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今さら聞けない! 40代が買うべき2大名品【ボーダーカットソー】の違いとは

OTONA SALONE / 2022年9月15日 19時0分

シーズンが短い秋はベーシックアイテムを見直すと良い時期。とくに注目したいのはボーダーのカットソーです。着回し力も高く、年代を超えて愛される。まさに永遠のベーシックですよね。そんなボーダーカットソー往年の2大ブランドといえば「Saint James(セントジェームス)」と「ORCIVAL(オーシバル)」。一度は手にしたいブランドですが、皆さんはこの両ブランドの何がどう違うのかお分かりになりますか?今回は、ボーダーカットソーの買い直しを検討されている方におすすめの名品ブランドの違いについてご紹介します。

 

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肩の力を抜きたい大人は「Saint James」

フランスのノルマンディー地方で生まれた老舗ブランドのSaint James(セントジェームス)。触るとわかるしっかりとした肉厚な生地は使い込むほどに肌に馴染んでいくので、デニムと同じく育てる楽しみがあります。よく比較されるオーシバルのカットソーとの大きな違いは、オーシバルよりややゆとりがあるシルエット。洗うと縦に縮み着丈に変化が出る(3cm程度)。ピッチ(ボーダーの幅)はやや狭めに設計されているといった3点がポイントです。

また、シーズンによって新色も多く展開されていますが基本の形は変わらず。色合いもベージュ、ペールグレーなど優しいトーンや落ち着いたカラーが多めとなっています。

カジュアルになりがちなボーダーカットソーを上品かつシンプルに着たい方はセントジェームスがおすすめです。また、色合いも優しいので肩の力を抜いた抜け感のあるファッションを表現したい方にも向いています。

 

爽やかさと遊び心が欲しいなら「ORCIVAL」

対するオーシバル(呼び方はオーチバルでもOK)はパリ生まれ。1950年頃には海軍の制服にも採用されるなど由緒正しい老舗ブランドです。先にご紹介したセンジェームスとの大きな違いといえば、シルエットがジャストサイジング(小柄な日本人向け)、洗うと横に縮みやすい、ピッチ(ボーダー幅)はやや広めといった点。生地の厚みや耐久性、素材については、どちらも大きな違いはなく高品質。

ただし洗うと横に縮みやすいという点からピッタリしたサイズ感が苦手な方は通常よりもワンサイズ上を選んでおくとよさそうです。また、セントジェームスに比べると配色、デザイン、シルエットなどの種類が豊富でファッション性に優れています。ブランドのアイコンとなる蜂のマークが描かれたタグもどことなくポップな印象に。

ピッチの太さもそう大きな違いはないものの、やや幅が広めということもあり着こなしにどこか可愛らしさが出るのがオーシバルの良いところでしょうか。遊び心を効かせたい方はオーシバルのカットソーがおすすめです。

 

できれば店頭での試着がおすすめ

セントジェームスとオーシバルのどちらにも言えることなのですが、サイズ選びを慎重に吟味されることをおすすめします。というのも、しっかり目の詰まった耐久性に優れた製品なだけに、洗濯すると縮みます。そのため実際に試着をしてみて体の泳ぎ方や着丈のバランス、身幅のサイズ感などを事前にチェックしておく必要があります。ネットで購入もOKですが、初めて両ブランドを手にする場合は一度ご自身の満足のいくシルエットを吟味するためにもお店で試着を重ねてから購入すると、より満足度の高いお買い物ができるのではないでしょうか。ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にボーダーカットソーの新調・買い直し・見直しをしてみてくださいね。

 

≪ファッションライター 角佑宇子さんの他の記事をチェック!≫

 

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