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岩井志麻子 「超若作り」か「年相応」か。私がヒョウ柄を着る理由。

OTONA SALONE / 2017年6月27日 11時30分

岩井志麻子 「超若作り」か「年相応」か。私がヒョウ柄を着る理由。

皆さんまだ覚えてますか、山辺節子容疑者。

タイで詐欺で捕まった、ということよりも、逮捕時のすごい若作りの方が強烈な印象を与え、話題はそちららばかりになってしまった。

聖子ちゃんカットに露出度の高いぶりっ子ファッション(若い人は聖子ちゃんカットと込みで検索をお願い)だけでなく、六十二歳を三十八歳といい張ってた精神の若作り、いや、これぞ詐欺もネットを炎上させた。

 

要らんお世話だと思うけれど

私は基本、明らかな場所をわきまえない、たとえば葬式に派手なミニスカとかの周りを不快にさせる格好でなければ、本人が好きな服を着ればいいし、他人が年相応の格好をしろだの似あわないだの趣味が悪いだの、そんなこというのは要らんお世話だと思う。
ただ心の中で、いってあげたいな、誰かいってあげればいいのにな、と葛藤するときはある。節子容疑者だけでなく、自分が一番輝いていた時代、最もモテていた頃のファッションを引きずる人ってのは周りにちらほらいるけど、芸能人の中にもいらっしゃる。

 

セクシー系な芸能人A子さんの話

先日お会いした女性芸能人A子さんはまさに節子容疑者と同世代なのだけど、しわしわのお顔や首筋や腕で、ものすごく露出度の高いドレスをお召しだった。髪型も全盛期のまま。節子容疑者もだが、過剰な若作りはかえって老いが目立ち、実年齢が浮きあがる。

詐欺師と一緒にするのは失礼だが、若いときはセクシー系で人気だったA子さんも、どこかで時間が止まっている、いや、止めていた。

今、ほとんど仕事はされていない。共演者もスタッフも、A子さんに何も的確な適切なアドバイスができない。いや、本当のことがいえない。

A子さんが自信満々だからだ。

 

年相応の格好をすることは幸せなのか

年相応の格好をした方が仕事が来るよといっても、まさに余計なお世話。今の格好のまま、仕事を待ち続ける方が幸せなのだ。
私は勝手に、脳内でA子さんのスタイリストをした。すっきりショートにして落ち着いたデザインと色合いのスーツかワンピースを着せたら……美しいマダムだろう。再び一緒にして申し訳ないが、節子容疑者も年相応のオシャレをすればきれいなマダムだと思う。
だけどどちらも、現実より夢の世界に生きたいから夢の世界の格好をしている。

私の場合、いつもヒョウ柄を着ているのは強いポリシーではなく、むしろファッションチェックやダサいとの批判からの逃げ。けっこう現実に生きてるのね、私って。

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