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婚活6年で初めての気持ち! 彼はいままでの男性とは違う!?【40代からの婚活記#317】

OTONA SALONE / 2022年8月31日 17時0分

40代の婚活は、豊かな人生経験の宝庫。44歳の夏から婚活を始めたOTONA SALONE編集部長・アサミ、婚活歴ついに6年達成! これまでに100人以上の男性と出会ってきた。

50歳になったので、微妙にタイトルを【40代からの婚活記】とアップデート。誠実そうな相手・マジメさんに出会って……。この話は50代独身女性が「実名+顔出し」で書いている、婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

【「婚活記」の過去記事一覧はコチラ

【40代からの婚活記#317】

私も「ダメなところ」を伝えたい

マジメさんが失敗談を話してくれたので、私もダメなところを開示していきたいと思った。彼の「思っていた通りの素敵な方でした」というメッセージはうれしくはあったけれど、最初だけいい印象であとでガッカリされる傾向が私にはあるからだ。買いかぶり過ぎにならないために。

マジメ「こんばんは。さっきジムから帰ってきたところです。基本的には平日の会社帰りに1回、週末に1回は行くようにしています。ストレッチとウェイトトレーニングをしていますが、どちらも軽くなので実質的には単なる気分転換ですね。

僕もまったく外出しない休日が普通にありますよ。平日会社に行ってるから週末くらいは家でのんびりしてもいいのかなと思います。出かけてばかりだと精神的に疲れちゃうような気がします」

なんだかホッとした。共感して寄り添ってくれるようなメッセージ。マジメさんとなら、振り回されたり、心を乱されたりすることなく、お付き合いしていけるかも……。そう思っている心の奥底には、まだあの人のことを考えている自分がいた。

 

考えてしまう「あの人」

「あの人」とは、ジェントルさんのことだ。婚活をするようになってから、お付き合いに至った唯一の男性。出会ってから交際に至るまでは約5カ月、恋人同士になってからは約3カ月でお別れした。それから3カ月で再会と復縁を経て、約10カ月交際する。けれど再び別れのときがきて、彼は私を残して台湾へ行ってしまった。

彼と過ごしたのべ18カ月は、まったく安定しなかったし安心もできなかったけど、キラキラと輝いた思い出としていまも心に残っている。恋愛の感情を忘れて10年経ち、もう一生恋愛なんてしないと思っていた私に、再び男性を「ときめき」「好きになる感情」を思い出させてくれた人。恋愛の楽しさも苦しさも、愛することの本質的な大切さを思い出させてくれた人。

 

10年ぶりに恋愛できた人

だけど、あの人はもう戻ってこない。

いつまでも彼のことを考えていても仕方がない。

一刻も早く忘れるほうがいい。

そして、マジメさんとちゃんと向き合っていくことが大切。

 

頭の中では十分すぎるほどわかっている。いまの私にとってはそれが心の安定になるし、これからの人生を考えるうえでもマジメさんとのことを真剣に考えてコミュニケーションを取っていったほうが前向きだ。

 

頭と心って、やっぱり別。

 

頭と心って……!

とはいえ、いまの私が見つめるべきは現実。

あの人はいつ日本に返ってくるかわからないし、連絡先もブロックされているし、よっぽどの奇跡がない限り、二度と会うことはないんだもの。

 

だったら……ときめきは感じていないけれどマジメさんとコミュニケーションを続けて、お互いにいい関係性が築いていけるかを確認していかないとね。これから定期的に会っていくうちに、ときめきを感じるようになるかもしれないし!

いまでもなんとなく安心感はいだいているのだから。少なくとも、あの人には最後までいだけなかったものを、彼には感じている。

 

いつか「ときめく」かもしれない

翌日もまた、マジメさんは仕事が終わって家で落ち着いた21時ごろにメッセージをくれた。

マジメ「こんばんは。昨日、ネットで注文して届いた電気ケトルを使ってみました。もともと、ネットの口コミ評判をいろいろ見て決めたのですが、なかなか良かったです」

そういえば昨日の午前にAmazonで注文したものが到着すると書いていたっけ。電気ケトルだったんだ。

アサミ「電気ケトルを買われたんですね。どこのケトルを買ったんですか? 私も少し前に壊れてデロンギのものを買いました。電化製品って壊れるときは立て続けにあったりしませんか? 実は最近、掃除機が危うい感じで。買い替えを検討してます」

ネットの口コミ評判をチェックして買うマジメさんは、お買い物も堅実そう。

 

彼の評価は堅実そう

マジメ「僕はタイガーの電気ケトルを購入しました。以前はティファールだったんですけど、今回はなんとなく国内メーカーにしてみました。ティファールとの差異で言うと、注ぎ口がクローズドなのでほとんど湯気が出ないところと、二重構造で回りが熱くならないところが気に入りました。逆に蓋を完全に外さないと水を入れられないのは若干めんどうだなという感じです」

すごい! ご自身が感じているメリットとデメリットを明確に返信してきた。

マジメ「確かにいろんなものが同じタイミングでダメになるってことありますね。家電は引っ越しのタイミングで一通り揃えたのですが、買って良かったと一番思ったのはロボット掃除機です。うちの掃除はルンバに任せっきりです」

 

ロボット掃除機、気になる!

おっと! なにげに気になっていたロボット掃除機、そしてルンバ! マジメさんが一番買って良かったと言っているのはかなり興味深い。

アサミ「ルンバ、いいですね! 私もルンバとブラーバが気になっていつつ、まだ買っていません。うらやましいです。ひとまず掃除機があやしいので実はルンバを考えていたのです。オススメですか?」

堅実っぽいマジメさんの評価はなんだか信用できそうで、念のため聞いてみた。

マジメ「ルンバは本当にいいですよ。オススメです。会社に言っている間に掃除をしてくれているので時短になります。忙しく働いている一人暮らしや共働きの家庭には特にいいと思います」

 

真剣に気になってきた!

ここまでマジメさんが推しているので、真剣に気になってきた。

少し前に、会社の先輩からもルンバのオススメをされたところだった。共働きのDINKS家庭で犬と暮らしている。犬の毛の掃除が大変だったのだが、ルンバを買ってからとても家事がラクになったと。

アサミ「マジメさんがオススメするなら買ってみようかしら。実は会社の先輩でルンバを持っていらっしゃる方がいて、とても便利だと言ってたんです。私みたいな一人暮らしには超オススメって。マジメさんもおっしゃるなら、本気で買い替えようと思ってきました」

こんな気持ちも初めて!?

やっぱりルンバ買おうかな……。

高価な家電であるロボット掃除機は前から気になっていたし、先輩のオススメな言葉でも心を動かされていた。そこにマジメさんのオススメが加わったので、かなり本気で購入モードのスイッチが入った。

やっぱり買い物って、リアルに知っている人のオススメがあると、しかも複数あるととてもグッとくる。ま、マジメさんは知り合って1カ月ちょっと、リアルに会ったのは1回だけなのだけれど。

そのくらい、マジメさんは信用できそうな人だと私は感覚的に思っているんだ。意外と警戒心の強い私にしてはちょっとめずらしいかもしれない。こんな気持も初めてだ。それだけ、マジメさんは私にとっていままで出会った男性とは何か違うのかもしれない。

 

 

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≪OTONA SALONE編集部長 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫

 

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