#54 独女の本音「恋愛で傷つくくらいならこのままでいい」【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2017年8月16日 17時0分
44歳で婚活をスタートさせて約1年。いっこうに進展する気配のないOTONA SALONE編集長アサミによる40代の婚活。恋人いない歴も8年数カ月と、自己2番目の記録を更新している(※自己最高記録は19年、19歳での記録)。
婚活パーティに行ってデートしても続かないし、ピンとくる人にも出会わない。そして過去の恋愛を振り返ると自分の男運(見極め力)もあまりない。もともと感じていた男性不信に輪をかけて不信感をつのらせることに……。これは40代独女のリアル婚活記である。
結婚に求めるのは「条件」じゃなくて
「男性とは、勝手にやってきて勝手に去っていくものだ」。
いままでの恋愛と1年の婚活を振り返ってみて、このことをつくづく実感している。
と、同時に私が本当に求めているものもわかってきた。結婚相手に求める譲れない条件( https://otonasalone.jp/24394/ )で「におい」だ、「体毛」だと勝手なことをほざいていたが、そんな条件はたいしたことではなくて……。
婚活マッチングなどでは相手をまず条件で絞り込んだりしているが、その条件を満たしていても、勝手に去っていく男性かどうかはわからない。「いつか去っていく」という不安はつきまとう気がする。
たぶん私が本当に求めているもの。それは「ずっとそばにいてくれる信頼感」なのかもしれない。
友達や知人との「仲」はずっと続く
幸せなことに、私は両親や姉と仲がいいし(全然マメに連絡しないけど)、友達も小中学校・高校・大学・社会人……それぞれの時期の友達とずっと仲良くしているし(これもマメじゃないけど)、仕事で知り合った方々ともいい信頼関係でお仕事させてもらっている(これもマメさに欠けるけど)。
家族も友達も仕事で知り合った方々も、一度距離が近くなったら基本的にずっと仲良くしている。たとえ物理的な距離は離れていても、精神的な裏切らないという安心感がある。
何度もいうが、本当にマメじゃなくズボラな私なのに、みんなとの仲は続いている。だから、これからも大切にしたい。
なぜ恋愛の「仲」だけ続かない?
かたや、恋愛になるとどうだろう。
好きだと言ってきたのに、相手から別れようと言ってくる。私はできればずっと仲良くしていたいのに、一方的にサヨナラされるパターンが過去の恋愛ではほとんどだった。
なんなんだろう、恋愛って。
他の人間関係は仲良くなったらあまりお別れしないのに、恋愛だけそうじゃない。友達や知人は複数つくれるけれど恋人は複数つくると……っていう問題もあるから……。仕方ないといえば仕方ないのだけれど。
来てくれるなら「特約」つきで
20代の頃は、付き合って別れることがあっても、それはそれでよかったんだと思う。多少は傷ついたけれど、若さゆえに心の新陳代謝がよかったので、その傷は比較的早く癒えていた。
でも、いろんな意味で新陳代謝が低下してきた30代後半。同じような傷だったのかもしれないけれど、癒えるまでに20代より時間を要した気がする。
それだけに40代のいま。以前よりもっと傷つくのが怖いと思っているし、万が一傷ついたら立ち直るまでにどれだけ長い時間を要するのだろうか。
私のことを好いてくれるなら、生命保険みたいに「勝手に去っていきません特約」とか、つけた状態で来てくれないかしら……。もしその特約がないんだったら、来なくて結構。恋愛で傷つくくらいならいまのまま、おひとりさまのままでいい。一人で生きていく準備は着々と進んでいる。
久しぶりの知人からの連絡
婚活を1年やってみたけどうまくいかないし、男性に対しても不信感が増すばかり。やっぱり、私は一生、おひとりさま人生でいくことを選んだほうがラクなのか。
そんなことを考えていた頃、ある知人から久しぶりに連絡が入った。
知人Y氏「最近どうなんですか、例の婚活は?」
アサミ「どうもこうもないですよ。何にも進展ありません」
知人Y氏「あ、そう。それじゃ前にちょっと話した人、紹介しようか」
実は数カ月前、私の婚活記事を読んでいたこの知人Y氏から「会わせてみたい人がいるんだよね」と言われていたのだった。でも、私がバタバタしていたり、婚活にやる気を失っていたこともあって、そのままペンディングにしていた。
でもいま、デートの予定も、デートの相手もいない。
それに、知人が紹介してくれるなら……そんなにヒドい人を紹介することはないんじゃないか?
アサミ「その件、まだ“イキ”ですか?」
知人Y氏「大丈夫だと思うよ。ちょっと聞いてみるよ」
アサミ「ありがとうございます!」
紹介デートのお相手は?
その後、しばらくして知人Y氏から連絡が入った。
知人Y氏「彼、OKでしたよ。さっそくセッティングしてもいい?」
アサミ「はい! もちろんです」
知人Y氏「それじゃ月末にでも。日程候補は後ほどメールしますよ」
アサミ「ありがとうございます!」
はじめましての人とデート(?)するのは……ホワイトさん以来、約5カ月ぶりだ。知人Y氏の学生時代からの友人とは聞いているけれど、他のことは何もわからない。
しばらくすると知人Y氏からメールが届いた。開いてみると日程候補のほかに、紹介する相手のプロフィールが添付されていた。紹介してもらうことになったお相手は……弁護士の男性だった。
【久しぶりに新たな出会いへ一歩を踏み出した40代の婚活。来週水曜17時をお楽しみに!】
【前回はコチラ】
#53 なぜ40代独女は恋人いない歴が長いのか? 【40代編集長の婚活記】( https://otonasalone.jp/34019/ )
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