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食費も激減!?100均活用の「見える化ストック」がお金と時間のムダをなくす【働く女性の究極時短な家#9】

OTONA SALONE / 2022年6月12日 11時0分

こんにちは! アカネです。

働く女性が、心のゆとりを持って健やかにいるために「家事の時短」はとても重要。

私は「簡単に片付く心地よい家」を目指して、建築の仕事で得た知識も総動員、工夫を凝らして自宅をリノベしました。

そんな我が家を例に、シンプルで真似しやすい時短のコツをお伝えしています。

「頑張らずに、ラクに楽しく心地いい空間に暮らす」ためのヒントになれば幸いです。

 

今日は我が家のストック管理の考え方について吊戸棚収納と食品をストックしている引き出しを例にお話しします。

◆「アカネさんの究極時短な家」毎週日曜11時30分配信!◆

「見える化」をすればするほど、家事はラクになる

皆さんはキッチンに、何をどのくらいストックしているか覚えていますか?

私はほぼ覚えていられません。もし覚えていたとしても、日々の仕事や子供の世話、家事に忙殺されどんどん頭から消えていきます。

そんな状況で、見えないようにしまい込んでいると何が何だか分からなくなってしまいます。

そこで私は、しまった物が見渡せるように収納を「見える化」しています。

 

まずは、吊戸棚の収納の紹介です。

吊戸棚は、キッチンでも一番出し入れの頻度が低い場所なので、中身がわからないと死蔵品だらけになってしまいます。そのため私は100均の透明なバスケットを使って収納しています。

 

透明バスケットで、何がどこにあるか大体わかります。

 

吊り戸棚の収納は取手付きが便利

透明でもすべての物が見えるわけではないので、何が入っているかわかるようにバスケットはラベリングしています。そうすることで、使うときも迷わず取り出せます。

中身がすぐわかるようにラベリング

また、透明かつラベリングによって、吊戸棚を開けるたびに中の物が目に入ってくるので、なんとなく場所がわかるようになり、自然に欲しいものに手が伸びます。これも「見える化」のメリットです。

ここに限ったことではなく、「見える化」収納は家族でも見ればわかるので、自分で欲しいものを探してもらえます。「ママ、○○はどこー?」と言われる回数が減ります。

ちなみに、カゴの中まできちんと収納しなくても、透明なビニールなどに入れるなど中身が分かればOKだと思います。

カゴの中は見てすぐにわかるようにざっくりそのまま収納

また、単体で収納できる物はわざわざカゴに入れずそのまま棚に入れています。そのほうが、見やすいし取り出しやすいです。なんでも収納BOXに入れると見えなくなって忘れるので、出しっぱなしでよいものは敢えてしまわないのもラクするコツです。

ラップなどのストックはそのまま収納して残量がすぐわかるように

「見える化」の最大のメリットは、今ある物の量を把握できるので無駄な買い物をしなくて済むことです。

 

 

食品ストックも「見える化」すれば食費は確実に節約されていく

冷蔵庫の中や食品ストックにも同じことが言えます。

キッチンと背面の造作家具

我が家では、食品ストックはキッチンの背面の造作家具の大きな引き出し2つに収納しています。

 

中はざっくり仕切って食品を入れています。ポイントは、とにかく詰め込みすぎない事。常に上から見て何があるかわかるように入れる事を心がけています。これも「見える化」です。

左側に珈琲やお茶、乾物など、右側は子供のおやつと飲み物

また、災害時に備えた長期保存食は同じ引き出しに入れ、100均で購入した透明な取っ手付きのケースに収納し、いつでも持ち出せるようにしています。

この非常食ケースの中身は3か月に1度見直し、賞味期限が近いものは隣の食品ストックの箱に移し、無駄なく食べきるようにしています。ケースの中にある1番賞味期限が近い食品の賞味期限をマステに書いて貼っておくと、見逃さないのでおすすめです。

非常食用の長期保存食は左上の透明な取っ手付きのケースに

長期保存できる食品ストックは、特売だからといってついつい買いすぎては忘れて、結局食べきれずに賞味期限を迎えるという事は誰しもご経験があるのではないかと思います。

また、安いからと定番品でないものを買ってみて失敗というケースもよくあります。

なるべく定番の物を、自分が把握できる分だけ買う事、これだけで無駄を減らすことができます。

日用品も食品も定番にすると、価格の変動も少なく予算が立てやすいです。

 

使い切れずに捨てることは家計にも環境にも負担となります。無駄な物はなるべく買わずに、今ある物で生活するのは食費や生活費を減らす1つの方法です。

 

ちなみに、私は不動産の仕事をしているのでついつい考えてしまうのですが、収納場所にも家賃や固定資産税がかかっていることを忘れてはいけません。東京都内の場合、家賃相場だと1㎡2,000円/月以上、購入する場合は1㎡あたり100万円以上のお金を出さなければ買えません。

職業柄、必要のない収納にお金を払うのがとてももったいなく感じてしまいます。

収納量を減らし、コンパクトな家で、物を持ちすぎないようにすればそれだけで節約に。

実際、我が家は60㎡の家に家族4人で住んでいます。

コンパクトな家ですが広々と快適に過ごしています。

 

無駄の見直し。まずは身近な食品ストックの見直しから始めてみてください。

 

◆「アカネさんの究極時短な家」毎週日曜11時30分配信!◆

 

撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)、一部筆者撮影

 

≪整理収納アドバイザー・宅地建物取引士 佐藤丹音さんの他の記事をチェック!≫

 

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