常にセフレがいた、日替わりでできるほど。結婚にメリットなんてないと思っていたあの頃【オトナ婚/第9話(ノゾミ編)】
OTONA SALONE / 2021年10月8日 22時0分
40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビューするシリーズ第9回目は、43歳で結婚したノゾミさんです。
どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ライターのミナト薫(47歳)が迫ります。
4話配信の1話目です。
コンパは週2「コンパクイーン」と呼ばれた30代前半
今回オンラインで取材させて頂いたのは、地方在住のノゾミさん、現在46歳。地方公務員という職業からイメージする通り、話し方も丁寧、ファッションもきちっとしたコンサバ系の女性です。
そんなノゾミさんですが、若い頃はとにかく遊んでいたそうですね。
「飲むのが好きで、人と会うのが好きで(笑)、30代前半までは、週2日欠かさず合コンに行っていましたね。平日は忙しく働いて、休みの日は合コン。そんな生活をずっと繰り返していました。今思えば、コンパ代に使ったお金は何百万になってると思います」
何百万もですか!? ノゾミさんの場合は結婚よりも、遊ぶ方が楽しかったんですね。その頃特定のお相手はいなかったんですか?
「はい、いませんでした。今の夫と付き合う前にちゃんと付き合った人って、今ではもう思い出せないくらいです(笑)」
出会いはたくさんあるのに…! どうして彼氏を作らなかったんですか? 結婚願望はなかったんですか?
安定した仕事、高い理想。結婚が必要とは思えなかった
「結婚願望は少しはありましたが、全然あせってなかったですね。今思えば、婚活に本気になれなかった理由がいくつかあるんです。
①理想が高かった
まず、絶対にイケメンで経済力がある人じゃないとイヤでした。それに私、跡取り娘なんです。姉がいるんですが、すでに結婚してしまっていたので、『苗字は私が継ぎたい』と思っていました。なので、結婚相手は婿養子に入ってくれる人、というのも条件でした。でもなかなかいなくて、そんな都合のいい男性は(笑)
②一人で生きていける経済力があった
私は地方公務員なので、収入は安定しています。それに地方暮らしなので、家賃などもあまりかかりません。極端な贅沢をしなければ、一生一人でも食べていけるんですよね。
③独身の女友達がいた
一緒に合コンに行くような友達や同僚がいました。なので、毎日を退屈と感じることもありませんでした。
そんなわけで、婚活にも興味がなかったし、結婚をあせるということもなかったんです」
▶後半でノゾミさんの衝撃の過去があかされます!
ノゾミさんが挙げていたこと、イマドキの女性なら当てはまることが多いですよね。実際、私もそんな感じでそれなりに充実した30代を過ごしてきました。
「さらに、私は仕事で子供と接することが多くて。頻繁に保護者の方と接するうちに子育ての大変さを肌で感じていたこともあって、子供もそんなに欲しくなかったんですよね」
日替わりできるほどの数のセフレがいた時期も
なるほど〜。そうして、特にピンと来る男性に出会うこともないまま、30代を過ごされてきたんですね。
「あと男性に関しては、セフレが常にいました」
おぉ、唐突の爆弾発言! でもそのセフレ男性とは体以上の関係になることはなかったんですか? いつの間にか好きになっちゃった、とか。
「そこは全然なかったです。やっぱりそういう関係だけの男性と、真剣に交際をする男性というのは私の中では全然違うので、そこはきっちり線引きができていました。
それにセフレは一人じゃなかったんです。毎日日替わりで会えるぐらいの人数がいた時期もあったりして。若かったですね、私も(笑)。
危ない目に遭ったことも何回かありましたよ。相手が本気になってしまって、山奥に連れていかれたとか(笑)」
そ、そうですか…(苦笑)とにかくご無事でよかったです。
そんな、見た目によらずエキサイティングな人生を歩んできたノゾミさん。そういった関係の男性も常にいることで、さらにノゾミさんの結婚願望は薄まり、結局30代は結婚に対して本腰になることはなかったそうです。
20代から30代にかけて、特定の相手を作らず、自分のためだけの毎日を送っていたノゾミさんですが、41歳で大切な人との別れがありました。それをきっかけに、人生が急に変わり始めたそうです。
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