1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 恋愛

膣ケアの正しい方法、知ってた?セックスレスを打破する「とっておきの策」は

OTONA SALONE / 2022年3月8日 21時33分

連載一覧

PMSによってパートナーとのセックスが没交渉になるケースも多い現状について、5000人の性の悩みを診断し、新著『女医が教える性のトリセツ』を出されたばかりの富永ペインクリニック院長 富永喜代医師にお伺いしました。後編です。

【痛みの専門家『性交痛外来』富永喜代先生】

「Dケア(デリケートゾーンケア)」でうるおいは取り戻せます!

これまでもお伝えしてきましたが、デリケートゾーンケアを習慣化させましょう。お風呂上りに会陰部マッサージ。それによって、皮膚粘膜の血流改善が期待できますし、痛みの緩和にも繋がります。

 

血管と神経の流れを意識したオイルマッサージをおこないます。

 

重要なのは、子宮、腟を含む全ての血流をよくすることです。下半身全体の血流を改善するために太ももからリンパの流れをよくしてうっ滞をとっていけば、肌もすべすべにになり、うるおいを取り戻します。いつでも小陰唇、クリトリス含めて会陰部全体はしっとりしていたいものです。

 

そのときに使用するものは、女性ホルモンであるエストロゲンの有用物質エストラジオール入りオイル。エストロゲンが減ってきているのだから、デリケートゾーンにも当然、エストラジオールを含むものが有用です。

 

エクストラバージンオイルでオーガニック『Dr.ESTRA』は、当院でも扱っています。

 

エストロゲンの有用成分エストラジオールを薬機法最高容量まで含んだ100mg中2.0mg配合です。

 

濡れる腟をつくるためにジェルで腟マッサージ

濡れる腟をつくるためにジェルで腟マッサージ

次に、腟専用ジェルを使用し、腟に指を1本入れてマッサージします。腟の肛門側3分の1位をお尻側に向かって腟壁をなで、おさえこむようにしてやさしく刺激をします。

 

触っているところは、骨盤底筋という筋肉群のひとつです。腟の左下10秒ギューッとおさえこみ、右も同様におさえこみます。この筋層をやわらかくすることで血流を改善していきます。

 

しっかりうるおいを取り戻し、粘膜の復活から、すこやかな腟になっていくでしょう。

 

このときに使用するのは、腟善玉菌の一種である乳酸菌を含み腟を弱酸性に保つ『エストラジェル』。ヒト脂肪細胞順化培養液が入ったデリケートゾーン専用ジェルで、デーデルライン桿菌のえさになる成分と粘膜を再生しながらデリケートゾーンケアをします。デリケートゾーンの気になるニオイや乾燥にも使用しています。

 

 

PMSは誰に相談してる?実は会社内で責任が上がると相談しにくくなる

PMSの自覚があり、なおかつ症状が重いと感じる人はなんと、58.6%。では、そんな大変な思いをしているというのに、「誰にも相談できない」と答えてるのが58.9%。嘆かわしいですね。

さらにPMSが「仕事に支障をきたしたり影響があってはならない」と思うと回答した人は、自覚症状があり、症状が重い人で、43.8%もいます。ましてや、管理職など会社での立場や責任があればあるほど「人には相談できない」と感じている人は症状が重い人に多く、63.2%。

 

ましてや、PMS由来のセックスレスだなんて、誰に相談すれば?

ましてや、PMS由来のセックスレスだなんて、誰に相談すれば?

PMSのことを人に相談していないという上記のデータはよくわかります。自分の中に内包して苦しんでしまうのですね。私の性交痛外来にもパートナーとのセックスについて「いつも挿入の時に痛い。でも彼には言えない」とおっしゃる方が来院されます。

 

ですから富永ペインクリニックは痛みの専門家として、また更年期障害に悩んできた一人の女性として性交痛外来を開設しました。

 

以前のようにセックスができず、自分の身体になにが起きているのか原因も対処法もわからずに戸惑っている人が少なくないことをわかっています。

 

オンライン診療のあるクリニックなら全国どこからでも受診可能

生理痛や排卵痛がつらいときには痛み止めを使って、日常生活への影響をコントロールする方法のほか、また当院では漢方薬や鍼灸治療などの東洋医学やヨガやピラティスなどの運動療法を積極的に取り入れています。

 

オンライン診療にも力を入れており、スマホ1台あれば全国どこからでも受信できる体制を整えています。いずれにせよ、PMSに悩む人は当クリニックか近隣の婦人科に相談してください。

 

PMS由来のセックスレスは、相手に理解してもらうのが一歩

PMSであることをパートナーに伝えて、理解してもらうようにしましょう。そして、本当に気持ち良いセックスができるようにパートナーに伝えることも必要です。そうすることで痛みの伴わない幸せなセックスがよみがえるのではないでしょうか。最も大切なのはおもいやりのあるセックスをすることです。

 

 

\最後にお知らせです/

『女医が教える性のトリセツ』富永喜代・著 1,430円/KADOKAWA

富永喜代先生の新刊が出ました!

誰にも聞けなかった性やセックスのお悩みも、秘密の処方箋で解決します。

今ならAmazonレビューを書いてデリケートゾーン専用化粧品Dr.ESTRA (1本16,500円)が10名様に当たる!KADOKAWA キャンペーン実地中です。

 

監修

医師/性交痛外来 富永ペインクリニック院長
富永喜代

日本麻酔科学会認定麻酔科指導医。麻酔科医として全国の総合救命救急病院、高度医療センターで勤務し、延べ2万人を超える臨床麻酔実績を持つ。2008年、愛媛県松山市で富永ペインクリニックを開業。『性交痛外来』では、5000人の女性の性交痛メール診断を実施。性交痛、デリケートゾーン臭、乾燥が8週間で半減するオリジナルのデリケートゾーンセルフケアマッサージを開発。日本ペインクリニック学会第54回大会、第30回日本性機能学会西部総会で発表する。確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、TBS『中居正広の金曜日のスマたちへ』日テレ『メレンゲの気持ち』等テレビ出演多数。肩こり改善メソッド『こりトレ』(文藝春秋)は10万部、『ヘバーデン結節は自分で治せる!』(永岡書店)10万部など、セルフケアにこだわった著書は累計62万部。YouTube『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』の総再生回数は2600万回を超える。

 

≪医師/性交痛外来 富永ペインクリニック院長 富永喜代さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください