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後悔はないけれど…10年前、矯正開始直前で「キャンセルした理由」とは?【50代矯正日記】

OTONA SALONE / 2022年5月5日 20時30分

こんにちは、オトナサローネ編集部井一です。51歳の春に突如として歯列矯正を始めました。

私が始めたのは「フルパッシブ矯正」という、弱い力で歯を動かす痛みの少ないワイヤー矯正です。非抜歯、予定治療期間2年、終了後のマウスピースまで含み追加費用の発生しないオールインクルーシブ方式で約100万円。

その過程をお話していきます。

今週から「マウスピース全盛のいま、なぜ敢えてのワイヤー矯正?」の経緯を。

【連載・50代からの歯列矯正日記・毎週木曜更新】

10年前、矯正開始ぎりぎりで思い切ってキャンセルした理由とは?

22年4月から2年予定でワイヤー矯正を始めた私ですが、過去に「矯正しようかなムーブ」は2回ありました。

 

1回目のムーブは今から10年前、40歳のころ。

 

どうしてもどうしても歯並びが気になりすぎて、評判のいい矯正歯科医院を紹介してもらいました。予定2年、予算200万で、すでに5万円の検査も済ませていました。

 

でも、いよいよ装着の予約という段になって、歯科機器開発者の友人から元奥羽大学歯学部教授・丹羽克味先生をご紹介いただきました。咬合がご専門で「かみ合わせは極力いじらないほうがいい」派である丹羽先生からは、「あなたは矯正しないほうがいい。歯のかみ合わせはとても大事。その程度の歯並びならば、治すほうがトラブルのもとになる」とのご助言。この瞬間「矯正する」選択が脳から消えてしまいました。

 

改めて検討したけれどやっぱり200万……それがお相場なのね?

この判断、仲介が歯科機器開発者である点がものすごく大きかった。なまじなご紹介ならばメディア的な両論併記の感覚でスルーしたでしょうが、彼はあらゆる歯科医師からニーズを聞き続け、国内の歯科業界にどのような機器が必要かを常に検討している最先端の人材です。その彼が「ぜひ」と勧めてくれる先生ですから、こんなに確かなことはない。

 

その丹羽先生から、現在もお世話になっているかしの木歯科の山嵜智浩先生をご紹介いただいて現在に至ります。

 

山嵜先生にも「あなたの歯並びの程度ならば矯正はしないほうがいいでしょう。どうしてもとおっしゃるなら、かみ合わせを重視して治療してくれる先生をご紹介しますが、納得できる技術の先生はそれなりのお値段です。ぼくがおすすめできる先生ならば200万円より安いということはないです」とご説明いただきました。

 

ウーン、今から200万は……とあきらめたのが2017年くらいの話。

 

コロナ禍、ふと気が付いたら周囲がみんな「なんかやってた」

そして、2回目のムーブはコロナ禍に入って1年たったころ、東京オリンピックの前でした。

 

マンボウが明けて久しぶりにママ友と会うと、びっくりするほど多くのママたちが美容皮膚科での施術を受けているわけです! レーザーでシミを取るか、HIFUなどのリフティング。または、透明マウスピースでの歯列矯正を始めている!

 

ちょうどそのころ、従来のインビザライン等にプラスして、国産マウスピース勢の勃興があったころでした。キレイライン等は本当にお安くできるような売り文句。前回は200万という高額さで断念していますので、これがもしお安いのならば踏み切るタイミングなのでは??

 

ちょっと調べたところ、自宅から通える範囲に60万円台で全顎矯正をマウスピース作成回数無制限でできる歯科がありました。期間も1年くらいでできるみたいです。マウスピースなら虫歯リスクもないし、これはアリなんじゃないかな……?

 

と思いつつ初回検査の予約を入れてみましたが、ここで起きたことがですね……!

 

来週につづく。

 

 

【連載・50代からの歯列矯正日記・毎週木曜更新】

 

≪OTONA SALONE編集部 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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