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「たくしょく」ではありません。「柘植」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年9月29日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「柘植」です。

「柘植」の読み方は?

「柘植」の「柘」は「開拓(かいたく)」や「魚拓(ぎょたく)」「拓地(たくち)」などの「拓」によく似ており、「柘植」を「たくしょく」と読みたくなるところですが、残念ながらそれは間違い。「拓」と「柘植」の「柘」は、異なる意味の漢字ですので注意しましょう。

正解は……

「つげ」です。

「柘植」は「黄楊」とも書き、

ツゲ科の常緑低木。暖地の山地に自生。葉は楕円(ダエン)形で革質。材は黄色で堅く、櫛(くし)・将棋の駒(こま)・版木などに用いる。

出典元:つげ|言葉|漢字ペディア

という意味です。

「柘」には

①やまぐわ。桑の一種。
②つげ。ツゲ科の常緑低木。

出典元:柘|漢字一字|漢字ペディア

という意味があります。

読み方は

  • 音読み シャ
  • 訓読み やまぐわ・つげ

で、「柘」だけでも「つげ」と読むことができます。とはいえ、日本漢字能力検定準1級に相当する漢字であり、日常生活ではあまり見かけない漢字かと思います。

ちなみに、よく似ている「拓」は

①ひらく。未開地をきりひらく。
②おす。刷る。石碑の文字などを写しとる。

出典元:拓|漢字一字|漢字ペディア

という意味があります。

漢字の成り立ちは「柘」も「拓」もともに形声文字(音を表す字と意味を表す字を組み合わせたもの)ですが、「拓」は手と音符「石(セキ)→(タク)」から成り、きりひらくという意味を表しています。部首が手を表しているのか、木を表しているのかに注意しましょう。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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