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まだ30代なのに、もしやプレ更年期?気になる「閉経」の平均年齢は? 生理はいつまであるの?(後編)

OTONA SALONE / 2022年5月5日 21時31分

大人の女性なら知っておきたい、更年期の基礎知識をお届けします。(後編)

更年期=更年期障害?

 

更年期障害で苦しんだ人の話を聞いたりすると「私もある日、汗を急にドッとかいたり、イライラしてキーキーしちゃうの?」と、今から心配になる人もいるかもしれません。

 

でも、実は更年期だからといって、誰もが更年期障害を経験するわけではないのです。更年期障害とは「その症状が生活に支障をきたすほどつらく、治療の必要がある」状態をさします。更年期の症状を感じている女性のうち、「更年期障害」と診断されるのは2~3割程度。

 

症状を感じてはいるけれど、つらいとは思わず過ごしている人もたくさんいるので、今からとり越し苦労をしなくても大丈夫。またつらい症状が出た場合も、様々な治療法や対処法がありますので、安心してください。

 

まだ30代なのに…もしかしてプレ更年期?

まだ30代なのに、もしやプレ更年期?

 

 

最近よく耳にする「プレ更年期」。実は正式な医学用語ではありません。いわゆる更年期世代と言えば45~55歳をさしますが、最近、それよりも下の世代で「まるで更年期みたい」と思えるような症状に悩まされる人が増えてきました。

 

プレ更年期の症状

・生理不順になる

・疲れが取れない

・ちょっとしたことで落ち込んでしまう

・やけにイラッとする

 

プレ更年期を引きおこす原因のひとつとして、卵巣機能の低下があげられます。卵巣機能が低下すると、女性ホルモンのバランスが乱れて体調にも変化をきたすのです。女性ホルモンの中でも体調に大きく関与するのが、エストロゲン。エストロゲンは、20~30代前半がピークで、30代後半からゆるやかに減り始めます。このことが、更年期に似た「なんとなく調子が悪い」という症状につながるわけ。

 

更年期世代の女性も、それよりも若い世代の女性も、心配な症状がある場合は、まずは産婦人科を受診。内診が嫌だと思う人もいるかもしれませんが、初診から必ずするというものではありません。症状や状態に応じて必要であれば、行います。

 

今のうちから信頼のおける産婦人科医と良い関係を築いておくと、生涯に渡って安心です。また心身の不調は、ライフスタイルや食生活を見直す良いチャンス。よりヘルシーに、イキイキと生活を楽しめるよう自分ケアをしてみませんか。

 

 

≪OTONA SALONE編集部 鵜沢みな子さんの他の記事をチェック!≫

 

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