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「けいろん」ではありません。「経綸」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年4月7日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「経綸」です。

「経綸」の読み方は?

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが「経綸」とは

国家の秩序をととのえ治めること。また、その方策。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。類語には政治、行政、政(まつりごと)、統治などが挙げられます。

そんな「経綸」ですが「けいろん」と読むのは残念ながら間違いです。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「けいりん」です。

「綸」は日本漢字能力検定1級に出題される漢字です。

  • 音読み リン・カン
  • 訓読み いと・おさ(める)

と読みます。また、その意味は

①いと。太い糸。
②おさめる。つかさどる。
③天子の言葉。
④おびひも。

出典元:綸|漢字一字|漢字ペディア

です。「経綸」の「綸」は②の意味で用いられます。

「綸」は音を表す文字と意味を表す文字から成る形声文字で「糸」と、音符「侖(リン)」から成ります。

「侖」がつく漢字を調べてみると、「倫理(りんり)」の「倫」や「車輪(しゃりん)」の「輪」が出てきました。常用漢字の中では「論理(ろんり)」や「弁論(べんろん)」などに用いられる「論」だけが「ろん」と読みます。

常用漢字表外の「侖」がつく漢字には「りん」とも「ろん」とも読めるものもありますが、頻出することはないはずです。

「侖」がつく漢字で「りん」と読むか「ろん」と読むか悩んだ時には、「『論』だけが『ろん』と読む」と覚えてしまってもいいかもしれません。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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