決してひとごとではない…「介護」も襲いかかってくる【大穂その井#7】
OTONA SALONE / 2021年9月25日 12時0分
52歳で突如としてがんが見つかり、同時に親の介護も担うこととなった大穂その井さん。ご自身の体験を話してくれました。好評の内容を再配信します。
もしもがんと介護が同時にやってきても…必ず乗り越えられます
皆さんにもこの先やってくるかもしれない「がん」と「介護」を乗り越える5つのポイント。
前回までは
- がんになった自分を責めるな(前進せよ)
- 自分だけで解決しようとするな(エリート街道を行け)
- 医師はチームメンバー(プロジェクトリーダーは私)
をご紹介してきました。
今回は、ビジネスウーマンがなかなかできない、
4.「助けて!と言える勇気を持て(見栄を捨てよ)」
です。
私も「できません、助けてください」なんてこと、バリバリに飛ばしている時は口にできなかったのですが、とうとう言わなければならない状況になりました。
がん闘病中の私のもとに「介護」まで突然やってきた
健康な時には、自分が病気になる、ましてや「がん」になるなんて想像できません。しかし「介護」は、親が高齢になってくると意識せざるを得なくなります。
私は親の「老い」を強く感じるタイミングがありました。それは、母が、何度も同じ話をするようになったり、急に痩せてきた時でした。大きな母が、小さくなってきたのね。
一方、父は頭がすこぶるクリアだったので、「老い」を感じませんでした。むしろ、私ががんになってからも、強くサポートしてくれていたほど。
でもまさか、自分の乳がんが再発したタイミングで父が倒れるとは。
「よりによって今?」
完全に油断していました。
上の写真は、私が54才で乳がんが再発し、抗がん治療で髪が抜けた時のもの。横に写っている91才の父は、この2週間後に脳梗塞で倒れ、救急搬送されました。
そしてそのまま、介護レベルが一番重い「要介護5」の寝たきり状態になりました。
そのあと84才の母もアルツハイマー型認知症を発症し「要介護1」の状態に。自分自身のがん治療と両親の介護が同時にやってきたのです。
私はひとりっ子で独身。親戚は遠方に住んでいるし、ひとり娘の私がすべて対処するしかなくなりました。
つづき>>>自分の治療だけでもしんどい中、両親までが…?さらに襲う問題とは
≪OTONA SALONE編集部 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
年金月10万円・認知症の母、ようやく特養へ…「バツイチ・無職・50代出戻り娘」が、周囲に助けを求められなかった、気の毒過ぎる理由
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月24日 11時15分
-
大動脈解離の73歳「スペインから日本」目指す背景 異国の地で下半身マヒになった女性の帰国とは
東洋経済オンライン / 2024年4月20日 12時0分
-
倉田真由美氏 死去した夫・叶井俊太郎さんのようにやりたいことをやる!「そういう生き方をしたい」
東スポWEB / 2024年4月13日 14時5分
-
年金月11万円・認知症の母を特養へ入れたが…まさかの追加費用「2万5,000円」に、50代独身の息子が自分の未来をあきらめたワケ
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月12日 11時15分
-
32歳で介護離職した彼女がむしろ幸福そうな理由 フランスで働いていた彼女が親の介護の日々に
東洋経済オンライン / 2024年4月11日 12時40分
ランキング
-
1「スナップえんどう」の筋取りが、お家にあるアレを使うだけで簡単キレイに!驚きのアイデアに「目からウロコ」「見ていて気持ち良いー!」
まいどなニュース / 2024年5月6日 15時45分
-
2親を扶養に入れるメリット・デメリットを確認してみよう
マイナビニュース / 2024年5月7日 11時2分
-
3やよい軒で「わかってる」人が頼んでるメニュー。「神」「最強」の声も...。《編集部レビュー》
東京バーゲンマニア / 2024年5月6日 17時0分
-
4【疑問】「白内障」「緑内障」は何が違うの? 原因&治療法を眼科医に聞いてみた
オトナンサー / 2024年5月6日 20時10分
-
5死者をデジタルで復活させる「故人AI」が海外で急速に普及 「悲しみに暮れる人の社会復帰を妨げる」という懸念も
NEWSポストセブン / 2024年5月7日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください