「さみしい」。人生初の感情をいだいたきっかけは…?【40代からの婚活記#300】
OTONA SALONE / 2022年5月4日 17時0分
40代の婚活は、豊かな人生経験の宝庫。44歳の夏から婚活を始めたOTONA SALONE編集部長・アサミ、婚活歴5年8カ月。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。ひとつ年を重ねて50歳になったので、微妙にタイトルを【40代からの婚活記】とアップデート。
年齢のせいなのか、それとも環境のせいなのか。婚活に疲れた気持ちがありながら、それ以上にいまは「さみしい」と感じている自分に気がついて……。この話は50代独身女性が「実名+顔出し」で書いている、婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
【「婚活記」の過去記事一覧はコチラ】
【40代からの婚活記#300】
「さみしい」という気持ち
「さみしい」って、こういう感情なのかな。
いま人生で初めて、さみしいという気持ちを感じているのかもしれない。
独身人生をさみしいと思ったことがなかったから、以前ある同世代の独身女性が「一人暮らしがさみしい」と言っていたとき、共感や理解ができなかった。
でもいまはわかる。私、さみしいんだ……!
さみしいと思うきっかけ
「何があっても絶対味方でいてくれる」と言い切れる人が、私には何人いるだろうか? 両親、姉、親友……両手でも余るくらいの人数しかいない。でも、いるだけ幸せだ。
これを考えるようになったのは、とある「人間不信」になる出来事がきっかけだった。確固たる事実を認めず、自分を正当化し、相手を否定し、傷つけ、貶める。相手の考えに聞く耳を持たず、配慮もなく、多様性を認めない。それを悪びれずにできる人が、世の中には意外と少なくないという事実を痛感させられた。
いまの私に足りないもの
人間不信に陥った部分があるからこそ、いまの私は、本質的に信じられる人がほしい。
信頼できて、安心できて、飾らない自分でいられる存在。相手からも私がそういう存在でありたいと思う。一朝一夕で築ける関係性ではないことは十分わかっているけれど、いまこそそんな相手にそばにいてほしい……。
50年生きてきて、「さみしい」「安心できる人がそばにいてほしい」。そんな風に思ったことは初めてだ。
恵まれていたから
考えてみれば、それまで「さみしい」と思わなかったのが、むしろ恵まれていたのかもしれない。
あまり人を疑ったりしなかったし、なんとなくみんないい人だと思っていた。だから30年近く一人暮らししていても、さみしいとか孤独だとか思わなかったんだろうな。
どこか世間はやさしいと思っていて、のほほんと暮らしすぎていたのかもしれない。妬み、嫉みといった感情に巻き込まれない環境にいたからなのだろうけれど。
これまでの環境、そして自分のおめでたさに感謝するくらいだわ!
さみしさを解消するには
とはいえ、人生で初めて気づいた「さみしい」という感情。このさみしさを解消していく人生の選択は何がある?
・誰かと結婚もありかもしれない。
・どうぶつといまの家に暮らすのもありだ。
・両親が住む実家に引っ越すという選択もある。
・信じられる親友と、シェアハウスに住むのも相手がよければありだろう。
・一人暮らしのまま、なにかに没頭するという考えもある。
思いつく選択肢は5つ
選択肢は5つある。
5つ目は、いまはあまり考えられない。なぜなら、今までがこの5つ目で生きてきたから。
4つ目も、現時点ではないだろう。相手には今の暮らしがあるから。
そうなると1~3つ目の選択肢から選ぶことになるけれど……。結局、1つ目は相手がいないからなぁ。
やっぱり地道な積み重ね
パートナーを探すことは、なんだかんだでめんどくさいのだけれど、やっぱり地道にやっていくしかないか。
そうなると、結局はマッチングアプリが一番、手軽にできる方法なのよね。退会してたけど、また登録してみるか。前に登録したことあるアプリとは別のものに登録したら、また新しい出会いがあると思うし。
新しいアプリに登録して、プロフィールも一新した。「さみしい」と思っている気持ちも素直に書いた。ま、どのくらいプロフィールを読んでくれる人がいるかわからないけれど。
新たなマッチングアプリに登録
新規登録したからなのか、早くも数人からアプローチがあった。こんな私でも気にかけてくれるなんて、ありがたい。
でも、なぜか以前みたいに「いいね!」を返し、マッチングする気になれなかった。
相手を選り好みしているわけではない。
さみしいし、それを解消したくてマッチングアプリに登録したのだけれど、いざとなるとこわくなってしまったのだ。
マッチングするのが「こわい」
マッチングすることへの「こわさ」……。正直、これも初めての気持ちだ。
この4年近くマッチングアプリを使っていたし、数人とマッチングして実際に会った人もいる。なのに、なぜこわいのか?
それは私の中に芽生えてしまった「猜疑心」。
人間不信になったせいで、基本的に人を信用できなくなっているのだ。さみしいのに人がこわい。矛盾する感情をどう対処したらいいかわからなくなってしまった。
運命の人と出会うには!?
運命の人は勝手にやってきません。自分で見つけるもの……。出会うためには何をしたらいいか? その紆余曲折を綴った【40代編集長の婚活記】が、書籍になりました! 絶賛、好評発売中です!
恋愛に不器用な40代独女が婚活でたどり着いた結論とは⁉ 運命の人をみつけたい人、必見です!!!
≪OTONA SALONE編集部長 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
1ヶ月以内に97%がマッチング!ミドルシニアの恋活・婚活アプリ「ラス恋」、ユーザー急増で提供地域を全国へ拡大!
PR TIMES / 2024年9月12日 11時0分
-
【漫画】「こんな低スペックおじさんに『いいね!』がたくさん…」婚活でマッチングアプリに登録した、48歳がなぜかモテまくり!? その理由は…
集英社オンライン / 2024年8月24日 17時0分
-
「自治体主導の婚活」の弱点は“母数の少なさ”。「会ったことがある人ばかり」状態を避ける方法
日刊SPA! / 2024年8月22日 15時52分
-
「交際経験ゼロ」40歳の彼が結婚に辿り着いた軌跡 ただ「スン…と生きていた」人がつかんだ結婚生活
東洋経済オンライン / 2024年8月18日 12時0分
-
「平均62歳のバスツアー」で半数がカップルに!残りの人生を誰かと…熟年婚活最前線
週刊女性PRIME / 2024年8月14日 8時0分
ランキング
-
1【人気メニュー25品が対象】ガスト公式Xが「"ヤバイ"最新クーポン」を大放出中。税抜130円でドリンクバー飲めるの嬉しい...!
東京バーゲンマニア / 2024年9月12日 18時9分
-
2すき家、18日登場のドリンクが話題 「まじ美味いから嬉しい」「今年も通います」と反響相次ぐ
Sirabee / 2024年9月12日 15時45分
-
3【賛否】実は疑問の声も多い「退職時のお菓子配り」本当に必要? SNS「意味ない」「円満退社って感じになる」
オトナンサー / 2024年9月12日 7時10分
-
4「両親や彼女からの手紙」をスキャンして捨てる…新入社員の行き過ぎた“合理主義”にドン引き
日刊SPA! / 2024年9月12日 8時50分
-
5車に付いた「ムシの死骸」 放置は“絶対”NG! そのままにすると「悪影響」も!? キレイに除去する方法は
くるまのニュース / 2024年9月12日 14時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください