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更年期のうつ症状を治してくれる漢方薬には何がある?代表的なもののほか

OTONA SALONE / 2022年6月23日 17時1分

更年期女性が持つお悩みのひとつに「憂うつ感、気分の落ち込み」などのうつ症状があります。

今回は、更年期うつを改善する方法について「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに教えてもらいました。

 

「根本的に更年期のうつを解消したい」なら漢方薬を試してみて!

更年期症状のひとつでもある「うつ症状」。

更年期の不調の改善には日本産婦人科学会も推奨している漢方薬がおすすめです。

更年期になると、女性ホルモンの急激な減少により、自律神経や幸せホルモンと呼ばれるセロトニンのバランスが乱れて、抑うつ状態やイライラなどを生じ、感情が不安定になりやすくなります。

それ以外にも、意欲が低下する、疲れやすい、眠れないなどいくつもの不調が出てくるのが更年期の特徴です。

漢方医学では、ホルモンバランスの乱れ以外にも、気力の低下や緊張、ストレスなどが、抑うつ状態や不安感などの不調の原因になると考えます。

更年期うつには、消化・吸収機能を改善して栄養を全身に届け、からだの内側から元気にする生薬や、自律神経のバランスを整えて緊張した神経を落ちつけたり、気分の落ち込みを改善する生薬、興奮を鎮めたり抗ストレス作用のある生薬などを含む漢方薬で治療を行います。

また、漢方薬は、血流や水分の巡りを改善して、老廃物や毒素をからだの外に排出することで、更年期のさまざまな不調を同時に改善することができます。

からだの内側からやさしく働く漢方薬なら、毎日のむだけで不調の解消と根本的な体質改善を目指せるでしょう。

<更年期うつの改善におすすめの漢方薬>

  • 加味帰脾湯(かみきひとう):不眠や精神不安、貧血が気になる方に。
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):疲れやすさや食欲不振が気になる方に。
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):のどの違和感や不安感、動悸が気になる方に。

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家に力を借りるのがおすすめです。

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で、個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方(オンライン個別相談)」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

相談もスマホで完結しますので、対面では相談しにくい悩みも気軽に相談できます。

 

更年期のうつ症状から抜け出そう!

40代や50代になって気分の落ち込みや憂うつ感などのうつ症状が続くのは、更年期が原因かもしれません。

ひとりで悩まずに、専門家へ相談してみませんか?

漢方薬で心とからだのバランスを整えて、更年期も笑顔で過ごしていきましょう。

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師  JAMHA認定ハーバルセラピスト

製薬企業の研究所勤務を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法で

健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。

現在も漢方調剤薬局で薬剤師として働きながら、「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中です。

 

≪あんしん漢方 薬剤師  清水 みゆきさんの他の記事をチェック!≫

 

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