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「ふたば」ではありません。「不束」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年10月25日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「不束」です。

「不束」の読み方は?

「束」は「花束」や「札束」のようにたばねたものを数える語の印象や、「約束」や「結束」などの言葉が印象的です。とはいえ「不束」の読みは「ふたば」でも「ふそく」でもありません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「ふつつか」です。

「不束」とは

1 気のきかないさま。行きとどかないさま。不調法。
2 太くて丈夫なさま。
3 太くてぶかっこうであるさま。
4 風情がなく、下品であるさま。無骨。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「不束者ですが……」といった表現を聞いたことがあるはずです。この「不束者」は“気のきかない人。行きとどかない者。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”を表しています。

「つか」の読みが意外に感じられるかもしれませんが、「束」には冒頭で紹介した「ソク」という音読みや「たば」という訓読みの他に、常用漢字表外の訓読みではありますが、「つか・つか(ねる)」とも読みます。「束の間(つかのま)」という言葉なら、聞き馴染みがあるのではないでしょうか。

ちなみに「束の間(つかのま)」は

ほんの少しの間。わずかの間。

出典元:つかのま|言葉|漢字ペディア

という意味ですが、「束(つか)」には“矢の長さをはかる単位。指四本を並べた長さ。(出典元:束|漢字一字|漢字ペディア”という意味があります。「束の間」の由来は、指四本で握るほどの長さであることからきています。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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