから。加藤さんが言っていた“昔は似合っていたのに似合わなくなってきた”の根本原因をゆるめることができますから」
なるほど、対策ってそういう意味なのですね。あきらめたり、年相応に遷移するだけじゃなく、好きなメイクを“対策して”長く楽しむ。勉強になります!
-(化)「色素沈着が気になる場合はベースにイエローかオレンジ系を使うといいですよ。透明感=ラベンダー系って思われがちだけど、世代的に逆にくすみを助長してしまう場合が多くて。経験則的にはイエローかオレンジが使いやすいです。そうそうファンデーションが厚いとヨレるので、アイシャドウベースを使うなら、適宜引き算!」
はい、第一弾で教えてもらいました。「メイクは重ねるほど、厚くなるほどくずれやすくなる」でしたよね。
ピンクブラウンのアイライナー、50代でも大丈夫!?
-(化)「ラベンダーやブルー系もきっと似合うと思いますけど、今日はお好みのオレンジ系の延長線で試せるピンク系にしてみましょう。ふわっとやさしい雰囲気にね。加藤さん、アイライナーはにじみやすいですか?」
-(加)「そうですね、下まぶたに色うつりします」
-(化)「OK。ではリキッドアイライナーにしましょう。ピンクブラウンにします」
-(加)「ピンクのアイライナー。若い子が使うイメージです」
-(化)「ピンクと言ってもほら、ピンクブラウン。落ち着いた色みでしょう? アイライナーって黒やブラウンについ頼りがちだけど、その“とりあえず黒”、“茶なら問題ない”みたいな思い込みが古臭いメイクの呼び水になってしまうのよ。抜け感ってとっても大事!」
ほほう。抜けつつ、フレーミング。優しく目のフレームを引き締めるわけですね。
-(化)「次にペンシル。ボルドーを重ねますね。キレイに引こうと力むとガタガタになるから力を抜いて。キレイに引かなくてもOK。ブラシでスッスッとぼかした方がなじんで自然な印象になります」
-(加)「自然なのに奥行きが出ますね。黒じゃなくても締まって見えます」
-(化)「でしょう。“どうせ”とか“歳だから”とか言ってたらもったいない。冒険する必要はないけど、こういうピンクブラウンとか、少しずつ受け入れる幅を少しずつ広げたら、40代でも50代でもまだまだメイクは楽しくなるはず。アイカラーはね、このあたりをMIXして上下にさらっとで十分」
マスカラはしないと損、眼瞼下垂ならなおさら
カウンセリングによると、加藤さんは普段マスカラはしないということですが…。
-(加)「はい、ダマっぽくなるのが苦手で」
-(化)「それは製品の問題。加藤さんの腕前の問題じゃないからマスカラはして~。できればマスカラ下地もセットで。先程話した通り、眼瞼下垂とまではいかないかもしれないけれど、右側が垂れてきていますよね。ここをビューラーで根本からしっかり上げて、まつ毛を上向きに整えれば、垂れまぶたよくなりますから。毎日コツコツまぶたに教え込むことが大切。ダマが気になるなら、繊維なしのタイプを選ぶといいですよ」
次回は化け子さん自身が、40代50代メイクの良し悪しを握ると位置づける眉についてお届けします。
photo/Kiyoe Suzuki
special thanks/Mai Yurimoto,Maino Obikane
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