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「きさめ」ではありません。「喜雨」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年6月24日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「喜雨」です。

「喜雨」の読み方は?

「喜」も「雨」も日常生活に馴染み深い漢字ではありますが、「喜雨」と表されたことで「え、なんて読むの?」と戸惑った人は少なくないはずです。「喜雨」の意味は、その漢字が表す通り、雨が喜ばしく感じられる様を表していますが、「よろこびあめ」とは読みません。

正解は……

「きう」です。

「喜雨」は

長い日照りが続いた後に降る雨。慈雨。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

「喜雨」と雨に関する類語

上記「喜雨」の意味に記されている「慈雨」は「じう」と読みます。

「慈雨」は

万物をうるおし育てる雨。また、ひでりつづきのときに降るめぐみの雨。甘雨。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

「慈雨」には「甘雨」という言葉が含まれています。「甘雨(かんう)」は

草木をうるおし、生長を助ける雨。滋雨(じう)。膏雨(こうう)。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

「甘雨」の意味の中に、またまた「喜雨」とも「慈雨」とも違う雨の表現、「膏雨(こうう)」があります。

膏雨

(「膏」はうるおいの意) 農作物をうるおしそだてる雨。おしめり。甘雨。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

空から降ってくる「雨」だけでこんなにも豊かな表現があるんですね!

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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