40代50代で歯列矯正を迷う人が「いま始めたほうがいい」これだけのワケ
OTONA SALONE / 2022年4月14日 11時0分
こんにちは、オトナサローネ井一です。3月に51歳になりました。
さて、唐突ですが、40歳から10年以上迷いに迷い続けてきた歯列矯正を、本日スタートしました!
矯正装置をつけたばかりなのでまだ感想を書ける段階ではないのですが、
「始めてよかった!」とスッキリした気持ちです。
ご検討中の方、ご興味のある方に「迷うならば明日にでも予約を入れて始めたほうがいい」客観的な理由をご紹介します。
歯列矯正は人生の「ゆとりのあるとき」に始めるほうが早く進むそうです!
矯正装置をつけたところ。ブラケットは白いカバーがついていますが、ワイヤーはメタル。でも、思ったほどは目立たない!
歯科の熟練の歯科衛生士さんいわく、「矯正は精神的に余裕が出たときにやるのがいちばんですよ!」。
理由は主に2つあるのだそう。
まず、虫歯対策。歯列矯正は虫歯にならないように食後や寝る前の歯磨きを丁寧に行う必要があります。そのため、忙しくてお風呂も入れないなんて時期に始めるのは結構な自殺行為。
もう1つは治療体制。ワイヤー矯正の場合、月に1回は通院して「より太く、歯を動かす力の強い」ワイヤーへと交換しますが、その通院も「今日これから会議なので急いで処置してください!あと20分で!」など慌ただしいことでは「本来もうちょっとできたかもしれないケア」ができないこともあり得るそうです。
「たとえば受験前、大きな試験のある年、就職したてで右も左もわからない時期、育児が忙しすぎる時期などにわざわざやらなくてもいい。人生長いんですから、少し余裕が出たかな?と思ったら、すぐ始めればいいんです。育児も一段落した40代、50代で始めるのはとってもおすすめです。心に余裕がある時期ならば丁寧にじっくり歯のケアもできますから、虫歯にかかるリスクも減らせます」と歯科衛生士さんから!
まだまだマスクが使えるいまこそがラストチャンス
装着直後、歯科のロビーで写真を撮ろうとして、「そうだ、私マスクしてるじゃん、装置わかんないんだ」と改めて気づいたところです。
矯正装置が見えないよう「舌側矯正」を選ぶ人もいるくらい、ワイヤー矯正には美観の問題がついて回ります。私の場合、装置は2年設置という前提ですが、どうでしょう、日本人はあと2年くらいはギリギリマスクを常用する気がしませんか? 逆に言うと3年後にはもうマスクをつけていないかも?
そもそも、コロナが始まってすぐに矯正をスタートしていれば今ごろ終わっていた計算です。迷ってないで進めちゃえばよかったな……と後悔ですが、今から2年後に「やっぱりやっておけば」と思うかもしれないことを考えたら、やっぱり今すぐスタートして損はないと思います。
人生は100年で計算しなければならない時代になりました。恐らく、私たちの世代はごく普通に多くの人が80歳まで生きるでしょうし、かなりの割合で90歳を迎える人も出ると思います。少なくともあと30年この歯を使うのならば、今から歯列矯正を始めてもじゅうぶんに「予後が長い」というわけです。
技術の進歩でいろいろな方法が選べるようになった。10年前より今がいい!
写真は、イケメンと名高い白石先生がブラケットを歯に装着しているところ。私が受けている歯列矯正は「フルパッシブ矯正」という、ワイヤー矯正の中でも比較的新しい術式です。ローフォース・ローフリクション矯正という考え方の一種で、例えばデーモンシステムという名前を聞いたことがあるならば大まかに言ってその仲間です。
フルパッシブ矯正(T21)は東洋人向けに開発されたもので、従来よりも弱い力で歯を動かすため歯根や歯肉のトラブルが起きにくく、また患者にとっても歯の痛みが極めて軽くなります。小さいころに一般的なワイヤー矯正を受けた人が再矯正でフルパッシブ矯正を受けると「こんなに痛みがないの?」と驚くのだそう。
現在、歯科治療の世界では光硬化樹脂の利用が常識となりましたが、20年前には口を開けてピッとやったら詰め物が終了なんてことはありませんでした。技術だけでなく、こうした材料系の進歩も目覚ましく、歯列矯正も例外ではありません。10年前に迷った私はそれはそれで正解で、おそらく10年前に受けていればもう少し痛みに苦しんだのでしょう。
なお、最近の主流とも言えるマウスピース矯正を私が選ばなかった理由については、私が矯正を受けている白石矯正歯科の白石圭院長が追って連載の形で説明してくださいます。楽しみにお待ちください。
白石矯正歯科は東京・秋葉原駅から徒歩3分程度と通いやすい場所にあります。一般にインフルエンサーがマウスピース矯正を受けている場合、多くは「広告」つまりお金を受け取って矯正を受けているのですが、白石矯正歯科は「ほんとうに必要な矯正を、正直に」というポリシーを掲げ、こうした広告を一切行っていないそうです。猛烈な検索を繰り返した結果見つけ出した歯科であり、金銭的優遇等は一切ないことを白石先生の名誉のために申し上げておきます。
どんな治療になっても最初に提示された値段以上の支払いが発生しない「オールインクルーシブ方式」も白石矯正歯科の特徴で、毎月ワイヤーを交換するごとに支払いということがありません。人によって治療内容は変わりますが、私の場合はトータル100万円程度でした! 治療を始めた段階で「でした!」と断言できるのがオールインクルーシブ方式なのです。
2年という時間と、100万円。「矯正すると何が起きる?」私の経過を月に2回程度ご報告していきます!
≪OTONA SALONE編集部 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫
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