100年の恋が秒で冷めた!カラオケは恋のリトマス試験紙?【東京恋愛観察図鑑#1】
OTONA SALONE / 2017年7月8日 19時0分
初めまして。一風変わった男子に惹かれてしまう困った女・ヒトリンと申します。「んなこと言ってるから、お前は独りなんだよ!」と突っ込まれる前に、先に名乗らせていただいております。
出会いには事欠かない、ビッグシティ東京。でもここで、ピッタリくる相手に遭うことの難しさ。しばらく、過去のさまざまな出会いや出来事を検証してみようと思い立ちました。皆さまが見てきた景色と重なる部分があれば幸いです。
第1回は「カラオケは恋のリトマス試験紙」です。
カラオケは、恋が冷めやすい場所なのかもしれない
過去、ちょっとイイ感じだった男性と二人or複数でカラオケに行ったことで、終わってしまった出会いが何度かあります。「アリかな、ナシかな」という不確定ライン上にいるときの気持ちって、すごく危ういですよね。何かの拍子でグッと盛り上がることもあれば、急に盛り下がってしまうこともある。カラオケは、どうも後者が起きやすい場所のようです。
相手が歌に興じる姿を見ているうちに、「あれ、なんだろう……ちょ、ちょっと違うかも?」となり、ほのかに灯りかけていた恋の火がスーッと消えてしまう。さっきまで感じていなかった違和感が、じわじわと心の中に広がってしまう…。そんなことが時折起きるのです。
「選曲」や「歌い方」以外の、何かが引っかかるとき
人の意外な一面が見えやすい、カラオケ。普段はクールなのに、往年の渋谷系王子の曲を歌い出し、我慢しきれずお尻をフリフリし始める方。真面目そうな男性が斜め45度からのビジュアル系に変身したかと思えば、オールディーズの曲をオペラばりの裏声英語で歌い始める、なんて方もいました。
でも、選曲や歌い方、うまいへたが一番の原因ではないのです。多分。どんなジャンルの曲でも興味を持って聴けるほうですし、本気のパフォーマンスであるほど拍手喝采を送りたい派です。本来は。
ただ、「酔った目でチラチラとこちらを見ながら大いに歌われる」ということが起きると、私はどうもダメなようです。何か「共感」や「アイコンタクト」を求めるような目つきというか、潤んだ視線というか…(エロ目線とは異なるものです)。
男性陣にこの感覚を伝えるとすれば、まだ付き合ってもいない女に、酔って瞳孔の開いた目で見つめられながら『ト◯セツ』を歌われるような感じ…というところでしょうか。(まだ好きかどうか分からない異性だと、ちょっとゾクッとしないですかね!?)
重ためなラブソングでも、男友達が普通に歌っているときは何も感じないので、やはり交際前の男女間に特有の電波とセンサーが関係しているのではないかと思うのです。
「生理的にアリかどうか」が分かるのかも?
とは言いながらも、一度だけ「カラオケ違和感」を無視してお付き合いを始めてみたことがあります。その方はカラオケ後の言動がとてもユニークで、一周回って面白くなってきたのです。しかし、一緒にいるほど当初の違和感は増していき、結局は2ヶ月も経たずに終了…。
思い返してみれば、カラオケで違和感がなかった殿方たちとは、何年も付き合うことができました。もしかしたら、「酔って歌う姿を見て違和感がない異性=生理的にアリな相手」ということなのかもしれません。
お酒も歌も、軽い「自己陶酔」が許されるツール。陶酔する姿を見ても好意的に思えるかどうかは、自分なりの、恋のリトマス試験紙になるような気もします。
違和感を感じるポイントは、人によっても違うと思いますが、本能的なシグナルを感じられる場所はそんなに多くはないもの。異性への気持ちがわからないときには、カラオケを活用してみてはいかがでしょうか…。細かいところに目をつぶりたいときは、あえて行かないのもアリかと思いますが!
次回は、「メールが長い男との恋」です。
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