1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 恋愛

40代の大失恋で「しない」と決めた3つのこと【40代編集部長の婚活記#283】

OTONA SALONE / 2022年1月5日 17時0分

新年あけましておめでとうございます。2022年がスタートいたしました。本年もご愛読のほどよろしくお願いいたします!

さて、引き続き40代の婚活は艱難辛苦!? 婚活歴5年を超えたOTONA SALONE編集部長・アサミ(49歳)。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。

時は数年前に遡って、ジェントルさんと二度目のお別れ編。改めて彼と過ごした20カ月を振り返り、自分では気づかなかった自分を発見して……。この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

【40代編集部長の婚活記#283】

 

「私は女の子らしくない」

「女の子に思われないようになる」
「男の子みたいになる」

4歳の時に経験したスカートめくりをきっかけに、私は女の子らしさ、女らしさというものをできるだけ否定して生きてきた気がする。かわいいもの、キラキラしたもの、ひらひらしたもの、ピンク色のもの、料理、手芸、裁縫を遠ざけた。

「私は女の子らしくない。そういうキャラじゃないから似合わない」

そんな呪文=決めつけをしていた。この呪縛から解き放ってくれたのがジェントルさんだったわけで……。

 

「私がちょっと我慢すればいい」

彼に気づかされた呪縛は、それだけじゃなかった。知らずしらずのうちに「私がちょっと我慢すればいい」という呪文も自分にかけていた。

・自分が黙っていれば丸く収まる
・私は合わせられる
・わがままじゃない
・嫌いなものがない

これも、幼少期の経験から自分で自分に言い聞かせてきた。おもちゃをねだって駄々をこねる子供を見て、同じ子供ながら「あんな風にはなりたくない」と思ったことがきっかけだった。

わがままを言えない

わがままじゃない子になろうと思うことは、けっして悪いことではない。周りに合わせる協調性は大切なこと。ただ、時には自分の考えや本音をハッキリと言えることも大事なのだ。

私は誰に対しても本音を言えないわけではない。むしろ家族や友達、仕事上の相手には意外と言っているほうかもしれない。言えなかったのは恋人に対して、だ。

わがままというか、「我がまま」でいられなかった。無意識に感情を抑えていて、そのまんまの自分を出せていなかったと今になってみるとわかる。それを指摘したのがジェントルさんだった。

 

愚痴や怒りを伝えられない

「どうして怒ったり、愚痴ったりしないの?」

「いつも機嫌がよくて気持ち悪い」

ある意味、衝撃の言葉だった。怒ったり、愚痴ったり、機嫌の悪さを顕にするのは「悪いこと」だと思っていたから。

確かに、集団生活においてはあまりよろしくないことかもしれない。ただ、恋人同士のような、深いお付き合いをする1対1の関係性においては時に必要で、いつも機嫌がいいというのは、ある意味で本音を言っていないということ。自分の感情を恋人に伝える力が欠如していたのだ。

 

思い出してみれば

そう考えたら、過去にお付き合いした相手と感情的になって話し合ったことはなかった。

ちょっとイヤだなと思うことがあっても

「私がちょっと我慢すれば済むこと」

「いまだけやり過ごせば丸く収まるな」

と考えて、伝えなかった言葉があったと思う。

だからなのか、かつて恋人とのデートのあと、なんだか疲れてしまったり、ストレスが溜まったゆえなのかドカ食いをしてしまったり、なんてことがあった。恋人とのデートのあと、ストレスが溜まるって……本当は好きじゃないか、我慢してるか。

と同時に、相手にとって私は物足りなかったのかもしれない。感情的になる女性を時に「めんどくさい」と思うかもしれないけど、感情と感情をぶつけあうからこそお互いを理解し合っていけるということなんだろう。

 

「恋人いない歴46年」に等しい!?

つまり、過去の恋人とは誰一人として、深いコミュニケーションができていなかった。

そう考えると、ジェントルさんとお付き合いが始まるまで「恋人いない歴9年」だったけれど、本質的な意味では「恋人いない歴46年」に等しいってことかもしれない。

ジェントルさんと付き合ってわかったのは、本質的な恋人の関係って、ただ楽しいだけじゃないってこと。

お互いの本音やダメなところも見せ合って、擦り合わせて、受け容れたり、お互いの解決点を見出していく……そういうことができる関係性だということを初めて理解した。

 

40代、彼との恋愛でわかったこと

・女の子らしくないと思い込もうとしていた自分
・ちょっと我慢すれば丸く収まると思っていた自分

ジェントルさんとの恋愛でわかったのは、本質的な自分だったのかもしれない。幼い頃の経験から自分で自分を決めつけるようになり、抑え込んでいた感情。

本当は、女の子らしいものに憧れていること。知らずしらずのうちに自分を抑えて我慢していること。

そして、本質的な恋人……いやパートナーに大切なことも学んだ気がする。一方が我慢して合わせる恋愛なんて長続きしない。機嫌がいい顔だけを見せるのではなくて、時には感情をぶつけて、理解して、一緒に最適な答えを見つけていく。一方がではなくお互いにそれができる関係性こそ、人生のパートナーなのだろう。

 

学びのある恋愛とは

ジェントルさんとの恋愛は、私にとって学びの多い恋愛だった。

もしかしたらフツーはもっと若いときに気づくことなのかもしれない。私が気づけなかったのは、10代、20代、30代、40代前半でまともな恋愛をしてこなかったからだろう。

恋愛って、めんどくさいと思っていたけれど……いや、めんどくさいからこそ、人間として学びがあって成長できるのかもしれない。そうよね。仕事でもスポーツでも、めんどくさいことやトライ&エラーで成長していくのだから。

 

長いお付き合いを望むなら

ちょっとだけ片鱗が見えてきた気がする。どうしたら私にとっての人生のパートナーが見つけられるのか。私はどこか無理をしたり、自分で自分を抑えたりなど、頑張りすぎていた気がする。

短いお付き合いの関係なら頑張っていいのだけれど、長いお付き合いを考えるなら……頑張り過ぎちゃいけないのよね。長く付き合っている友達のように接することができる相手が、私にとってはベストパートナーな気がする。

よし……決めた!

 

「しない」と決めた3つのこと

感情を抑えて無理に合わせない!

ジェントルさんに合わせていた面は確かにある。それは、彼の生まれや育ち、経歴に対して自分のそれが相応しくないと勝手に卑下しているところがあったからかもしれない。

相手と比べて自分を卑下しない!

私は好きになると、どこかしら彼の前で自分を飾ってみせていた気がする。着飾ったり、背伸びしたり。その一方で隠そうとしていることもあった。その反動で、一人になるとストレス発散の行動が出てしまっていたわけで…。

自分を飾って背伸びしない!

 

突然、捨てたい気持ちに

なんだかラクになった。

素の私のままでいられる相手が見つかったらいい。見つからなかったら、それはそれで仕方ない。飾らずに、楽しくいられる、心地よくいられる相手や関係性を大切にしていければいいんだ。

突然、いま持っているモノを捨てたくなって、服や靴、バッグ、小物、棚、本、CD……いろんなものを断捨離した。定期的に通っていたネイルサロンも、マッサージ通いもやめることにした。

そしていまの「立場」も、捨てて身軽になってもいいかなと思い始めていた。いますぐではないけど、いつ捨てても大丈夫な準備を始めようかなと。

 

私が求めるパートナーとは?

婚活……いまやパートナー探しの「パー活」としているけれど、改めて私が求めているパートナーについて考えてみることにした。

正直にいって今まで「好みのタイプ」がわからなかった。そもそも自分からまともに人を好きになったことがなかったくらいだし……。なので、当然「求めるパートナー」についても、ぼんやりしていた。

人生で初めて自分から「この人が好き」という感情を自覚し、大恋愛をした相手であるのがジェントルさんなワケだから、彼の中にそのヒントもあるはず。

外見ではなく、内面的な点で彼のどこが好きだったのか、一緒にいて心地よかったのか。逆に、どこは無理していたのかを見つめ直してみよう。

 

運命の人と出会うには!?

運命の人は勝手にやってきません。自分で見つけるもの……。出会うためには何をしたらいいか? その紆余曲折を綴った【40代編集長の婚活記】が、書籍になりました! 絶賛、好評発売中です!

恋愛に不器用な40代独女が婚活でたどり着いた結論とは⁉ 運命の人をみつけたい人、必見です!!!

 

 

 

≪OTONA SALONE編集部長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください