あなたの月は?「誕生石」が改訂されました!新しい誕生石29石一覧【専門家解説】
OTONA SALONE / 2021年12月22日 11時45分
1月はガーネット、2月はアメジスト……1つは持っている「誕生石」のジュエリー。
そんなジュエリーに新風が。今年、誕生石が63年ぶりに改訂、追加されたんです!
今回の改訂を手掛けた全国宝石卸商協同組合にその背景を教えてもらいました。
すべての宝石の写真つき詳細解説も付記。
63年ぶりの改訂……誕生石の制定は昭和33年!
そもそも誕生石とは、全国宝石卸商協同組合が1958年(昭和33年)に日本ではじめて制定したもの。アメリカの宝石商組合(現在のジュエラーズ・オブ・アメリカ)が定めた誕生石を基に、日本独自にサンゴとヒスイを加えたものです。実は誕生石は国によって違いがあり、それぞれ独自の文化に由来しているのだそう。
新しく追加された誕生石は、ジュエラーズ・オブ・アメリカが追加した6月アレキサンドライト、8月スピネル、12月タンザナイトとジルコンの4石。
また、日本オリジナルとして、2月クリソベリル・キャッツ・アイ、3月アイオライト、4月モルガナイト、7月スフェーン、9月クンツァイトの5石。さらに歴史的背景を考慮し、3月ブラッドストーンが追加されました。
今まで単色の宝石しか選べなかった月も、これでカラーバリエーションが広がりました!
どうして改訂されたの?その背景は?
今回の改訂プロジェクトは2年前にスタートしました。全国宝石卸商協同組合理事長に渡辺幸春氏が就任、業界のために組合として何かできないかを検討する中、マンガ『宝石の国』(市川春子/講談社)に続いて『七つ屋志のぶの宝石匣』(二ノ宮知子/講談社)がヒット。宝石が脚光を浴びたことも参考になったかもしれません。
「今回の改訂では、宝石の魅力を伝えることを主眼にしました。 アメリカで新たに誕生石に追加された、アレキサンドライト、スピネル、タンザナイト、ジルコンのように、近年、新たな鉱山が発見され、流通量が増えた宝石や、人気になった宝石が出てきたことも今回追加した要因にあります」(全国宝石卸商協同組合、以下同)
日本独自に追加したクリソベリルキャッツ・アイ、モルガナイト、アイオライト、クンツァイトは昔からあった宝石ですが、今一度脚光を浴びることになります。
「スフェーンは比較的人気になったのが新しい宝石です。逆に誕生石が制定された歴史的背景も考慮し、あえてブラッドストーンを加えました」
宝石の人気にも変遷がある。パワーストーンとしての人気も
この63年の間、人気を集める宝石にも変遷があったのでしょうか?
「そうですね。貴石と呼ばれるダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアは依然として人気があります。また、希少石として、アレキサンドライト、パライバトルマリン、デマントイドガーネットなども人気を集めるようになりました」
今年は突如としてパールの人気が復活、クローゼットから出してきた人も多いことでしょう。いっぽうで、 オニキスやトルコ石などは宝石品質の素材が少ないことから、宝石としては見かける機会が少々減ったかもしれません。ですがパワーストーンなど比較的安価な市場で根強い人気があります。
「今回、最高品質の宝石を集め、撮影し、ホームページに誕生石を紹介しています。1月は新たに追加することができませんでしたが、様々な色の違いのガーネットも紹介しています。見て頂けた方は、改めて宝石の魅力を感じていただけると思います」
>>>その宝石、どんな石?詳しい説明は…
それぞれの誕生石を写真とともにご紹介!
全国宝石卸商協同組合の新しいホームページ「☆♡ 新・誕生石 ☆♡」には美麗な宝石の写真がたくさん!その中から代表1点の画像と説明を引用しつつ、それぞれの誕生石をご紹介しましょう。
1⽉の誕生石
■ガーネット
ガーネットは古代から良く知られている⾚⾊だけではなく、近年では多くのカラーバリエーションが知られている宝⽯です。和名は柘榴(ざくろ)⽯と呼ばれています。アルマンディンとパイロープとロードライトは紫⾊から⾚⾊、スペサルティンとヘソナイトはオレンジ⾊、デマントイドとツァボライトは緑⾊、グロシュラーは無⾊をはじめ様々な⾊があります。
2月の誕生石
■アメシスト
アメシストは紫⾊のクオーツ(水晶)のことで、和名は紫⽔晶と呼ばれています。歴史が古く、ギリシャ神話の中で酒の神バッカスがアメシストという名の少⼥を⽔晶に変えてしまい、ぶどう酒をその⽔晶にかけると紫⾊になったという逸話が残っています。⾝に着けるとお酒に酔わないと⾔われており、世代を超えて愛されている宝⽯です。
■クリソベリル・キャッツアイ(新登場)
クリソベリル・キャッツアイは鉱物名クリソベリル(⾦緑⽯)のシャトヤンシー(キャッツ・アイ効果)を持つ宝⽯です。和名では猫⽬⽯と呼ばれています。キャッツアイ効果を⽰す宝⽯は様々ありますが、クリソベリルは最も美しい⽬が出ることで知られています。
3月の誕生石
■アクアマリン
アクアマリンはエメラルドと同じ鉱物名ベリル(緑柱⽯)の海⽔⻘⾊の変種です。アクアマリンはラテン語の海⽔(aqua marina)を意味する⾔葉に由来します。古くから⼈⿂の宝物と⾔われ、船乗り達の御守りとされてきました。アクアマリンは⽐較的、無傷で⼤粒の⽯が産出されています。海⽔⻘⾊が濃いほど良質とされています。
■ブラッドストーン(新登場)
ブラッドストーンは濃緑⾊の地に⾚⾊の斑点があるジャスパーです。歴史が古く⼗字架に架けられたイエス・キリストの⾎がジャスパーの上に垂れて出来たと伝えられています。またヘリオトロープ(heliotrope)太陽を呼び戻す⽯とも呼ばれています。
■サンゴ
サンゴは⽣物起源の宝⽯の⼀つです。サンゴ礁のサンゴとは別の種類です。⾊は⽩⾊、桃⾊、⾚⾊などがありますが、最良のもは濃い⾚⾊(⾎⾚サンゴ)とされています。枝珊瑚の置物は拝⾒という名称でも呼ばれています。主な産地は⾼知県沖、⼩笠原諸島沖、沖縄県沖、地中海沖などです。
■アイオライト(新登場)
アイオライトは鉱物名コーディエライトの⻘⾊の変種です。アイオライトはギリシャ語のios(紫⾊)とliyhos(⽯)に由来しています。和名で菫⻘(きんせい)⽯です。強い三⾊の多⾊性があり、⽅向により⻘紫⾊、灰⻩⾊、淡⻘⾊がみられます。コーディエライトは地質学者ピエール・ルイ・アントワーヌ・コルディエに因んで名付けられました。
>>>4月以降も続きます!
4月の誕生石
■ダイヤモンド
ダイヤモンドは⾔わずと知れた宝⽯の王様です。モース硬度が10でダイヤモンドより硬いものはありません。古代ギリシア語の征服できない(adámas )に由来しダイヤモンドと名付けられました。和名で⾦剛⽯と呼ばれています。屈折率が⾼く分散度も⾼いためキラキラと輝く性質を持っています。無⾊透明なイメージがありますが、ファンシーカラーと呼ばれる様々な⾊のダイヤモンドもあります。
■モルガナイト(新登場)
モルガナイトは鉱物名ベリルの変種で、ピンク⾊から淡紫⾊の⾊合いを持つ宝⽯モルガナイトは鉱物名ベリルの変種で、ピンク⾊から淡紫⾊の⾊合いを持つ宝⽯です。ペグマタイト鉱床で産出され⽐較的、無傷で⼤粒の⽯が産出されています。⽇本を代表する桜の花の⾊合いを持ち合わせています。1911年にアメリカのモルガン財閥の創始者であるジョン・ピアポント・モルガン に因んで名付けられました。
5月の誕生石
■エメラルド
エメラルドは鉱物名ベリルの緑⾊の変種です。和名は緑柱⽯と呼ばれています。エメラルドは様々な効能があると信じられており、また美しい⾊合いを持つので古代から愛されてきた宝⽯の⼀つです。エメラルドはクレオパトラが最も愛した宝⽯ でと⾔われており、世界最古のエジプトのエメラルド鉱⼭には彼⼥の名前が付けられています。
■ヒスイ
ヒスイは主にヒスイ輝⽯(ジェイダイト)から成る岩⽯で、良質なものは宝⽯として珍重されています。良く知られている⾊は緑⾊ですが、藤⾊、橙⾊、⿊⾊など様々な⾊があります。⽇本では縄⽂時代の遺跡から翡翠(ひすい)の装飾品などが発掘されており、古くから愛⽤されてきた歴史があります。2016年には⽇本の国⽯が翡翠に制定されました
6月の誕生石
■真珠
真珠は⽣物起源宝⽯ならではの神秘性を持ち、真珠特有のテリと呼ばれる光沢は光の⼲渉作⽤によるものです。その昔、真珠は天然のものしかなく驚くほど⾼価でした。しかし、近代において御⽊本幸吉が商業的な真円真珠の養殖に成功し⾝に着けられるジュエリーとなりました。
■ムーンストーン
ムーンストーンは⻑⽯の⼀種で、和名は⽉⻑⽯と呼ばれています。主にカボションカットに加⼯され、無⾊透明〜乳⽩⾊の地に美しい⽩⾊や⻘⾊閃光がみられ、⻘⾊閃光の場合ブルー・ムーンストーンとも呼ばれています。地⾊がオレンジ⾊のものもあり、またキャッツアイ効果を⽰すもこともあります。
■アレキサンドライト(新登場)
アレキサンドライトは鉱物名クリソベリル(⾦緑⽯)の⾊変わりをする変種です。太陽光下では⻘緑⾊で、⼈⼯照明(⽩熱灯)下では⾚紫⾊になります。変⾊の程度が明瞭であるほど貴重とされています。変⾊効果に加えてキャッツアイ効果を⽰すものもあり、アレキサンドライト・キャッツ・アイと呼ばれています。ロシア皇帝アレクサンドル2世に因んで名付けられました。
>>>7月以降へ!
7月の誕生石
■ルビー
ルビーはラテン語で⾚を意味するルベウス (rubeus) に由来し、鉱物名コランダムの⾚⾊の宝⽯変種です。和名では紅⽟と呼ばれています。最良の⾊は商業的にピジョン・ブラッド(鳩の⾎)と称され流通しています。カボションカットに加⼯され光を当てると六条の線が現われスタールビーと呼ばれるものもあります。
■スフェーン(新登場)
スフェーンは結晶の形がくさび状になるためギリシャ語の楔(くさび)を意味するスフェノス(sphenos)に由来し、和名では 楔⽯と呼ばれています。楔はふたつのものを固く繋ぎ合わせる絆(きずな)の意味も持ちます。屈折率が⾼く、多⾊性も強いためカットされると⾮常に魅⼒的な宝⽯となります。特に緑⾊のスフェーンは鮮やかで美しいです。
8月の誕生石
■ペリドット
ペリドットは鉱物名オリビンであり、和名ではカンラン⽯と呼ばれています。ペリドットは歴史が古くエジプトでは太陽の宝⽯と呼ばれ、ファラオたちの王冠や装飾品に使⽤されていました。宇宙にも存在し、⽯鉄隕⽯などに含まれることもあります。近年ではハワイ島で⽕⼭が爆発しペリドットが降ってきたことが知られています。
■スピネル(新登場)
スピネルはルビーやサファイヤと外観が似ており、産出場所も同じため古くから混同されてきました。スピネルは結晶の先端が尖っているためトゲを意味するラテン語のspinella、に由来し名付けられ、和名も尖晶⽯と呼ばれています。⾊は⾚⾊、ピンク⾊、紫⾊、⻘⾊などがあり、近年⼈気の宝⽯です。
■サードニクス
サードニクスまたは(サードオニキス)はカルセドニーの⼀種で、鮮やかな橙⾚⾊の地に⽩⾊の縞状模様があるものを指します。和名で紅縞瑪瑙とも呼ばれています。縞⽬模様が⽖の⽩い部分と似ているためラテン語で⽖を意味するオニキス(onxy)が語源となっています。
9月の誕生石
■サファイヤ
サファイヤは鉱物名コランダムの⾚⾊(ルビー)以外の宝⽯変種です。ブルー以外にも様々なカラーバリエーションがあります。その中でもややオレンジ⾊を帯びたピンク⾊のサファイヤはパパラチア・サファイヤと呼ばれています。スター効果やカラーチェンジ効果を⽰すものあり様々なジュエリーに加⼯され、いつの時代でも⼈気がある宝⽯です。
■クンツァイト(新登場)
クンツァイトは淡紫⾊から紫⾊の鉱物名スポジュメンの変種です。濃⾊のものには⽅向によって紫⾊、ピンク⾊、無⾊の多⾊性を⾒ることができます。クリアで鮮やかなピンク⾊は⼈々を魅了させる事のできる宝⽯です。1902年に発⾒され、鉱物学者ジョージ・フレデリック・クンツにちなんで名付けられました。
>>>10月以降は?
10月の誕生石
■オパール
オパールは遊⾊効果と呼ばれるきらきらと浮遊するような虹⾊の輝きが特徴的な宝⽯です。ホワイトオパール、ブラックオパール、ボルダーオパール、メキシコオパール、ハイドロフェーンオパールなど様々な種類のオパールが存在し、個々の煌めきが同じものがないと⾔われるほど多彩な⾊合いを持つ宝⽯です。
■トルマリン
トルマリンは⾊のバリエーションが最も豊富な宝⽯です。和名を電気⽯と⾔い、擦ると帯電する性質を持ちます。ネオンカラーが特徴的なパライバトルマリンや鮮やかな⾊合いのルベライト、インディコライト、パーティーカラー、ウオーターメロン・トルマリンなどがあり、好みの⾊を選べる事のできる宝⽯です。
11月の誕生石
■トパーズ
トパーズの歴史は古く紅海のトパソス島(Topasos)に因んで名付けられたと⾔われています。トパーズは⼀般的に⻩⾊が良く知られており、和名では⻩⽟と呼ばれています。⻩⾊以外にもブルー、ピンク、ゴールデン、インペリアルトパーズ(シェリーカラー)などの様々な⾊があります。鮮やかなブルー・トパーズは通常着⾊処理が施されています。
■シトリン
シトリンは⻩⾊のクオーツの事であり、和名で⻩⽔晶と呼ばれています。シトリンの歴史は古く、果実のシトロン(citron)の実の⾊に由来していると⾔われています。ほとんどのシトリンは通常アメシストを加熱処理をすることによって得られています。シトリンは⽐較的、⼤粒な⽯が得らるため、様々なカット形状がみられ、彫刻の素材としても利⽤されています。
12月の誕生石
■トルコ⽯
トルコ⽯は鮮やかな⻘⾊が神秘的であるため5000年前から装飾品として使⽤されてきました。その昔ペルシャで採掘されたものがトルコを経由してヨーロッパに持込まれたためトルコ⽯と呼ばれるようになりました。天然のトルコ⽯に混在して、模造品も数多く流通しています。
■ラピス・ラズリ
ラピス・ラズリは⼈類が利⽤してきた最古の鉱物で、6000年前から使⽤されてきたといわれています。美しい濃⻘⾊が特徴的できらきら輝くパイライト(⻩鉄鉱)が含まれていることもあります。和名では瑠璃(るり)と呼ばれています。顔料でも有名で瑠璃⾊はこれに由来しています。ツタンカーメンの⻩⾦マスクにもラピス・ラズリが使⽤されています。
■タンザナイト(新登場)
タンザナイトは鉱物名ゾイサイトの⻘⾊の宝⽯変種であり、1967年にタンザニアで発⾒され、国の名前にちなんでタンザナイトと名付けられました。多⾊性が強く、⾒る⽅向によって⻘紫⾊、⻘⾊、ピンク⾊を⾒ることができます。キャッツアイ効果を⽰すものもあります。タンザナイトは20世紀に発⾒され⼈気となった新しい宝⽯です。
■ジルコン(新登場)
ジルコンの名称は⾦⾊を意味するペルシャ語に由来するといわれていますが、⻩⾊〜⾚⾊のジルコンは花の名前ヒヤシンスとしても知られていました。そのため和名では⾵信⼦(ヒヤシンス)⽯と呼ばれ親しまれています。屈折率が⾼く、輝きが強いため古くからダイヤモンドの代⽤品として利⽤されてきましたが、⼈造⽯であるキュービック・ジルコニアとはまったくの別の物です。
>>>日本オリジナルの5石が追加された理由って…?
⽇本オリジナルで新しく誕⽣⽯に追加した5つの宝⽯、なぜその月に?
2⽉ クリソベリル・キャッツ・アイ
2⽉22⽇は⽇本では猫の⽇ 2⽉17⽇はヨーロッパの多くの国がWorld Cat Day(世界猫の⽇)としている⽇です。 ⾮常に有名な宝⽯であり、⽬がでるなど良い意味も含み、また猫に関連するため、2⽉の誕⽣⽯としました.
3⽉ アイオライト
鉱物名コーディエライトの⻘⾊の変種、和名で菫⻘(きんせい)⽯です。強い三⾊の多⾊性があり、⽅向により⻘紫⾊、灰⻩⾊、淡⻘⾊がみられます。コーディエライトは地質学者ピエール・ルイ・アントワーヌ・コルディエに因んで名付けられました。モース硬度も7−7.5と⾼く、綺麗な宝⽯であり、彼の誕生月が3月であるため、3月の誕生石としました。
4⽉ モルガナイト
鉱物名ベリルの変種、モルガナイトは⽐較的、無傷で⼤粒の⽯が産出されています。1911年にアメリカのモルガン財閥の創始者であるジョン・ピアポント・モルガン に因んで名付けられました。彼の誕⽣⽉が4⽉であり、⽇本を代表する桜の花の⾊合いを持ち合わせているため、4⽉の誕⽣⽯としました。
7⽉ スフェーン
鉱物名チタナイトとも⾔います。結晶の形がくさび形になるためギリシャ語の楔(くさび)であるスフェノス(sphenos)に由来し名付けられました。そのため和名で楔⽯と呼ばれています。楔はふたつのものを固く繋ぎ合わせる絆(きずな)の意味も持ちます。1787年にマーク・オーガスト・ピクテによってスフェーンが新種の鉱物として初めて認識されました。スフェーンは輝きが強く⽇本の夏の森のような⾊合いを持ち、彼の誕⽣⽉が7⽉であるため、7⽉の誕⽣⽯としました。
9⽉ クンツァイト
鉱物名スポジュメンのうち、ピンク⾊から紫⾊をした変種です。多⾊性があり、⾊の濃いものでは⽅向により紫⾊、ピンク⾊、無⾊の三⾊がみられます。1902年に発⾒され、鉱物学者ジョージ・フレデリック・クンツにちなんで名付けらました。澄んだ透明感のあるピンク⾊は⼈々を魅了させる事のできる宝⽯です。彼の誕⽣⽉が9⽉であることに因んで、9⽉の誕⽣⽯としました。
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