56歳「それほど更年期がひどくなかった人」ってどんな症状が出た?いつ閉経しましたか?【100人の更年期#67】前編
OTONA SALONE / 2022年6月12日 21時0分
閉経の前後5年を一般に、更年期と呼びます。日本人の閉経の平均年齢は50歳なので、45-55歳の世代は更年期に当たる人が多いもの。身体の不調に苦しみ「更年期障害」の状態に至る人もいます。
私ってもう更年期なの?みんなはどうなの?
オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。(ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです)
【100人の更年期#67】
ヨシミさん 56歳
子ども二人はすでに独立。現在は派遣社員としてコールセンターで働きながら、フラワーアート作品の制作、販売をおこなっている
初めて更年期を意識したのは30代後半。症状は「めまい」だった
みなさん、こんにちは。現在56歳、もうすぐ57歳になるヨシミです。私は47歳のときに子宮内膜増殖症という病気にかかり、52歳で閉経する辺りまでホルモン剤を飲んでいました。そして今日まで、いわゆる更年期の症状をあまり感じないまま過ごしてきました。
私の病気と更年期の関係性は分かりませんが、私と同じように婦人科系の病気と向き合いながら更年期を過ごしている人の参考になればと思い、体験談を話すことにしました。
更年期を初めて身近に感じたのは、30代後半のときに頻発した、めまいでした。病院で注射を打ってもらったらすぐに治りましたが、私の症状を見ていた友人から「それって更年期かもよ」と言われたことがきっかけでした。まだ30代でしたし、それまでは更年期なんて頭の片隅にもありませんでした。また、めまいの他には更年期に当てはまる変化はなかったので、あまり気にせずに生活していました。
2週間続く生理。いよいよ閉経かと思ったら、まさかの…
それから10年ほど経ち、47歳のあるときから、生理がなかなか終わらない月が増えました。大量の出血が続くときもあれば、少量のままダラダラと終わらないときもある、そんな感じで、月の半分、2週間くらいは生理中という時期がありました。
病気かも?閉経の予兆?それとも更年期?そんな不安を抱えながら、婦人科へ行って検査をしてもらいました。検査の結果は、子宮内膜増殖症という子宮の内膜が異常に厚くなる病気でした。
そのとき体内には、医療用のバケツ2杯分の血が溜まっていたそうで、先生から「よく貧血にならなかったね」と驚かれました。
50歳で生理周期の乱れとホットフラッシュが始まった
子宮内膜増殖症と診断されてから、生理の状態を整えるためにピル(ホルモン剤)を飲むようになり、3年ほどで完治しました。このときが50歳くらいです。ピルは52歳くらいまで飲み続けました。
完治した後から、徐々に生理周期に変化がでてきました。遅れて始まったり、始まっても終わりがけ程度の出血しかなかったり。「閉経のサインかな?」と思いながらも、年齢的に閉経してもおかしくないので、あまり気にせずにいました。
その頃、たいして暑くない日なのに、耳から上にかけての範囲限定で汗をかくようになりました。1日に2~3回起きたと思います。症状が出るのは仕事中で、家にいるときはなかったです。ただ、汗が吹き出して止まらなかったり、顔がほてって真っ赤になったりはしなくて、タオルで汗を拭けば大丈夫な程度でした。
そんなに気にするほどではなかったものの、病気の治療中に先生から「更年期の症状はない?」と常に確認されていたので、「もしかしたら、これがホットフラッシュかな」と思い、病院へ行きました。
≪ライター・薬事法管理者 力武亜矢さんの他の記事をチェック!≫
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